日経

「欧州、金融危機抑止へ財政協定棚上げ 「あらゆる措置講じる」

英独仏伊の欧州4カ国首脳による金融危機対応の緊急会合は4日夜(日本時間5日未明)、共同声明を採択し終了した。銀行への資金投入や預金保険拡充など今後の公的支出が膨らむ場合は、財政規律の維持を定めたユーロ圏の「安定・成長協定(財政協定)」の履行棚上げを示唆。欧州各国が青天井で危機を封じ込める構えを示した。ただ今回の異例の措置が各国の財政規律を緩ませ、統一通貨ユーロの信認に影響する可能性もある。

 会合後に記者会見したサルコジ仏大統領は「金融システムの安定を保つために欧州各国は必要なあらゆる措置を講じる」と言明。銀行の経営危機などには経営者や株主の責任をはっきりさせた上で救済に乗り出し、実体経済への悪影響を食い止める姿勢を強調した。

 声明は欧州委員会に対して、各国の対応を柔軟かつ機動的に評価するよう求め、さらに「財政協定の妥当性は現下の異常な状況の影響を受ける」と明記した。公的資金投入などによる財政支出が生じた場合には、協定違反を事実上容認する方針を示した。(12:00) 」




欧州は米国よりも対応が早い、米国の遅れを見て対応を急いでいるようだ。