その同じ時代が長きにわたり続くにはそれなりの背景がなければありえない。
「全ての道はローマへ通ず」とまで言われました。
今、世界遺産の勉強をしているところですが古代ローマ帝国には5人の賢帝がいたそうです。
ネルウァ帝は貧農を保護し、ローマ市の水道整備、穀物配給を徹底させた。
トラヤヌス帝は軍事力を発揮してローマ帝国の勢力範囲を最大限に拡大させた。その一方で庶民的な皇帝と慕われた。
ハドリアヌス帝は歴史に残る多くの建築物を残した。
アントニウス・ピウス帝は公費の節約、扶養基金の設立、属州の財政負担の軽減など。
最後の賢帝、マルクス・アウレリウス・アントニウス帝は穀物配給や福祉を推進したそうです。
現代の政治家も、歴史に残る良き時代が長く続くように古代の賢帝を見習ってもらいたいものです。