休みの間に決めたことはリーマン処理ではなかった。メリルリンチだった。初めからリーマンを助ける気はなかった。
あの言葉は余分だ。
これからモグラ叩きが始まるかどうかだ。当面はAIGだ。
日経
「住宅価格の下落をきっかけにウォール街全体を巻き込んだ金融危機は、世界最大手の保険会社であるAIGにまで及んだ。金融業界の混乱がさらに深刻化する恐れが高まるとともに、危機を沈静化するために米政府は極めて困難なかじ取りを迫られている。AIG株の15日終値は、前週末比7.38ドル(60.79%)安の4.76ドルとなった。その後の時間外取引ではやや値を戻し、4.81ドルで取引された。
AIGは世界の企業のリスクに対する保険を扱っており、同社が経営破たんすれば世界の金融システムを揺るがすことになる。
AIGはこうした危機を回避するために、最大750億ドルの調達を急いでいる。また事情に詳しい筋によると、AIGは17日までに新たな資金を確保しなければ、連邦破産法の適用を申請する以外に選択肢はなくなるかもしれないという。」