昨年の高値から約1年が経過した。これを誰も小さな調整だという人はいないだろう。誰も認める本格調整だ。しかも、世界的にこれまでの経済史上にないほどの激変だ。


1929年時は3年で約9割もの下落となった。バブル崩壊の日本は底値を打つまで約8割の下落だ。さて今回はどうなるんだろう。まだ底値は確認できてない。最大のバブルとなった中国はまだ一向に下げ止まりの兆候が見えない。


これまでの平均ならば2010年までは調整が続くと腹をくくった方がよさそうだ。まだ道のりは長い。この一年で大きな値幅調整が済んだと仮定してもこれからは長い日柄調整が普通ならばあるだろう。これまで傷んだ投資家の心理、そう簡単には癒されることはないだろう。売る人は売り、逃げる人は逃げる。そして、この焼け野原の市場から誰もいなくなるだろう。だが、粘り強くこの暗く長い相場と向かい合うことができる限られた参加者にはきっと救いの手が届くと信じている。


幸いにして今回の震源地は日本ではない。日本市場の投資主体者が外人投資家であったことがこうした大きな下落を招いてしまったが日本経済自体に致命傷の傷はない。晩秋の中間決算の結果を見て中間反騰に向かうことを期待している。