やはり警戒感が出ていた電池関連は調整入りのようです。深い押しはないとも考えられるがそれにしても関係ないものまで何でもいいから買いつける相場はいただけない。東証も見かねて規制を掛けました。食品もそうです。節操のない買い方は大けがをするのがいいところ。当ブログの賢明なる読者の皆さんはそうしたことはないでしょう。


相場の裾野は広がりました。


ハイブリッド関連がモーター関連にも広がりを見せましたね。充電装置もそうです。他に、風力・太陽光蓄電装置もそうです。CCS関連も動意づいてきました。またとない好循環相場はしばらく続くでしょう。日経平均はそう参考にはならないでしょうね。


ところで相場の安定へと向かった要因はなんだったんでしょうか?


少し考えてみましょう。

①三月の決算期に発表された2009年3月期の見通しで各企業の為替見通しは対ドルで100円、ユーロでは150円近辺が多かったように思います。最近の為替動向を見ると安心感が出てきたのでしょう。7~8月に出る第一四半期の決算で修正が期待できるでしょうか。


②世界景気に減速感が漂う中、この日本はOECDの見通しのように相対的優位性が高まって来ているようです。ニューヨーク離れがそれを示唆してます。


③ハイブリッド関連のように原油高から日本の省エネ技術、原発、風力、太陽光等が世界的に再評価され出した。


上記のように世界的にこのエネルギー危機を乗り越えるためになくてはならない国として我が国が注目され出したことは嬉しい限りです。ちょっと褒め過ぎでしょうか?(笑)