【観戦】東都大学野球一部2014.4.29(Tue)明治神宮野球場 | 日本天然パーマネント党

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日本天然パーマネント党の幹事長を務める筆者が書きたい事を適当に綴る、非常に適当なブログ
※実在する政党ではございません。御了承下さい( ´ ▽ ` )ノ

全国の学生野球ファンの皆様、こんばんは(・∀・)
今日は薄曇の中、東都大学野球・春季リーグ一部を観戦してきました。



(六大学と違って)入替戦がある東都はまさに“戦国”
前季で優勝争いをしたからって、今季は上位に行けるとは限らないのであります。

第1試合は亜細亜大学と駒沢大学の対戦です。


おっ!野村颯一郎ゥー!(1年 崇徳)
強豪の亜細亜で1年春からベンチ入りするとは、なかなかのモノですよ。


両チーム応援団に拠るエール交換などございましてー
各チーム7分間のシートノックをやりましてー


この亜細亜のシートノックが素晴らしいんですよ(*´Д`)=з
全員で声を出して、ノックに集中する取り組み
こういった事(取り組み)が大事なんよ(ダミ声)

ノックに興奮している間にスタメンきましたー


亜細亜大学、颯一郎はスタメンじゃないですが
エース山崎、4番には水本(2年 大阪桐蔭)など
いずれ劣らぬ猛者揃いです。

対する駒沢大の先発は今永(3年 北筑)経験豊富な左腕です。
4番はプロ注目の江越(4年 長崎海星)7番に米満(1年 敦賀気比)が入りました。



さあ、試合開始です!



駒大の先発は前述した通り左腕の今永(3年 北筑)
昨秋の入替戦では連投し、一部残留に貢献しました。


直球は138~144km/h カーブは100km/h前後の緩急で打ち取る投手です。

一方、こちら亜細亜の先発・山崎(4年 帝京)

グリグリのドラフト候補です。有名過ぎて紹介する必要もございませんがねー
直球は140~MAX147km/hを計時していました。
100km/h前半のカーブとスライダー、ツーシームとチェンジアップなど
変化球も多彩な実戦向きの投手です。

さて、試合が動いたのは2回表、亜細亜の攻撃
5番DH・枡澤(3年 八王子)が左翼へソロHRを打って、1-0
亜細亜は4回にも6番・板山の右二塁打、7番・伊集院駿(4年 東海大相模)が送って
1死3塁のチャンス
ここで8番・遠藤雅(3年 聖光学院)がライト線へ二塁打を打って、2-0とします。

4回までパーフェクトピッチの山崎に抑えられていた駒大打線
5回に1死から5番・齋藤(4年 愛知)が初ヒットとなる中二で出塁
6番・福山亮(主将 4年 東海大相模)も左安で続いて1死1、3塁とします。
ここで7番・米満(1年 敦賀気比)が145km/hの直球を弾き返して中安
まず1点返します。ここから四球、遊ゴ(本塁封殺)などあってから、2死満塁に。
打席はトップに戻って砂川(4年 明豊)という絶好の反撃機となります。
踏ん張りたい山崎ですが、なんと押し出し死球で2-2の同点に。
※砂川は治療の為、ベンチへ。臨時代走は7番の米満

ここでワシの熱視線☆
2番・前田(3年 京都外大西)が右前打で2者が生還し、一挙4点で逆転!
これはビッグイニングになるかー?と思ったら・・・
送球が逸れた間に打者走者が2塁へ
ところが一走が3塁でオーバーランしてしまいアウトに。

これよ、こういうとこなんよ(ダミ声)
ま、ともかく駒大が4-2と逆転に成功しました。
試合は6回終わって、亜細亜2-4駒沢
はい、校歌斉唱の御時間ですよー!しっかり歌えよー!



なんとか追いつきたい亜細亜は7回表
1死3塁の形を作って、2番・長曽我部(4年 新田)が投前スクイズを決め、1点差に。

9回表、亜細亜の最後の攻撃はこの回から登板の片山(3年 福岡工大城東)を攻め
8番・遠藤が右二で出塁
9番・代打の眞野(主将 4年 神戸国際大附)がしっかり送って1死3塁
1番・藤岡(4年 岡山理大付)がスクイズを試み・・・あ、空振りしちゃったー
おっ!でも捕手がこれを後逸してしまい、労せず4-4の同点に。
藤岡は四球を選び、2番・長曽我部が送って2死2塁

(またしても)ここでワシの熱視線☆
この場面で片山が絶妙なタイミングで2塁へ速い牽制をした訳ですよー
もう見てて「ああ~」ってなるくらい、どう見てもアウトのタイミング
しかし塁審の判定は「セーフ」
駒大ベンチでコーチが怒り狂ってました。これで完全に流れが亜細亜へ。

3番・北村祥(3年 星稜)の打球はライトへ伸びて捕球出来るような感じでしたが
これを駒大ライト伊藤修(2年 日大藤沢)が捕れず、5-4と亜細亜が勝ち越しました。

亜細亜は8回途中から登板した嘉陽(1年 松山聖陵)が9回も〆て初戦を取りました。



それでは第1試合の雑感を毎度御馴染み箇条書きでまとめよう!
・戦国東都の雄 亜細亜大学
とにかくベンチを含めた熱さが凄い。
(試合前の)シートノックから全力全開
試合中はベンチからはみ出さんばかりに身を乗り出し、声を出し続ける。


これ、通常時の状態 既にはみ出しとるwww
で、1塁に牽制球を投げられたら・・・


みんなで注意するのだ!素晴らしい!

・ドラフト候補 山崎康晃(4年 帝京)
今日は6回を投げて打者23 球数88 被安打4 与四死球2 奪三振6 自責点4
ちょっとイマイチな感じ。ま、まだ春季リーグだしね。夏→秋を経てまだまだ伸びるよ。
・ドラフト候補 江越大賀(4年 長崎海星)
4打席ノーヒット ま、これからよ(ダミ声)



・名将 生田勉監督
その昔、元阪神の川尻をグラウンド内でボコボコにしたり
木佐貫を勧誘しに鹿児島へ足を運び、入学した木佐貫に「お、鬼がいる・・・」と言わせる
など、数々の伝説を持つ生田監督
颯一郎をしっかり鍛えてやって下さいー おねげえしますー



・駒大、チア動員
7回終了後にキャッツアイで踊ってたのはイイヨー(・∀・)

さて、そろそろ第2試合へ参りますかー
拓殖大学と中央大学の対戦です。



さて、スタメンきましたー



拓大は先発に左ヒジ痛から復帰した尾松(3年 明徳義塾)を起用
直球は130km/h後半ですが、100km/h前後のスローカーブと
スクリューっぽい球、スライダーを交えて的を絞らせません。

対する中央は調子が上がらない島袋(主将 4年 興南)ではなく
石垣(4年 桐蔭学園)を先発に持ってきました。
直球は140km/hに届きませんが、スライダーなどの変化球を上手く混ぜてきます。

中央は初回裏、先頭の羽山(4年 静岡商)がいきなりの先頭打者HR
しかし拓大は2回表
6番・DH大熊(3年 松本工)7番・村岡(主将 4年 志学館)が連打
8番・今里(2年 明徳義塾)は二飛に倒れるものの
9番・井田(3年 前橋育英)は四球を選んでつなぎます。
ここで1番・鈴木孝(3年 山梨学院大付)が中安で1-1の同点にします。
この場面で中央は石垣に代えて在原(2年 習志野)をマウンドへ。
2番・山下(4年 八王子)は三ゴで本塁封殺されますが
続く3番・水野(4年 静清)が右越二塁打で走者一掃!4-1となります。



こういう(展開の)場合、(次の)追加点が大事になるんよ(ダミ声)←当たり前だろw

しかし、ここから拓大・尾松と中央・在原が踏ん張り、両チーム無得点が続きます。
さーて、7回だぞー 校歌斉唱の御時間でー!歌えよー!



中央は7回裏
4番・神里(3年 糸満)が安打で出塁、続く5番・小河(2年 桐蔭学園)が中二で
4-2の2点差とします。

拓大は8回、7番・村岡が三塁線に絶妙なセーフティーバント
これがライン上で止まって、三安になります。きっちり送って1死2塁
ここで9番・井田が左中間へ三塁打を放って5-2と突き放します。

拓大は6回途中から佃(4年 広島商)を投入し、試合を〆ました。



まず拓大が5-2で先勝です。



それでは、この試合の雑感を箇条書きでどうぞー
・名将 内田俊雄監督(拓殖大学)
自らノックバットを振るうなど、まだまだ健在ですよ。
この人は信頼出来る。義理堅いからなぁ。(ダミ声)



・拓大スタンドから熱い声援
2回表無死1、2塁で打席に立った今里(2年 明徳義塾)
B3S1からの投球に対して見逃し→んん?(入ってる?)という感じでベンチへ・・・
主審に「これこれ、キミ、まだ(S2)だよ」と呼び止められ、すごすご戻る。
これに対して拓大スタンドから熱い野次が飛びまくるwww

・ドラフト候補 島袋洋奨(4年 興南)
6回から2イニングス登板

打者8 球数33 被安打0 与四死球2 奪三振3 自責点0
数字だけみれば、まずまず (調子の)底から徐々に脱している模様

・各校、ラインがあります。
(進学の)ライン(及びルート)の話でLINEの事ではありませんw
拓大のスタメン+P=10名のうち明徳義塾(高知)出身が3名
これはね(明徳の)馬淵さんが(拓大)OBという点と
内田監督が亜細亜の監督時代から親交があってですね
当時はちょこちょこ明徳から亜細亜へ行っとったんよ。
※今、中日の中田亮とかね。
一方の中央はスタメン+P=10名のうち、習志野が2名
途中で登板した在原も習志野なので、30%が習志野OB
(習志野から)毎年1名は確実に中央に行くと思って良いだろう。
監督、確か青学なんだけどなーw
・本日のオマケ
昼飯はカレーでしたー 晩飯はハンバーグでしたー



普段、平日開催の戦国東都
今日は祝日だったので運良く観戦出来て嬉しかったです。
負けて泣き、勝って泣く。素晴らしいですねぇ、青春!

それでは、またどこかの球場でお会いしましょう!