キャバクラ・風俗で働いていたこと、それを知られたときにどう思われるかということ。

わかっているつもりでも怖い。

どんな人間か、どんな女か、どんな風におもわれているのか。

だらしないと思われているだろうか?

キャバクラや風俗ででしか働けない女だとおもわれるのか?

なにかあれば、やっぱりそういう女だと思われるのか、とか。きっとだらしのない女だとと思われる、とか。不安になる。怖くなる。

女を売っていると言われることもあるけど、女を売らされているんだよ。

無茶苦茶な管理をされて健康を蝕む仕事をなんの保障もなく強いられている。

多くの相談者や同僚は精神や肉体をこわしていくの見てきた。

ちゃんと眠れなくなる人が沢山いた。寝ることも起きることもコントロールするのが難しい。

深夜に働き、何時に仕事が始まるか、終わるか、それすら分からないことが多い。

夜の8時に働きはじめて朝の10時まで休みなく働いた人もいた。何時間働いたか、呑まされ続けて分からなくなった。

仕事が始まって30分で仕事が終わりだと言われた人もいた。給料はメイク代でマイナスだった。



そして最低限の労働状況がなくても当然と思われる。

「本人がこの仕事で楽して儲けようとしたんでしょ?」

「努力しないからこんな仕事しかできないんでしょ?」

こんなにもひどい労働条件で働き、世間の目が怖くて、黙っていることしか出来なかった人はいったいどれほどいるんだろう。

なにかできないだろうか。