入院してるとよく考え事や過去の思い出を思い出したりします。
キューバ留学時に散歩がてら「カヒータ」というお弁当が好きでいつも食べてました。
こんなやつ。
これがホントうまいっ!!!
でも、お金払って出てくるのはこのカヒータだけ。
「小さな箱=カヒータ」で間違ってはないんですけど、スプーンもフォークも、ましてや割り箸なんて出てこない。お店の人に聞くと
「そんなものない」
え?!スプーンも?フォークも??
キョトンとしてたら、食べ方を教えてくれました。
カヒータの蓋をちぎって先端をスプーンの様に折って食べるそうです。
あーーーーーなるほどね!これなら食べられる👍
物不足に悩むキューバ人の知恵。
ちょっとしたことだけど十分役に立つ。
普段、スプーン、フォーク、ストロー、割り箸が当たり前に手に入る日本。
こんなアイデア簡単には出てこないなぁ。
カヒータは底の部分にキューバ人の主食のアロス・コングリ(豆ごはん)が敷き詰められていて、上にはキャベツの千切り、焼いた豚肉だったり、鶏肉だったり。
お客さんが豚か鶏か選べるように蓋の一部が破られてる。
キューバの生野菜とか豚肉、鶏肉は絶品ですよ!!
お米は日本の方が美味しいと思うけど、コングリもこれはこれで僕は好きです。
ニンニクと塩のみというシンプルな味付けがたまらない。
炎天下の散歩中に何度もお世話になったカヒータでした。