兵庫県 淡路島 多賀 伊弉諾神宮。
奉納演奏の後、伊弉諾神宮の境内をまわると、岩楠神社があり、そこに 夫婦大楠 と言う壮大な楠があり、京都上賀茂の瀬織津姫の社同様、こちらも「楠 」と言うキーワードに神秘的は意味合いを感じます。
この夫婦大楠に伊邪那岐命と伊邪那美命の伊吹を感じる。
古事記に登場する伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)の命は、天の神さまより、まだ固まらない国土を固めるように。と啓示を受けて 天の浮橋(神が地上に降りる天と地にかかるという橋。天橋立)に立って、神さまから与えられた矛を地に向けてかき回し、引き上げると、矛の先からしたたり落ちた塩水に含まれた塩が、積もり固まって、島となった。
これが淤能碁呂(おのころ)島(自然に固まった島)で、淤能碁呂島に降り御殿をお造りになった。
そこで国生みを行ない伊邪那岐から伊邪那美をいざない、結ばれ、淡道之穂之狭別の島 淡路島が誕生する。
この 淡道之穂之狭別の島 は伊邪那岐と伊邪那美の国生みで最初に誕生した島であり、日本誕生の原郷と記されている。
伊弉諾神宮の境内にある 太陽の運行圖 の石碑。
伊弉諾神宮(淡路島)を中心に夏至、冬至の日の出日の入りの太陽のラインが記されており、太古より太陽信仰(天照大神信仰)の要とされる場所。
また本来、伊邪那岐 は イザナキ と読まれるらしく、イザナキ と イザナミ であり、イザナ キ と ミ なんだそうです。
この キ と ミ は 君 を意味し、君が代の君は、イザナキとイザナミを表わすようです。
またキは気を示し、エネルギーを示す意味合いをも持ち、気は血でもあり赤いエネルギーの火または日を表わしているようにも思う。
伊邪那岐と伊邪那美は、「キ」の火と「ミ」の水を示しているとも思われる。
火と水は伊吹の風が舞うことで、火と水と風、本来の三位一体の輝きを取り戻すのだとも思う。
奉納演奏の前に、そんな太陽の恵みを受けた淡路島の名産がつまったお料理も頂き大地の恵みと生命に改めて感謝。
境内をまわり終えて、見上げると、空には伊邪那岐と伊邪那美の命の きとみ のコントラストが鮮やかに描かれていて、奉納演奏のとりを務めたようで、カーテンコールのような気持ちで帰路についた。




