こちらにきてから、free RITA をよく見る。開存率がRadial よりも良いというデータがあるのは知っていたのだが日本では全く使っていなかった。RITA は in situ でDiagonal branch や IM、OM まで使ったのを見たことがあったが個人的にはDiagonal branch までしか使用していなかったし、RITA-LAD+LITA-PL というオプションぐらいだと思っていた。CABGが年間200件あるような病院に勤めたこともあるがそこもそんな感じだった。


この原因を自分なりに考えたのだが、中枢吻合が難しい、これに尽きると思う。個人的にもITA 中枢吻合はITAが細いからあまり好きではない。こちらのAttending Surgeon のDr. L も全く同意見で、しかも彼はRITA-LAD は再開胸時のことを考えて絶対に置かないとのこと。結局、Dr. L はin situ でRCA本幹に使っていました。


一方、よくfree RITA を使うDr. Rf は基本的にCx 領域へのバイパスに使用している。理由は左冠動脈領域の方が右冠動脈より重要だと考えてのことらしい。結果的にCx へのバイパスの中枢吻合は大動脈に垂直に立つ感じになりとてもきれいだ。RCAへのバイパスの中枢吻合は少し覆いかぶさるのに比べてかなり縫いやすそうなイメージがありこれも身に付けたいと思っている。free ITA 用の大動脈パンチャーの大きさなどまだチェックできていないことが多い。

週末は隣町まで2時間ドライブ。子供連れで観光を満喫していたが、、、、、attending surgeon から電話があり夕方締め切りの学会にアブストラクトを提出せよとの指令。なにしろ動物園で電話を受けたのが2時で、4時間しか時間が無い。


そこから泊まってもないホテルに行って無料アクセスのインターネットに接続。データ解析をやり直し提出しようかとするとWord数が多すぎる。かなり苦労した後にreviseしおわった5時50分、同じsurgeon からさらに電話があり、彼もrevise したとのこと。彼のrevise をじゃあコピーペーストしようかと思うとWord数がまだ余ってる。。。この時点で残り3分。


英語はいまだに難ありなのでとても3分以内にベストのrevise はできない。あまり凝ったことはできないので、少し考えた末にconclusion の一文をcut して提出(=⌒▽⌒=)



時間は、、、、、

6時00分6秒

過ぎてるやん、ちょっとやけど完全に過ぎてる、


どうなるんだろう?


今日はDr. B とCABG×2+MVP+MAZE 1件、まだ30代のattending surgeonだがとても上手いし紳士的、若いゆえにfellow へ執刀させる機会も少ないのだがそれでも彼の手術には喜んで入る。見ているだけでも大動脈弁形成や基部置換など学ぶことが非常に多い。 


そんなDr. Bなのであっさり手術も終わってあとは自由時間、今日はresearch に時間をあてた。データ解析をしているとびっくりするほど早く時間が経つ。春は北米の学会締め切りが連続であるためたくさんabstract を用意したい。


論文活動ができるのはきっと北米留学の特典だと思うし何かしないと勿体無いと思う。ドイツ出身のスタッフの話を聞いていると毎日手術4件、本当に機械的にすごいスピードでこなすし2件程度なら午前中に終わるとのこと。。。かなりうらやましい。


そのような環境には手術件数という点では完全に負けているので他にできることや良い点をを見つけたいと思う。まあドイツ語は挨拶さえも全くわからないからドイツにはいけないんだけど。