実際、私たちは8時間ほどしか会場にいれませんでしたが、
中身のある2日間でした。
今回のRFLに参加してみて思ったことは、
私自身が社会一般の目線でがんを見ていたということです。
実際にがん経験者からの
「あと3カ月発見が遅れていたら、今ここにはいなかったと思う」
「治療に耐えるくらいだったら死んだほうが楽かとも思った」
という言葉に重みを感じました。
あくまで私の考ですが、
がん経験者は「生と死」に対し強く向き合っているのだと思いました。
がん細胞は休むことはありません、
がん経験者は一生、がんと向き合って生きていかなければいけません。
常に再発の危機がつきものです、
もし私たちががんを経験していたら、
若しくは生死の境目に立ったことがあるのなら、
今生きてい一瞬を幸福に感じ、
もっと時を大切に生きると思います。
私たちは皆いずれか息絶えます、
健康であってもいつ死んでしまうかわかりません。
2人に1人ががんになり、3人に1人ががんで生涯を終える今だからこそ
私たちはがんから目を反らすわけにいかないと思います。
がん啓発を通じて「生と死」に向き合い、
今この瞬間をどう生きればいいのか真剣に考えてもらう機会を
提供したいと感じました。
がんイベント企画当初は「小児がん患者向けパジャマコンテスト」
を企画していましたが、
もっと目をむけなければいけないことがあるし、
自分の専門分野(服飾)でなくてもいいのだとRLFに参加してみて思いました。
これから、がん啓発のイベントを考えるうえで
私たち団体だけではどうしても生死についてすべてを伝えることができないのだと
がん経験者と関わるうえで感じました。
イベントを進めるうえで私たちCA.atは
一般人とサバイバーを「つなぐ」役割ができればベストだと思います。
RFLを機にイベント名を考えました!!(突然ですが;;)
「がん架け」(がんかけ)です。
造語で、願掛けとかけました。
一般人とサバイバーとの架け橋をつくりたいと思い、
「掛け」を「架け」という字に当てました。
"がんは死に至る病"という社会の認識がいまだに強いことがあります。
また、がんは保険・治療薬・医療等の問題があります。
この事実を理解し変えていくこと、早期発見・早期治療は
私たち大学生でもすぐにできることだと思います。
イベントは、これからこの様々な問題と向き合うだろう若者を対象に考えています。
イベントの核が見えてきたところで、これから詳細を練っていきます。
来年はRFL巡礼も視野に入れています。
RFLでお世話になった方々、RFLに参加してくれた2人、
CA.stメンバー、そしてここまで読んで頂いた方に感謝致します。
今後とも宜しくお願いします。