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ＮＴＴドコモ、台湾メーカー製のグーグルフォン発売へ（産経新聞）
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090514/biz0905142250038-n1.htm
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NTTドコモから、6月にGoogleアンドロイドを搭載した携帯電話端末が発売されるとのこと。
ドコモがアンドロイド搭載の端末を出すという話は聞いていましたが、
予定より遅れて秋くらいではないか？と思っていたので、予想以上に早い6月の1号機発売には正直驚きました。
端末は台湾のHTC製。日本メーカーでないのは心情的に少し残念なのと、大半が国内メーカーのPやNやFなどに慣れていたユーザーにとってどれだけ受け入れられ、使い勝手が良いのかは分かりませんがGoogleブランドを引っさげて来るということでそれなりに、市場にインパクトを与えるのではないかと思います。
「iPhone3Gに対抗」と言われていますが、果たしてどうでしょうか？
携帯の場合、機能もそうですがデザインやブランドも重要だと思いますので。
携帯電話は、IT機器であると同時にアクセサリー的要素も強いですからね。
おそらく、HTC製が発売された後は、他メーカーの発売もあると思います。
Googleは、アンドロイドを無償公開するそうなので、端末価格も安くなるようですし、今後の広がりに期待が持てますね。
なお、アンドロイドは国内でドコモ独占ではなく、KDDI、ソフトバンクとも連携しているそうなので、この2社もアンドロイド携帯を発売する可能性は十分にあると思います。
アンドロイド搭載のモバイルからは当然、Googleへのアクセスがしやすくなるはずです。
私個人の携帯もスマートフォンですが、すでに画面上の一番目立つところには、Googleにアクセスできるボタンがあります。
そこからアクセスされるGoogleはPCのGoogleです。
アンドロイドからもPC版のGoogleにアクセスされるのかは定かではないですが、
最近の、Googleモバイル検索のPCサイト、モバイルサイトのハイブリッド化はじめGoogleはモバイルサイト、PCサイトという領域をある程度排除しようとしているのかもしれませんね。
いずれにしても、スマートフォンのシェアが拡大すると思われますので、
携帯のフルブラウザで閲覧しやすいように、ウェブサイトを調整していく必要は出てきそうです。
また、それに伴いモバイルSEOの方向性も微修正が必要かと思います。
スマートフォンと今までの携帯端末のタイプを使うユーザー層は確実に分かれてくると思われます。
それをきっちりと見極めて、何のキーワードで、どの検索エンジンのどのデバイスに対応させてSEOをするのかというところまで考えていく必要がありそうです。
【木村 賢】