先週末、今までベータ版としてAdwordsユーザーのみ利用可能だったLPOソリューション「Google Website Optimizer」が正式にリリースされました。
すでに多くのLPOソリューションが存在していますが、SEOでWebsite Optimizerを使う際の注意点を説明します。
1.参照元にあわせてページを切り替えることができません
たとえば「Googleの自然検索結果からきた場合にはこのページ」または「”自動車保険”というキーワードだったらこの画像を表示する」など、どこから来たかによってページを切り替えることはできません。
振り分けの配分比率のみ変更できます
2.ある程度のコンバージョン数が必要です
すべてのテストパターンを試すので、それらの傾向をみるためにはそれなりのコンバージョン数が必要となります。2週間など短期で結論を出すと最適な値にならない可能性があるのである程度長めにテストしてください。
3.新しくタグを貼ります
コンバージョンツールが異なるので、もしかしたら既存のツールとコンバージョン数が合わないかもしれません。
計測方法によって値がかわることが原因です。
ただし、当然メリットもあります。
「無料である」ということが騒がれていますが、僕はそれだけでは無いと思います。
「多変量解析もできるのに機能がシンプル」ということです。
パターンがわかれば、すぐに使い慣れることができると思います。
(山田一也)