さて、今回の旅のメインは、アムトラックに乗ること！
出発駅であるシカゴ・ユニオン・ステーションは、すっかりクリスマスの装いでした！
ツリーのオーナメントは、近づいてみると列車のプレートだったりします。
マニアにはたまらないでしょうね。
本当は駅のラウンジも使えるはずだったのですが、到着したのがギリギリだったので、すぐに列車に乗り込みました。
コンパートメントは、思ったよりずっと狭かったです（笑）
30年前に、北欧旅行で寝台車に乗りましたが、もっと広かったような・・・。
廊下も狭くて、向こうから人が来たらすれ違えません（笑）
座席の背面に、車内アナウンスのボリューム調整と客室係さん呼び出しボタンがあります。
黄色いのが呼び出しボタンなんですが、なんと、推すのではなく引っ張る形式（笑）
こんなの初めて見ましたが、夫が何回押しても客室係さんが来てくれず、よく見たらPullって書いてありました！
反対側の背面には、コンセントと照明のスイッチがあります。
座席の横には、細長いクローゼットがありました。
コンパクトですが、上の棚にタオルが常備されており、下はコート2着は掛けられました。
座席の下、ビニール袋がちらっと見えているのがごみ箱です。
座席下のバーを引っ張るとリクライニングできます。
さらに両方の座席を前に引っ張ってくっつけることでベッドが完成！
上段は上からパタンと降ろして、2段ベッドになります（狭すぎて写真すら撮れず）
トイレとシャワーは共用。
トイレは飛行機のトイレみたいな狭さで洗面台も小さく、顔を洗うのも一苦労でした。（他には洗面台はありません）
シャワーはお湯の出が悪くて、チョロっとしか出ません。
ガッツリ髪や体を洗うのには適してないですね。
あまり期待してなかったお食事は、とってもとっても美味しかったです♪
前菜、メイン、デザートまでついてきます。
メインはステーキ、チキン、サーモン、ボロネーゼの4種類から選べますが、迷わずステーキをチョイス。
その辺のレストランよりよほど美味しかったです。（付け合わせはマッシュポテトにしました）
デザートはベリーのチーズケーキ。甘かったですが許容範囲。
日が沈むと何も見えず、携帯電波は入ったり入らなかったり、揺れるので本も読めず。
9時ごろにはベッドメイクを頼んでおとなしく寝ました。
朝食も数種類から選べますが、私はフレンチトースト、夫はオムレツをチョイス。
このフレンチトーストが、甘すぎずとても美味♪
この日はハイライトのロッキー山脈越えです！（コロラド州）
デンバーからは多くの人が乗車してきました。
朝からラウンジカー（展望席）に陣取って、壮大な雪山の景色を堪能しました。
ずっと川沿いを走るのですが、山脈を越えると川の流れの向きが反対になります。
ここは上流に向かって走ってます。
昼食は、バーガーをいただきました。
フレンチフライはないみたいで、何を頼んでもサイドにポテトチップスが付いてきます。
デザートのブラウニーは甘すぎて全部食べられませんでした。
食事のテーブルは、4人掛けなので相席になります。
いろんな人がいて面白かったけど、もう若かったころのように、積極的に話したり、連絡先を交換したりとかってないわ～。
年取ったなって思いました（笑）
この日は満席とあって、ラウンジカーは入れ替え制でした。
午後は、自分の席に戻りましたが、2階の個室だったので眺めは良かったです。
山を越えて、景色もだいぶ変わりました。
ここはネバタ州？ユタ州？緑は消えて、茶色い岩山の風景が続きます。
日が傾き、岩山に夕日が当たって綺麗です。
夜は同じように夕食をいただいて、前日同様、おとなしく早めに就寝しました。
3日目は、もうカリフォルニア州に入り、景色も見慣れた感じになって来ました。
途中の停車駅でホームに降りることができたので写真を撮ろうと思って前方へ行ったら、運転手さんの交代に遭遇。
運転席には、こうやってよじ登ってくみたいです（笑）びっくり！
ここはリノの近く。なんか帰って来たー！って感じです。
夕方、サンフランシスコに到着！
