先日の恵泉女子大学に続き、神戸海星女子学院大も2024年度以降の募集停止を発表しました。

大学全入時代と言われて久しいですが、2022年に新入生が大学の定員に満たなかった大学が47.5%、そのうち定員の80%に満たなかった大学が19.4%もあったようです。

 

 

この数字だけ見ると、日本は大学が過剰にあり、大学が廃校に見舞われるのは必然のように思われ、実際そう考えている国民が多いように感じます。

一方で、日本の大学進学率は、短期大学やそれに相当する機関を含めてもたった65.29%であり、世界第49位で危機的状況にあることはあまり報じられません。

この65.29%は、母数が18歳の日本人の人口であるのに対し、母数に含まれない外国人留学生も大学生数にカウントされているので、日本人の学生に限定するともっと低い数字になります。

 

 

アメリカは、87.57%で16位です。

国によっては、アメリカのように大学には入りやすく卒業しにくい、などのような日本とは異なる現状もあるので、大卒率でデータを取ればまた違った結果になるかもしれません。

それを鑑みても、今の日本は、大学に入りやすく卒業もしやすいにも関わらず進学率が低い、という現状にあります。

 

大学進学率はこれでも徐々に伸びてきてはいるのですが、他国との差は年々開くばかり。

高等教育への財政支出が先進国最低レベルであることに加えて、学費の高騰および貧困化などが主な要因として考えられます。

 

日本の場合、高校受験、大学受験と受験が2段階になっているのがネック?

高校を義務教育にしてしまえば、経済的にも、勉強に向き合う環境にもゆとりができ、高校卒業時に進路についてじっくり考えれば良いので、大学進学率はグッと伸びる気がするんですけどね。

 

行政が教育に無関心なのが、現状によく表れていると思います。

Fラン大学なる言葉が生まれ、大学での教育内容にも疑問符がつけられていますが、それ以前に解決すべき問題が山積みな気がします。