大阪・神戸港の運営会社を統合から考える | 大阪をより楽しい街にする起業!

大阪をより楽しい街にする起業!

日本の最先端を走る都市の為にいち早く衰退を迎え悪いイメージを持たれがちですが、客観的に見るとインフラが発展していて都心にも出るのも自然や歴史・文化に触れるのも容易、非常に住みやすい都市大阪。この魅力的な街で起業して成功するぞー!

昨年指定された日本の港湾の競争力を高める為の「国際コンテナ戦略港湾」と関連して、具体的に動きが出ています。

大阪・神戸港、コンテナ集荷・誘致強化 運営会社を10月統合

>大阪市と神戸市は10日、大阪港と神戸港のコンテナ岸壁を運営する第三セクター2社を10月1日に経営統合し、新会社「阪神国際港湾」を設立すると発表した。5億円を超えない範囲で両市が同額を出資し、国も5億円を追加出資する。荷主や海運会社への営業活動を共同化するとともに国の後押しでコンテナ集荷や航路誘致を強化し、「国際コンテナ戦略港湾」として競争力を取り戻す。
>新会社にコンテナ岸壁の賃貸や維持管理といった業務を移管する。本社は神戸市内に置き、社長に大阪港埠頭の川端芳文社長、会長に神戸港埠頭の犬伏泰夫社長が就く。いずれも民間出身だ。

何かといがみ合う大阪市と神戸市がしっかり提携してこぎ着けた話だと思います.
利用事業者の立場からしたら、例えばそれまで大阪港、神戸港共に積み荷があった場合、これまでだと2社に申請が必要だったのが1社で済むなど非常に良い話だと思うので、今後に期待ですね。

こういうのを考えても、大阪都構想だったりいずれは大阪~神戸が一体化するような方向に持っていく事、そして道州制は必要だと改めて思います。
例えば医療クラスターもポートアイランドと彩都、その他滋賀だったりそれぞれ各地で誘致して競争しているような感じでしたが、これも大阪~神戸にかけての大きな自治体があれば、近畿圏の医療はポートアイランドに集積して、より国際的にも強くなれたはずです。

今回の港湾運営会社統合の件も、本社が神戸市内という事で色々と主導権争いがあった中で大阪市側が折れたと推測できますが、今回のようにつまらない事にこだわらずに大局観を持って進んで欲しいと思います。


大阪府 ブログランキングへ