心斎橋にある大丸、これは大正時代に建てられた趣のあるレトロビルですが、老朽化が進んでいる事と他の百貨店の建て替えなどによる営業面での苦戦の為に建て替えを検討しているとのこと。
老朽化とは言え、こういった貴重な歴史的建築物が亡くなっていくのは非常に寂しいです。
小さいころは何も感じませんでしたが、最近になって行ってみると細部の雰囲気などがレトロ感を出しており、潰すのはもったいないと感じざるを得ません。
実際、オフィスとして使われているレトロビルの船場ビルディングなどは、周りよりも家賃が高いにも関わらず入居待ち状態が続いていたり、こういったビルの需要は間違いなくあります。
少し前にはダイビルでも話題になりましたが、意匠をそのまま残し、上に高層ビルを乗せる形での再開発の可能性もあるかと思いますが、私はあれは好きにはなれません。
どちみち日本で百貨店という業態自体が衰退していくのは目に見えていますし、このビルを残して何か違った形での活用ができる可能性もあるも思いますので、少し考えて自分でできることはやってみようと思います。
そして、心斎橋筋を挟んだ反対ある下品なパチンコ屋を潰して、あの辺りに東館でも作れたらいいのにね。

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