自分のやりたい事を定めて、そこに向かって努力するのはすばらしい事だと思います。
ただ、それにこだわり過ぎるのはどうかと思います。
例えば、最近会ったのがパイロットになりたい大学生。
小さい頃や大学選ぶ際、せめて大学に入ってからそこに向けて何らかの努力をしてきた学生が言うのであればまだ良いですが、3回生のみんなが就活を始める時期に、「自分はパイロット以外になる気はない」と動き始めた学生がそんな事を言うと、非常に違和感があります。
別にパイロットを目指す事を否定するわけではなく、他の選択肢も視野に入れるべきだという事です。
昔とは異なり最近は転職も当たり前になってきたので、とりあえずは就職をして、その仕事を頑張りながら休みの日などに夢に向かって自分を高めるのもいいと思います。
就職浪人した人なんて翌年に余計に不利になるだけですし、本当にその仕事がやりたいのであれば、できるはずです。
最近人が足りないと言われている介護業界や建設作業員、トラックの運転手なども、私もやりたくないですしやりたくない気持ちもわかりますが、誰かがやらないと世の中は回らないのも事実です。
自分が希望している仕事に就けなかった人は、そういった仕事であってもまず働くべきだと思います。

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