正社員を抱えるのではなく、外注・アウトソーシングへの流れは確実に進んでいます | 大阪をより楽しい街にする起業!

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日本の最先端を走る都市の為にいち早く衰退を迎え悪いイメージを持たれがちですが、客観的に見るとインフラが発展していて都心にも出るのも自然や歴史・文化に触れるのも容易、非常に住みやすい都市大阪。この魅力的な街で起業して成功するぞー!

こんにちは。

私が今関わっているビジネスの1つとして、採用ビジネスがあります。
この中で最近良く感じる事が、企業は正社員を抱え込むのではなく、外部に委託する流れは確実に進んでいるという事です。

例えばその採用ビジネスもそうです。
この時期は新卒採用案件が非常に多く、私も含めてこの新卒採用の仕事を企業から請け負っている人は非常に多いです。
何故企業は自社の社員で行わず、アウトソーシングするのかというと・・・

新卒採用に関しては、忙しい時期は大体一年の半分くらいです。
また来年以降変わりますが、今年で言うと12月~6月頃ですね。
大手になればなるほど応募人数も採用人数は増えますので、この時期だけ大量に採用に関わる人材が必要となります。

これを正社員として雇うとどうなるのか?
採用が忙しくない時期は間違いなく人が余ります。
また、もし業績が悪化して採用を行わない年が出てきた場合、年間通して人が余る状態にもなりかねません。

つまり、解雇がしにくい今の日本では、固定費として正社員を雇う事が企業にとってはリスクが大きいというわけです。
アウトソーシングの場合、多少経費が高くなりますが、必要な時期だけ変動費として計上する事ができますので、リスクが小さくなります。

特に起業したてで安定していない時期のビジネスの鉄則として固定費を減らして変動費に持っていくという考え方がありますが、グローバル化や急速な変化が進む今の時代は、大手企業であっても固定費を減らす方向に進むのは間違いないでしょう。

逆に言うと、アウトソーシング業界は今後伸びるのではないでしょうか。
最近、ビジネス情報誌や番組で、技術者派遣で大手メーカーに技術者を派遣しているメイテックの話題を見かけるのが増えてきたのもこれを表していると思います。