■ NY株展望 10/23-27: 売り優勢 ± 長期金利・中東情勢

昨日のNY株式市場は3日続落。イスラエル・ハマス紛争の地上戦突入、米軍の関与強化などによる更なる事態の混迷化を警戒して「債券買い(金利低下)株式売り」のリスク回避トレードが進展。33,200ドル水準では、前日の5.0%ワンタッチ後に調整色を強めた米10年債利回りが下支えとなる場面もあったものの、引けにかけては先物主導で下げ幅を拡大。ダウ構成銘柄はハイテクや景気敏感セクターを中心に概ね軟調。

ナスダックは主要銘柄が全面安となって4日続落。

NYダウ 33,127ドル -286
ナスダック 12,983 -202
米10年債利回り 4.924% -0.064
為替 149.86円/ドル
NY原油 88.30 -0.07
日経先物 31,000円 -220

□ テクニカル : 5日・10日線のデッドクロスにより下方バイアスを強める格好。33,000ドル水準が軽め、10月のリバウンド幅(約1,000ドル)の倍返しとなる32,000ドル水準が強めの下値抵抗帯として意識されます。

米10年債利回りは上昇トレンドを継続中。引き続き、株式市場の圧迫要因として要警戒。

【主な政治・経済イベント】
10/24(火)米決算:アルファベット、マイクロソフト、TI
10/25(水)米決算:ボーイング、メタ、IBM
10/26(木)ECB理事会、米7-9月期GDP速報値、決算:アマゾン、インテル、UPS
10/27(金)米9月個人消費支出・個人所得、決算:シェブロン

■ NY株展望 : 売り優勢 ± 長期金利・中東情勢

テクニカル悪化がネックとなる軟調地合いをベースとしながら、長期金利動向やFRB要人発言、中東情勢などを加減した推移へ。想定レンジは32,500-33,800ドル。

長期金利に関しては、節目の5.0%抵触による調整局面入り → 株価の反発トレンド...が期待される反面、再度5.0%を超える場合の株価のショック安、4%台半ばまで軟化した場合でもリスク回避ムードを背景とする株安基調に警戒したいところ。

FRB要人発言に関しては、先日のパウエルFRB議長をはじめ、利上げ長期化 ≒ 利下げの先送りを示唆するものが増えているだけに、株価の圧迫要因としてケア。

中東情勢に関しても、事態打開の道筋が描かれなかったバイデン米大統領の中東訪問、米議会のイスラエル支援・イラン(+中国)のハマス擁護方針の強化などが収束時期は見えにくくしているだけに、リスク回避ムードの継続要因として意識しておくのが賢明。

米企業決算に関しては、直近の株安により市場のハードルが切り下がっているため、総じてポジティブな反応が本命視されます。ただし、上記不安要因を払しょくする可能性は低いだけに、全体市場への影響は単発的なものにとどまる ≒ 需給トレンド陽転要因としての過度の期待はNG。
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■ 日本株展望 10/23-27: 不安残しも底堅く!

米長期金利の騰勢や中東情勢の不透明感に対する警戒感に加えて、戻り売り優勢に転じているテクニカルがネックとなる軟調地合いが本線。