勇気づけの嵐
ベストセラー書「嫌われる勇気」で大ブレークを果たしたアドラー心理学では、困難を克服する活力を与える「勇気づけ」をとても大切なものと考えています。
本ブログは、夫婦関係、子育て等の困難から救われた自らの経験を活かす為、幸福を目指すこの心理学の案内役となり、各種ワークショップやカウンセリング等への橋渡しができればとの思いでスタートしました。
また、勇気づいた人の象徴的存在である嵐の活動、旅や趣味の世界等についても合わせて綴っていますので、同好の方にお楽しみ頂けたらと思います。
巻き起こせ!
勇気づけの嵐
<日替り記事>
【大林亘彦監督逝去】
ご逝去を悼み、謹んでお悔やみを申し上げます。
盟友の故・高林陽一監督作品「すばらしい蒸気機関車」の音楽で初めて出会い、筒井さん原作の「時をかける少女」でドはまり。
講演会そして尾道や竹原には何度も足を運び、本ブログにも書きましたが、自主映画まで作ってしまいました。
VHSですが、8mmや16mmの作品集もお気に入りです。
沢山の名作を有難うございました。
【Nが走る、ふたたび】
「イロイロあらーな」の忘れ物がありました。
カナリア色の旧型国電が、阪和電鉄(南海山手線)買収車クハ25005の他にもう1両。
大井工場入換車代用クモニ13011です。
それから、仙石線気動車色が、何と宮城電鉄買収車なんかにまで及んでいました。
クモハ2340型等に改番されていたモハ801系で、私鉄に再譲渡されたものはなく、遅くまで国鉄に留まっていました。
いずれも、「旧型国電車両台帳(ジェー・アール・アール)」のカラーページに載っています。
そして前回の鮮やか塗色の31系に仲間がいました。
クモヤ790-11です。
交流モーターの定速回転は同じですが、起動・停止を油の出し入れで制御したトルクコンバータの代わりに、こちらは液体継手と磁星変速機を使ってスムースな加速制御を行う方式です。
しかし複雑な機構が災いし故障多発した事や、790-1同様モーター出力が小さかった為、どちらの方式も実用化には至りませんでした。
外観形状はいたっておとなしく、790-1の様な前面連続窓や遊び心で付けたと言う角部の小窓は有りません。
仙山線で試験後、何故か直流線区・仙石線の陸前原ノ町電車区に保管されていました。
<シリーズ・勇気づけの暮らし・14>(復刻)
さて、先週の「さとラジ」で釣り好きの大ちゃん、
「寂しさんなか、無いんだよね。俺ねぇ…例えばねぇ。一人で船乗って、出て。帰ってこないと思う。」
と大げさに語ってますが、これを知ってすぐ、
「ひとりで居ても幸せな人が、ふたりで居るともっと幸せになる」
と言う言葉を思い出しました。
ほんとそうですね。
アドラー心理学では、愛についても、求めるだけでなく、利他的な部分がないと上手く行かないと考えていて、いつもそばにいて、自分に良くしてくれなきゃやだやだと言った、依存的で利己的な状態では、いつか破綻します。
自分を愛せない、自尊心の低い状態から脱却し、相手の関心に関心を寄せ、行動する事が、幸せへの道に繋がるんですね。
と、エラソーに書いていますが、これが自分には難しく、いまだに格闘が続いています。
もう一つ今週の「さとラジ」では、
「壁にぶち当たった方が、面白いんだよねぇ。うーん。スムーズに行き過ぎると、逆に…どうなの?って、お、思っちゃう。」
勇気づいた人ならではの発言ですね。
と、ここまでの話にも大いに繋がりがありますが、モントリオール個人心理学研究所理事長ペルグリーノ博士の名古屋「自尊心を高める」ワークの事を書きましょう。
極私的感想となります。
博士は最近、痴呆老人施設でのボランティアにも行かれるそうです。
名前を呼び合う事で、信頼関係が強くなるので試みましたが、なかなかコミュニケーションを取り辛い方も多くいました。
そんな中、最後まで一言も話さなかった人が、最後にドクター“J”と呼んでくれたそうです。
ジョセフ・ペルグリーノの“J”ですね。
アラシックさんはもう一人思い浮かぶと思いますが。
そしてその後、みんなが“J”と呼んでくれる様になって、コミュニケーションがすごく取り易くなったと言うお話が有りました。
つまり、どんな状況の人でも、役に立てる、自尊心を高める事ができると言う事。
自尊心と勇気はコインの裏表とのお話が有りましたが、この実例を聴いて、更に、貢献感も一体で切り離せないものだと改めて思いました。
自尊心/勇気 ――――――――――― 貢献感等の共同体感覚
(コインの裏表) (車の両輪)
それから、自尊心が低いと、回避的になるとのイメージが強かったのですが、逆に攻撃的なスタイルも含まれる事を改めて確認できた次第です。
これにつきましては、前ブログ【赦しちゃうかな】で書いている、攻撃的な弱い人に繋がって来ますね。
さてこの講座では、カウンセリングのデモンストレーションが2つありました。
特に聴き取りの後に続く、博士の勇気づけに圧倒されました。
ところで、勇気くじきにならない様、アドレリアンは「悪い」の代わりに「不適切」と言う言葉を使う事は前に書きましたが、この言葉にもすごくネガティブなイメージを受けるとおっしゃる参加者の方がいました。
デモンストレーションのクライアント役の方ではなく、グループでのシェアの中でお聴きした事です。
この様に、人の主観は様々、ライフスタイルの類型はあくまで大さっぱな括りであって、しっかり見ていくと人生の数だけ種類があります。
今回2ケースのデモンストレーションで学ばせて頂いたのですが、カウンセリングで使う手法は、それらの様々なスタイルに合わせて、色々引き出しから取り出して使って行くのですね。
自他への勇気づけは、様々なワークショップで学べば、どなたでもできる様になります。
しかし、カウンセリングは、こう言った妙味もあるんだなあと改めて感じ入りました。
(続く)
<シリーズ・動画の旅・40>
イギリス製の電気機関車ED17は輸入当初から不具合が相次いでいましたが、国産機器への置き換え等の改良を重ね、飯田線でも長い期間活躍しました。
動画のED18は、線路規格の低い北部地区用に軸重軽減改造を施したもので、浜松工場入換機として生き延びた2号機が、イベント用で飯田線に帰って来ました。
今は、リニア鉄道館がねぐらです。
(続く)
<鉄道動画集>
YOU TUBE「スヌーピー1」からご覧下さい。