昨年、一昨年とさまざまなローカルホールで聴いたが、ずっと続いている(途切れたときもあったが)掲題の第9、今年新装なったフェスティバルホールへ。井上道義指揮、大阪フィルほか。
フカフカの赤絨毯、2階エントランスへの傾斜の緩い階段(ウィーンの国立歌劇場ほかヨーロッパのホールを思わせる…が、上りは併設されたエスカレータが賑わう)、そして3階のホワイエへのエスカレータの傾斜が何故かさきほどの階段同様緩い。ともあれゆったりしたアプローチを経て軽食コーナーへ。ウィーンの歌劇場のように多彩なおつまみ?はないが、天井高く、星屑のような照明が何とも豪華。旧フェスティバルホールは2~3回行ったがあまり印象がない。今日と同じく毎年末どん詰まりの2日間に催された第9のほか、オペラ(フィガロ)を観た記憶。
今日聴いて、残響が格段に良くなっているような…。しかし一番良かったのは演奏中の客席の雑音がほとんどなかったこと(この季節、風邪をひいて咳き込む音や、ビニール袋やパンフを触るクシャクシャ音に悩まされ、ひどいのは私語!)で、楽章の中の無音部分でいずれも何の音もしない奇跡的な静寂さ。しかし第4楽章では、隣のおじさんが1時間の窮屈に耐えかねたのか、ざわざわと姿勢を変えたりウーンと唸ったりしたが、聴きどころ(と思います)の第3楽章まで我慢してくれたのでOK。
預けた荷物類を受け取るのもこれだけの人数が殺到するので時間がかかるだろうと観念していたが、先に預けた客から順に受け取れるシステム(引き換え札の色で区別?)のようで、これもなかなか配慮されているように思われた。
井上氏は来年4月から大阪フィルの首席指揮者に就任とのこと、もう少し足を運ぼうと思います。