(つづき)土曜日夜の雷雨の翌朝は一転、快晴…とはいかず、時折さっと雨が落ちる生憎の天候で、ニュースでは昨夜の雨は県内の諏訪湖あたりで時間雨量120mmというとんでもない豪雨だったようだ。朝食後、今日は潔くこのまま帰るか、とあきらめかけていたが、少しずつ鳥が鳴き始めた。例の経験則により、天気は回復に向かうと確信し、あわてて支度をしてバス乗り場へ行く。すでにバス待ちの長い行列ができていて、切符売り場の係員は、「今日は山は雨ですよ。」と正直なのか商売気がないのかわからないが、まああきらめて帰ってくれる人があれば少しは混雑も減るだろうと思う。結局1、2号車の2台で出発し積み残しはなかった。山頂近くの畳平までは1時間もかかったが、途中自転車で車道を上る元気な人が大勢いてどんどん追い越したが、何かレースでもやっているのか、あるいはどこまで行くのかとおもっていたら、何とみんな畳平まで行くらしく、さすがに途中でへばっている者もいる。また、バスにはスキー板を持った連中も何人か乗車していて、終点直前のバス停で降りた。中腹に残る雪渓で滑るようで、そこは別にTバーリフトがあるでもなく、滑り降りて歩いて上ってまた滑る、の繰り返しで、その体力に脱帽である。
元気あふれる自転車やスキー愛好家のみなさんと別れ、畳平からは本格的登山の格好した者から、荷物は雨傘だけ+スニーカーといった人まで蟻の行列のように最高峰を目指す。さすがに空気が薄い。ときどき細かい雨がぱらつくが、本降りにはならないまま、途中の肩の小屋からが登山道になり、ところどころ人の渋滞で待ったりして、強風とガスで視界ゼロの山頂に着く。寒いのと大混雑なので、早々に山頂を辞す。とりあえず記念写真を。
肩の小屋まで下りたところで、食堂のそばでも食べようと思ったが、持ってきた非常食を片付け、中途半端に残っている燃料ガスを減らすため持参したコンロで湯を沸かし松茸風お吸い物やコーヒーなどでしばし休憩。
その先の、例の雪渓を見下ろす箇所でもう1ショット。
雪渓のまんなかにある白い帯部分が滑降コースになっているようだ。
バスは1時間に1本で、ちょうど発車10分前くらいに畳平に戻り、3台連ねてもと来た道を下る。途中のスキー場前?バス停から乗ろうとしたスキーヤーの一部が積み残された。件の自転車族にとっては帰り道はバスに追い抜かれることもなく、標高差1200m、走行20kmの爽快の一言だろう。
お約束の帰り道温泉は、当然もう一度濁り湯ということで、すぐそばの乗鞍高原温泉湯けむり館に入る。自転車族も来ている。
帰途の大渋滞を予想して早々に引き上げ、しかし折角1000円乗り放題なので松本まで出て長野道に入る。その後、初めて経験する恵那山トンネル先頭の渋滞(20km)を筆頭に、2~3kmのゲリラ的小渋滞をくぐり抜け、途中で中国道の通行止めが表示されていたが兵庫県西部の豪雨の影響とは知らず、結局月曜早朝に帰宅。

