診察室に入ってみて思ったこと
あぁ…
そう言えばドクター変わるんだった…
当時通院していた病院は精神科で有名な大病院で
頻繁に主治医が変わっていた
そして
ずっと細く長く受け続けていたカウンセリングが、カウンセラーの突然の退職で無くなった頃でもあった
そう考えると色々不安だったのかもしれないな…
と頭をよぎった
新しい主治医は若くて優しそうで
でもしっかりと患者と線を引いている
優秀そうなドクターだった
どうしましたか？
と一言聞かれると
私はせきをきったかのように話し出した
眠れないこと
苦しいこと
いてもたってもいられないこと
死にたいこと
泣きながらしばらく話すと
「はい、じゃあすぐ入院しよう」
と言われた
医師の判断で大きいと思うのは
『希死念慮』があるかどうか
なような気がした
診察をしてるのに自殺されたんじゃ
たまらないのだろうな
横にいた旦那はただ黙って様子を見ていたけど
（この時の旦那は再婚後の旦那）
どう思ったのだろう
ボロボロで髪もぐちゃぐちゃで子供のことも出来なくて家のことも出来ない
配偶者がこれだと
別れたくなる人もいるだろうな
その時はそんなことすら考えも出来なかったけれど…
とりあえず入院出来ることに安心し
検査待ちになった
私の場合は
入院=安心になる
間違えて死んでしまわないから
人各々考え方は違うと思うけれど