以前にもフレネミーについて書かせて貰ったが、
今回は実際のケースに沿って書いていこうと思う。
 
とある日、知人のゆりなが相談があるのだと言って来た。
話の内容はこうだ。
 
数日前、ゆりながプチ合コンに行った際の事。
ゆりなはお世辞にも「可愛い」だとか「綺麗」だとか言えない友人2人を連れ立った。
まあ、ここまでは「女の世界」ならよくある事だ。
その際、友人の1人、みさにある男性を紹介したという。
その男性とみさは同じ年で、話も合った。
ゆりなの勧めで男性とみさは連絡先を交換してその日は別れた。
 
後日、みさがゆりなに相談をした。
「この間連絡先を交換したAさんだけど、
御礼メールをした後返信がない。どうしたらいいと思う?
またお食事是非ご一緒しましょうって伝えようかな?」と。
 
 
ゆりなの相談はその事らしい。
実は、そのプチ合コンでみさに紹介した男性はゆりなに気があったのだ。
男性はゆりなと共通の話題を作るべく、みさと連絡先を交換していた。
 
「A君、メールのやり取り苦手だって言って返信してないらしいけど、
私には毎日メール来るんだよねぇ」
「A君、合コンの時も、みさの事恋愛対象として見れないありえないって言っててさぁ、
みさが隣に座った時、萎えたって言ってたんだよねぇ」
 
相談だと言いながらも、ゆりなは笑顔だ。
困っていると言いながら、顔は一切困っているようには見えない。
 
「みさ、可哀想だよね。今度また食事行く約束になってるんだけど、
自分目当てでA君も参加するんだって思っちゃててさぁ」
 
そう仕向けたのはゆりな自身ではないのか。
結局は自分の方が立場が上なのだと示したかっただけであり、
私に対しても、相談と言いながら自慢話がしたかっただけなのだ。
 
「もう、正直にみさに話して謝ったら?」そう私がゆりなに提案すると
「いやー、でもそんな、可哀想じゃん?笑」
 
ゆりなは暫くこの状況を楽しみたいだけのようだ。
友人の好きな人に好かれている自分という構図に酔っているだけ。
 
そして、その事を臆面もなく話せるのが、
他人に興味がなく、一線をおいている私だったのだろう。
そして、私に対しても、自分はこんなにモテるのだと示したかったからなのか。
 
 
そもそも、ゆりなは普段から自分アピールが強い子で、
話をしていても全て自分の方に持っていってしまうような子。
しかし、第三者から見ると明るくて話も上手いので魅力的には映っているだろう。
 

いずれにせよ、ゆりなとみさはフレネミーなのだ。
一度、みさ側の話も聞いてみたいと思ってしまう。