ひと冬の降雪量が800cmにもなる青森市
人口30万人を超える街でこれほど雪が積もるところは他に無いとも言われます…
ちなみに過去30年の平均は…
札幌市630cm 秋田市409cm 盛岡市351cm 仙台市90cm 山形市491cm
そこで青森市内では街中の至る所で様々な『雪対策』を見ることができます
まずは、定番ですが
それぞれの電灯の上に「傘」もついています。通常よく見る横型だと雪が積もって見えなくなってしまうのです
そして最近現れたのは
これまでは雪に埋もれた消火栓を毎日消防士の皆さんが掘り起こしていました
他にも「階段付電話ボックス」や「流雪溝」などなど
最近ではこうしたものの前で記念写真を撮る旅行者も多いとか…
しかしやはり一番頼りになるのは
青森市内には二箇所、国土交通省の除雪ステーションがあってメインストリートである4号線と7号線を中心に
除雪を行っています。
上の写真の「除雪グレーダ」はセンサーを完備して路面の高さや除雪する角度などを精巧に調整しながら
作業できる最新型
ほかにも
右は初期の除雪作業で活躍する「除雪トラック」
さらに
このステーションには現在6種類の除雪機が配備されていて
積雪が5cmとなった所で一斉に出動していきます
もちろん、隊員の皆さんは24時間勤務
まだまだ続く青森の冬。市民の生活を守るために昼夜を問わず雪と戦っているのです