2025年12月15日の三人 | ゲームを積む男

2025年12月15日の三人

今日はファミコン向け『銀河の三人』の発売日でした、1987年12月15日が発売日だったので今日で発売38周年ですね。



『銀河の三人』は1985年にパソコン向けに発売された『地球戦士ライーザ』というRPGを原作としてファミコン向けに移植した作品。

西暦2300年で地球人が宇宙に出て各惑星に植民するようになった時代に母星を失って地球を奪おうと企むガルム星人と呼ばれる敵と戦っているような世界観で、主人公とその相棒は火星にて戦闘用ロボットで戦っていたけど二人を残して全滅してしまった事から始まるストーリー。

ちなみに「ライーザ」ってのは主人公たちが乗るロボットの名前ね。

80年代のロボットアニメを彷彿とさせるデザインだった原作からファミコン版は打って変わって漫画家の永井豪さんがパッケージデザインなどを手掛けておりゲーム中のキャラクターデザインなどもそれをイメージさせるようなデザインになっているかな。

ゲームシステムは宇宙の移動と各星での散策に分かれており宇宙空間での移動は最初に目的地を決めてそこから少しずつワープしていって合間に敵とのエンカウントによる戦闘が入る形で、ファミコン版も原作を踏襲しているけど星についてからの移動は横画面での上下左右にスクロールするマップを散策する形に変更されているかな。

また、主人公たちが物語の途中で救出して地球から主人公たちを支援する事になるヒロインも原作では応援のメッセージを定期的に送る役割だったけどファミコン版では地球からESPによって支援するような役割が追加されていてこれが一般的なRPGにおける魔法のような役割になっていたかな。

更にBGMをテクノポップユニット「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」の高橋幸宏さんが担当しており、そのおかげか戦闘BGMがちょっとYMOの名曲に似ている感じがありつつも全体的にBGMのクオリティは高め。

そんな全体的に豪華にアレンジされた本作だけどゲームバランスに関してはかなり難易度が高いのがあったかな、特に主人公たちのレベル上限に対して敵の強さが強めかつ回復アイテムの所有も制限があったのでゴリ押しやレベル上げでクリアーすることが難しくて。

特に最後のダンジョンは敵のエンカウント率も高かったのでメニュー画面に入って出たら数歩分だけ敵がエンカウントしない仕様を活用しないとクリアーが難しいとまでされたんだよね。

そんな苦労を果たしてクリアーすると最後には衝撃的な結末があったわけで、色々とほろ苦い作品になったみたい。

本作の発売近辺にはRPGの名作・話題作も色々とあった上に任天堂自身が本作のCMをあまり積極的に行わなかったこともあってヒットしておらず移植作故に復刻とかも恵まれない作品かなぁ。

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インタビュー:『プラグマタ』Switch2版の最適化やamiiboの連動特典は? Steam体験版先行配信の理由も聞いてきた

『プラグマタ』はカプコンが手掛ける完全新作となるSFシューティング・アクションゲーム。

ディストピアとなった月面世界を舞台に主人公と少女が繰り広げるSFアクションとして2020年に発表された作品で第一報時は2022年発売予定となっていたけどその後クオリティアップのための延期を繰り返しており先日のイベントにてようやく発売日が2026年4月24日へと決定したみたい。

その際に当初予定しているPS5/Xbox Series X|S及びPCに加えてSwitch 2版も同時に発売される事が発表されて合わせて主人公と一緒に行動する少女ディアナのamiiboが本作と同時に発売されることも発表されていたり。

そんなSwitch 2版だけど任天堂がSwitch 2の情報を公開するのに合わせて開発スタッフ側でも準備を進めていったみたいで、この情報公開が4月に本体正式発表なのかそれ以前の正式発表前にサードパーティ側に次世代機としての情報を公開した頃かは不明だけど本作開発の合間にSwitch 2向けの確認も行われていたみたいかな。

本作のゲームエンジンはカプコン内製のものが使われており同じエンジンを利用した『バイオハザード・レクイエム』も他機種版と見劣りしないクオリティが実現されているのと同様に本作も他機種版と見劣りしない出来になったみたい。

またSwitch 2対応の為にあえてクオリティを落としたり開発が伸びたわけじゃないみたいで、このあたりがカプコンのゲームエンジンが素直にSwitch 2に対応できている恩恵がある感じかな。

Steam向けの体験版が先行で配信されていて携帯型ゲーミングPCみたいなそこまで3D性能が高くない環境でもある程度快適に遊べるようになっているのがあるみたいで、このあたりもうまく最適化がされているみたいかな。

曰く、「こだわりを捨てでも、快適性を重視しよう」ってのがあったみたいで、無駄にこだわりすぎるよりもゲームとしてできるだけ快適に遊べる作品を目指したのがあるのかな。

それがSwitch 2でも快適に遊べるのにも繋がったみたい。

ちなみにディアナのamiiboは使用すると回復アイテムなどが手に入るみたいで限定コンテンツではなく少しだけゲームを簡単にする役割かな、複数機種で同時に発売されるソフトでSwitch 2版だけ独自コンテンツがあるってよりはハードのユーザー向けに簡単に出来る要素にした感じかも。

カプコンはamiiboの展開に積極的でそれが複数機種で同時に発売されるタイトルでも発売を予定しているみたいだけどそれはSwitch 2ユーザー向けって言うよりはゲームと同時に発売出来るリアルグッズの一貫って感じも強いんだろうなあ、結構売れているからこそ積極的に展開しているのかも。

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【TGA2025】マ・ドンソクさんが出演! 名越スタジオ新作「GANG OF DRAGON」お披露目

セガから独立してネットイースの出資を得て「名越スタジオ」を立ち上げていた元セガの名越稔洋さんが手掛ける新作が発表されたみたい。



『GANG OF DRAGON』と言う同作は韓国人俳優のマ・ドンソクさんが出演して神室町……ではなく新宿の歌舞伎町を舞台にした展開になる感じかな。

実在の俳優をモデルにしたキャラクターが主人公で歓楽街を舞台としたアクションアドベンチャーゲームと言う事でまんまイメージが『龍が如く』って感じ、むしろセガの龍が如くスタジオに残ったスタッフによる龍が如くシリーズとそのまま食い合う作品になってしまっているのかな。

著名な開発者が大手メーカーから独立した後に古巣で手掛けた作品と似たような雰囲気の作品を手掛ける事ってかなり多いんだけど本作もそのパターンになったのかな。

それは完全に悪いってわけじゃないし、おそらく出資したネットイースも龍が如くっぽいゲームを望んでいたのもあるんだろうけど独立したんだからもっと違うゲームを見てみたかったのはあったかなぁ。

名越さんと言えば今でこそ龍が如くシリーズで有名だけど過去には『デイトナUSA』とか『スパイクアウト』みたいな作品もあったからねぇ。

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EGGコンソール版「魔導物語1-2-3」「夢幻の心臓」「ハイドライドII」「ザナック」など8作品が30%オフに。ウィンターセールを開催中

EGGコンソールは往年のパソコンで発売されたゲームをSwitchで遊べるように復刻した作品。

そんなEGGコンソールで出ている作品がいくつかセール実施されているみたいで、EGGコンソールはあまりセールをされる機会が少ないからせっかくだから良い機会かな。

最近になっていくつかのタイトルで問題が発生した事があったけどそれでも往年のゲームを今の環境で遊べるのは希少な機会だしね。