2025年12月5日の礼
今日はファミコン版『カラテカ』の発売日でした、1985年12月5日が発売日だったので今日で発売40周年ですね。
『カラテカ』は1984年にパソコンのApple II向けに開発されたゲームで様々なホビーパソコンに移植された他にファミコンにも移植された作品。
空手家である主人公がアクマと呼ばれる敵に攫われた恋人のマリコ姫を助ける為に単身敵の本拠地に乗り込むと言うストーリーで、主人公であるカラテカは基本的にパンチとキックで敵と戦うことになり先に進みながらアクマが差し向ける敵と戦ったり様々なトラップを避けたりしながら奥へと進んでいくかな。
主人公や敵の滑らかな動きが特徴で本作を開発した開発者は後に「プリンス・オブ・ペルシャ」を手掛けることになるなどキャラクターを滑らかに動かすことに長けていたみたい。
開発には実際の人間の動きを撮影してそれをドット絵に落とし込む「ロトスコープ」と呼ばれる技術が用いられておりそれが本作の滑らかな動きに繋がったんだとか。
そんなPC版の翌年にファミコン向けに移植されたバージョンは基本的にはアーケード版に準じた作りとなっておりキャラクターの滑らかさとかは健在、ただ音声合成や一部のカットシーンなどの演出が削除されているのがあったみたい。
ファミコン版がパソコン版から大きな違いとしてあるのがプレイヤーが移動中に行える「礼」の仕様が変わったこと、ゲームは敵と戦う時の「構え」と移動中で走ることが出来る「直立」の2パターンが切り替えられて、その直立している時に攻撃ボタンを押すとその場で「礼」を行える仕様があって、敵側も礼をされると礼で返すなど何故か礼儀正しい部分があったんだよね。
パソコン版ではそれはちょっとしたお遊び要素だったけどファミコン版では敵が来た時に「礼」をしてから戦わないと難易度が高くなると言う要素が備わっており、それを知らないで進めると強くなった敵に倒されるなすすべもなく倒されてしまう理不尽なゲームになっていたんだよね。
それ以外のゲーム部分は名作と評価されたパソコン版とほぼ変わらない仕様だったんだけど、同作の発売当時はすでにファミコンではスーパーマリオブラザースが発売されていたのもあって礼に始まり礼に尽くす部分とかスタート時から構えて下がっていくと崖に落ちてしまいゲームオーバーになるなどの部分が「バカゲー」として知られるようになったかな。
1989年には『マスターカラテカ』と言うタイトルでゲームボーイに移植された他に2012年には当時の開発者が関わる形でリメイク版が発売されたかな、また2023年には『The Making of Karateka』と言うタイトルで初代のパソコン版が当時の開発資料やスタッフインタビューを収録する形で現行機に復刻されているのでそちらで遊ぶことが出来るかも、Switch版は国内配信されてないけどSteamなど他のバージョンなら買えるかな。
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「メトロイドプライム4 ビヨンド Nintendo Switch 2 Edition」レビュー
いよいよ発売となった『メトロイドプライム4 ビヨンド』のSwitch 2 Editionをベースにしたレビュー記事。
メトロイドプライム4は人気シリーズである『メトロイド』から派生した一人称のアクションアドベンチャーゲームで1作目はゲームキューブ向けに発売された後にWiiやWii Uなどでシリーズが発売されてきた作品。
主人公であるサムス・アランの視点でゲームが展開されており謎解きや様々な特殊ビームでの戦いなども主観視点ならではの形で再現されているのが特徴で、特に海外では大ヒットした作品だったんだよね。
Wii Uでは移植はあったけど新作はなかったシリーズの最新作として2017年の6月のイベント(E3)にてSwitch向けに発表されていたメトロイドプライム4だけどその時点では過去シリーズの開発元である「レトロスタジオ」は開発に関与しておらず別の会社にて開発が進められていたけど2019年に任天堂の求めるクオリティに達しないと言う理由で無期限の開発延期が発表されていたんだよね。
その際にレトロスタジオが改めて開発していることが告知されて長らく開発が続いていた後に、当初の予定通りのSwitchに加えてその後継機であるSwitch 2向けのバージョンと同時に発売することで発売したのが『メトロイドプライム4 ビヨンド』になるかな。
そんなメトロイドプライム4の評価は良い意味で「王道」って感じかな。
これまでのシリーズの良い部分をしっかり継承しておりサムス・アランの視点でのアクションや謎解きはこれまでのシリーズと同様に楽しめるように作られていてステージのレベルデザインなども良好みたい。
グラフィックはSwitch版でも高いクオリティで作られておりSwitch 2版なら4K画質か120fps動作の選択でより高精細かより滑らかな動作で楽しめるし、主観視点でのエイミングはスティック動作だけじゃなくジャイロ操作もあるしSwitch 2版ならマウス操作にも切り替えられるなどプレイヤーの好みに合わせた操作が出来る感じ。
ストーリーはメトロイドプライム3のその後の話で3までとは区切られた新ストーリーとなっているけどサムスだけじゃなく他の人物も登場して共闘することもあるなどこれまで以上に濃密なストーリーにもなっているのかな。
総じて前作から17~18年ぶりの完全新作と待たされたことに答えられる完成度に達しているみたいだけど、その一方で一部ではゲーム的な変化が少ない部分には否定的な意見もあったりするかな。
18年待たされたからには王道を期待したいのか、それともその分の進化や変化を感じたいのか人によって意見は変わってくるんだけど、本作に関しては「メトロイドプライムの続編」を期待していた人向けの作品なんだろうなぁ。
今後メトロイドプライムシリーズがどうなっていくかはわからないけど、次もSwitch 2であるんだったらまた違った形になったりすると面白いかもなぁ、ただ流石に18年は待てないだろうけどね。
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ロゼッタは坂本真綾、クッパJr.は山下大輝が担当 『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の日本語版キャスト&予告編が公開
スーパーマリオの3D映画である『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の続編となる『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の日本語吹き替えされた予告編が公開されて合わせて本作の新キャストも発表されたみたい。
予告編の内容は少し前に任天堂がダイレクトの形式で公開したトレーラーと同じかな。
キャストに関してはマリオとルイージにピーチ姫とクッパに関しては前作と同じキャストが続投している他に、本作からの新キャラクターであるロゼッタに坂本真綾さん、クッパJr.に山下大輝さんが担当しているみたい。
両者とも様々な作品に出演しているベテラン声優でありアニメや映画だけじゃなくゲーム関連でも出演経験はかなり豊富な人。
アニメーション映画のキャスティングとかだとどうしても話題性も必要になりがちで人気アイドルや芸能人が何かしらの約を行うことが多いんだけどマリオに関してはそもそものマリオが日本でも有名なキャラクターなのでそれを必要としない感じかな、最近は芸能人の声優でも悪くない演技は多いんだけどね。
公開は来年4月と言うことで気がつけば後5ヶ月後にまで迫っているから今のうちに前作を観たりとかゲームのスーパーマリオギャラクシーを遊んだりとかして予習しても良いかもなぁ。
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存続の瀬戸際か…『ショベルナイト』開発元、6年かけた新作延期し資金も使い果たした状況
『ショベルナイト』の開発元が開発を行っている新作を不具合の為に延期を発表しているけどその為に資金とかを使い果たしてスタッフも疲弊状態と言う状況になっているんだとか。
ショベルナイトと言えば2014年に発売したタイトルでドット絵のグラフィックにショベルを持った騎士がそのショベルを使ったアクションを行う作品としてゲームとしての完成度の高さもあって話題となりヒットした作品。
2014年はPCとWii U及び3DS向けだったけどその後に様々なハードに展開されて累計で300万本以上売れており派生タイトルや追加コンテンツも発売しているんだけど、完全新作を発表済みでそちらも開発中だったけどそちらを一旦停止した状態で別の新作の開発を行っているんだよね。
そんな新作が6年かけているけど発売できない状況と、流石に前作がヒットしたとしてもその収益で保ち続けるのが厳しくなって来た感じかなぁ。
実際に会社の存続は新作の売り上げ次第な部分が大きいみたいで、最低でも20万本は売れてほしいみたいだけどその半分だとかなり厳しそうなのかな。
ゲームはそのヒットによって会社の業績に影響するのはあるんだけど小規模な会社の場合は本当に水物って感じだろうなぁ。
『カラテカ』は1984年にパソコンのApple II向けに開発されたゲームで様々なホビーパソコンに移植された他にファミコンにも移植された作品。
空手家である主人公がアクマと呼ばれる敵に攫われた恋人のマリコ姫を助ける為に単身敵の本拠地に乗り込むと言うストーリーで、主人公であるカラテカは基本的にパンチとキックで敵と戦うことになり先に進みながらアクマが差し向ける敵と戦ったり様々なトラップを避けたりしながら奥へと進んでいくかな。
主人公や敵の滑らかな動きが特徴で本作を開発した開発者は後に「プリンス・オブ・ペルシャ」を手掛けることになるなどキャラクターを滑らかに動かすことに長けていたみたい。
開発には実際の人間の動きを撮影してそれをドット絵に落とし込む「ロトスコープ」と呼ばれる技術が用いられておりそれが本作の滑らかな動きに繋がったんだとか。
そんなPC版の翌年にファミコン向けに移植されたバージョンは基本的にはアーケード版に準じた作りとなっておりキャラクターの滑らかさとかは健在、ただ音声合成や一部のカットシーンなどの演出が削除されているのがあったみたい。
ファミコン版がパソコン版から大きな違いとしてあるのがプレイヤーが移動中に行える「礼」の仕様が変わったこと、ゲームは敵と戦う時の「構え」と移動中で走ることが出来る「直立」の2パターンが切り替えられて、その直立している時に攻撃ボタンを押すとその場で「礼」を行える仕様があって、敵側も礼をされると礼で返すなど何故か礼儀正しい部分があったんだよね。
パソコン版ではそれはちょっとしたお遊び要素だったけどファミコン版では敵が来た時に「礼」をしてから戦わないと難易度が高くなると言う要素が備わっており、それを知らないで進めると強くなった敵に倒されるなすすべもなく倒されてしまう理不尽なゲームになっていたんだよね。
それ以外のゲーム部分は名作と評価されたパソコン版とほぼ変わらない仕様だったんだけど、同作の発売当時はすでにファミコンではスーパーマリオブラザースが発売されていたのもあって礼に始まり礼に尽くす部分とかスタート時から構えて下がっていくと崖に落ちてしまいゲームオーバーになるなどの部分が「バカゲー」として知られるようになったかな。
1989年には『マスターカラテカ』と言うタイトルでゲームボーイに移植された他に2012年には当時の開発者が関わる形でリメイク版が発売されたかな、また2023年には『The Making of Karateka』と言うタイトルで初代のパソコン版が当時の開発資料やスタッフインタビューを収録する形で現行機に復刻されているのでそちらで遊ぶことが出来るかも、Switch版は国内配信されてないけどSteamなど他のバージョンなら買えるかな。
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「メトロイドプライム4 ビヨンド Nintendo Switch 2 Edition」レビュー
いよいよ発売となった『メトロイドプライム4 ビヨンド』のSwitch 2 Editionをベースにしたレビュー記事。
メトロイドプライム4は人気シリーズである『メトロイド』から派生した一人称のアクションアドベンチャーゲームで1作目はゲームキューブ向けに発売された後にWiiやWii Uなどでシリーズが発売されてきた作品。
主人公であるサムス・アランの視点でゲームが展開されており謎解きや様々な特殊ビームでの戦いなども主観視点ならではの形で再現されているのが特徴で、特に海外では大ヒットした作品だったんだよね。
Wii Uでは移植はあったけど新作はなかったシリーズの最新作として2017年の6月のイベント(E3)にてSwitch向けに発表されていたメトロイドプライム4だけどその時点では過去シリーズの開発元である「レトロスタジオ」は開発に関与しておらず別の会社にて開発が進められていたけど2019年に任天堂の求めるクオリティに達しないと言う理由で無期限の開発延期が発表されていたんだよね。
その際にレトロスタジオが改めて開発していることが告知されて長らく開発が続いていた後に、当初の予定通りのSwitchに加えてその後継機であるSwitch 2向けのバージョンと同時に発売することで発売したのが『メトロイドプライム4 ビヨンド』になるかな。
そんなメトロイドプライム4の評価は良い意味で「王道」って感じかな。
これまでのシリーズの良い部分をしっかり継承しておりサムス・アランの視点でのアクションや謎解きはこれまでのシリーズと同様に楽しめるように作られていてステージのレベルデザインなども良好みたい。
グラフィックはSwitch版でも高いクオリティで作られておりSwitch 2版なら4K画質か120fps動作の選択でより高精細かより滑らかな動作で楽しめるし、主観視点でのエイミングはスティック動作だけじゃなくジャイロ操作もあるしSwitch 2版ならマウス操作にも切り替えられるなどプレイヤーの好みに合わせた操作が出来る感じ。
ストーリーはメトロイドプライム3のその後の話で3までとは区切られた新ストーリーとなっているけどサムスだけじゃなく他の人物も登場して共闘することもあるなどこれまで以上に濃密なストーリーにもなっているのかな。
総じて前作から17~18年ぶりの完全新作と待たされたことに答えられる完成度に達しているみたいだけど、その一方で一部ではゲーム的な変化が少ない部分には否定的な意見もあったりするかな。
18年待たされたからには王道を期待したいのか、それともその分の進化や変化を感じたいのか人によって意見は変わってくるんだけど、本作に関しては「メトロイドプライムの続編」を期待していた人向けの作品なんだろうなぁ。
今後メトロイドプライムシリーズがどうなっていくかはわからないけど、次もSwitch 2であるんだったらまた違った形になったりすると面白いかもなぁ、ただ流石に18年は待てないだろうけどね。
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ロゼッタは坂本真綾、クッパJr.は山下大輝が担当 『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の日本語版キャスト&予告編が公開
スーパーマリオの3D映画である『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の続編となる『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』の日本語吹き替えされた予告編が公開されて合わせて本作の新キャストも発表されたみたい。
予告編の内容は少し前に任天堂がダイレクトの形式で公開したトレーラーと同じかな。
キャストに関してはマリオとルイージにピーチ姫とクッパに関しては前作と同じキャストが続投している他に、本作からの新キャラクターであるロゼッタに坂本真綾さん、クッパJr.に山下大輝さんが担当しているみたい。
両者とも様々な作品に出演しているベテラン声優でありアニメや映画だけじゃなくゲーム関連でも出演経験はかなり豊富な人。
アニメーション映画のキャスティングとかだとどうしても話題性も必要になりがちで人気アイドルや芸能人が何かしらの約を行うことが多いんだけどマリオに関してはそもそものマリオが日本でも有名なキャラクターなのでそれを必要としない感じかな、最近は芸能人の声優でも悪くない演技は多いんだけどね。
公開は来年4月と言うことで気がつけば後5ヶ月後にまで迫っているから今のうちに前作を観たりとかゲームのスーパーマリオギャラクシーを遊んだりとかして予習しても良いかもなぁ。
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存続の瀬戸際か…『ショベルナイト』開発元、6年かけた新作延期し資金も使い果たした状況
『ショベルナイト』の開発元が開発を行っている新作を不具合の為に延期を発表しているけどその為に資金とかを使い果たしてスタッフも疲弊状態と言う状況になっているんだとか。
ショベルナイトと言えば2014年に発売したタイトルでドット絵のグラフィックにショベルを持った騎士がそのショベルを使ったアクションを行う作品としてゲームとしての完成度の高さもあって話題となりヒットした作品。
2014年はPCとWii U及び3DS向けだったけどその後に様々なハードに展開されて累計で300万本以上売れており派生タイトルや追加コンテンツも発売しているんだけど、完全新作を発表済みでそちらも開発中だったけどそちらを一旦停止した状態で別の新作の開発を行っているんだよね。
そんな新作が6年かけているけど発売できない状況と、流石に前作がヒットしたとしてもその収益で保ち続けるのが厳しくなって来た感じかなぁ。
実際に会社の存続は新作の売り上げ次第な部分が大きいみたいで、最低でも20万本は売れてほしいみたいだけどその半分だとかなり厳しそうなのかな。
ゲームはそのヒットによって会社の業績に影響するのはあるんだけど小規模な会社の場合は本当に水物って感じだろうなぁ。