2025年11月28日の対決 | ゲームを積む男

2025年11月28日の対決

今日はPS3及びXbox 360向け「ソニック・ザ・ファイターズ」の配信日でした、2012年11月28日が発売日だったので今日で発売13周年ですね。



「ソニック・ザ・ファイターズ」は1996年にアーケードで稼働した対戦格闘ゲーム。

タイトル通りソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズを原作としており同作で登場したキャラクターがメインとなった格闘ゲームで、登場キャラクターはシリーズのレギュラーキャラであるソニック・テイルス・ナックルズ・エミーの4人に加えてゲームギアのタイトルに登場したファングとスーパー32Xのタイトルで登場したエスピオ、それに本作オリジナルキャラだった「ビーン」と「バーク」を加えた合計8キャラ。

開発は当時のセガのアーケードチームのエース開発チームだったAM2研が担当しておりゲームシステムも「バーチャファイター」や「ファイティングバイパーズ」を踏襲した8方向レバーと3ボタンで操作を行い3ボタンは「パンチ」と「キック」に加えてガードの代わりに「バリア」となっているのが違いかな。

元々は3Dにてデフォルメされたキャラクターを動かす実験から生まれた作品で同じAM2研の「バーチャファイターキッズ」と並行して開発が行われていてファイティングバイパーズのスタッフが実験的に同作にソニックを登場させてみた事から実際にタイトルとして開発されるようになったんだとか。

そうした経緯があってゲームシステムはファイティングバイパーズに近い要素があって、ファイティングバイパーズのアーマーの破壊がバリアの破壊になっていたりとかステージが壁に囲われていたりとか全体的にスピード感が早くなっていたりがあったかな。

アーケード版はバーチャファイター2やファイティングバイパーズと同様にMODEL2基盤で開発されており本作もセガサターン向けに移植が予定されていたみたいだけど結果的に実現しなくて、代わりに「ファイターズメガミックス」の隠しキャラとして「ビーン」と「バーク」が登場していたかな。

その後のドリームキャストにも移植される事がなくて初めて移植が実現したのはアーケードの稼働から10年近く経過した2005年にPS2とゲームキューブ向けに発売した「ソニックジェムズコレクション」と言うタイトルに収録された形だったかな。

で、本作が単独タイトルとして家庭用ゲーム機向けに移植された唯一の事例となったのが2012年配信のPS3とXbox 360版だったと言う話、MODEL2コレクションと銘打って移植された本バージョンはハードウェアの性能もあって流石にアーケード版をほぼ完全に移植されておりなおかつHD画質で遊べた形。

ただ、PS3はすでに本体が生産終了しているしXbox 360版も昨年まで互換対応で遊べたけど現在は配信終了しているのでこれから新規で遊ぶには「LOST JUDGMENT 裁かれざる記憶」のゲーム内ゲームとして遊ぶしかないかな。

アーケード版もあまり出回りがなくて貴重だったけど移植版も貴重なんだよねぇ。

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日本未発売の『パルテナの鏡』が「Nintendo Classics」で本日から配信開始。ゲームボーイ版『Kid Icarus: Of Myths and Monsters』がスイッチから遊べる。ほかにも『忍者龍剣伝Ⅱ』『バトルトード』『BIONIC COMMANDO』の4作品がラインナップ。「Nintendo Switch Online」加入でプレイ可能に

Switch及びSwitch 2ユーザー向けの有料オンライン会員サービスであるNintendo Switch Onlineに加入したユーザー向けに提供されているNintendo Classicsにてファミコンとゲームボーイに新規タイトルが追加されてたみたい。



追加されたのはファミコンの「忍者龍剣伝II」「バトルトード」、ゲームボーイで「Kid Icarus: Of Myths and Monsters」「バイオニックコマンドー]の合計4タイトル。

「忍者龍剣伝II」は同シリーズの2作目となるタイトルでゲームシステムが改良して高すぎた難易度も若干緩和されていたかな。

「バトルトード」はイギリスのレア社が開発したアクションゲームでマイナーな名作としてコアな人気があった作品、現在の権利元の関係でXbox Game Studios名義になっているのが面白いところ。

「Kid Icarus: Of Myths and Monsters」はファミコンの「パルテナの鏡」の続編となったタイトルで開発も日本だったんだけど実機向けには日本では発売されてなかったタイトル、2012年にニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信された事で初めて日本で遊べるようになったけどその新規購入がすでに終了しているから今回の配信で改めてあそべるようになったかな。

「バイオニックコマンドー」はカプコンがアーケードなどで展開した「トップシークレット(ヒトラーの復活)」の世界観やゲームシステムを継承した作品でワイヤーアクションが特徴だったかな。

今回配信された4タイトルはすべてアクションゲームなのが特徴的かも、複数のタイトルが配信されると結構ジャンルがバラバラになる傾向が多かったけど同じようなジャンルになるのはちょっと珍しいかもなぁ。

どれも名作ではあるんで他のゲームを遊ぶ合間にちょっと試しても良いかも。

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[インタビュー]没後10年・飯野賢治氏が最後に残した大作ゲーム「Dの食卓2」の開発エピソードを野末武志氏ら元WARPメンバーが語る

かつて「ゲーム業界の風雲児」と呼ばれていてその発言や行動が良くも悪くも話題になっていたけど10年前に亡くなった「飯野賢治」氏が最後に手掛けた大作タイトルと呼ばれる「Dの食卓2」について当時の開発スタッフが語る話。

Dの食卓は3DO向けに作られた作品でジャンルはインタラクティブアドベンチャーと呼ばれる作品、突如として猟奇的な殺人事件を起こした病院の院長である父親の謎を求めるために主人公のローラが病院を訪れたら何故か謎の洋館に転移してそこで父親や自身にながれる血の謎に挑んでいくストーリーだったかな。

そのナンバリングとして続編となった「Dの食卓2」だけどゲームジャンルやストーリーは前作と大きく変わった内容、主人公こそローラなんだけど前作とは別人となっており舞台も飛行機事故で遭難した雪山でオープンフィールドのサバイバルアクションだったりとゲームジャンルも一新していたかな。

発売されたハードはドリームキャストだったんだけど元々は3DOの後継ハードとして計画されていた「M2」向けのゲームとして開発されていた経緯があったんだよね。

ただそのM2が発売中止となってDの食卓2も一旦開発中止になっていたんだけどドリームキャスト向けに改めて開発する事になったみたいで、M2向けとは大きく方向性も変わっていたみたい。

元々のM2向けに計画していた段階では前作Dの食卓の方向性を踏襲していたみたいだけどドリームキャスト向けになった事で方向性を一新したらしいんだよね。

M2の販売中止が1997年の話でそこからドリキャス版での発売が1999年だから2年足らずの開発期間だったけどその間にもオーロラを見るためにカナダとかヨーロッパにスタッフで出かけたりしたみたいで、当時の飯野賢治氏の考える「バンド」をその頃も体現していたんだろうなぁ。

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クロックスとXboxが“Xbox 360”の発売20周年を祝うコントローラーデザインの「Crocs Classic Clog」をアナウンス、発売はまもなく

Xbox 360が20周年ってまさかそんなそんな、って思ったら実際にXbox 360の発売は2005年だったわ。

アメリカでは11月発売で日本でも12月発売だったからねぇ、本格的なHD時代に入ってから20周年って事なんだよねぇ。

オリジナルデザインのクロックスはボタンっぽいのがちょっと楽しそう、でもXbox 360のコントローラーってシェアボタンってなかったよなぁ、普通に現行バージョンっぽいよね。