2025年11月25日の青色 | ゲームを積む男

2025年11月25日の青色

今日はスーパーファミコン向け「かまいたちの夜」の発売日でした、1994年11月25日が発売日だったので今日で発売31周年ですね。



「かまいたちの夜」はチュンソフトが開発して販売を担当した作品で「サウンドノベル」と呼ばれる文章をベースにBGMや背景画像などの演出で物語を展開しつつ選択肢でストーリーが分岐するアドベンチャーゲームの第2弾となった作品。

前作でありサウンドノベルの第1弾となった「弟切草」と同様にホラー要素はあるけれど弟切草が迷い込んだ洋館を舞台に怪奇現象や洋館の謎などの要素が強かったのに対してかまいたちの夜ではミステリー要素が強く出ている内容。

物語は冬にスキーを楽しんでいた主人公たちが泊まったペンションにてとある事件が発生してそれを巡って他の住人たちの思惑なども交差しつつ物語が展開する内容。

基本的なゲームシステムは弟切草から大きく変わってないけれどゲームの分岐スタイルが大きく変わっているのが特徴かな、弟切草ではプレイ回数によって冒頭の展開が変わる事がありそこからストーリーの変化に影響する選択肢も変わってくるのに対してかまいたちの夜では冒頭の展開は必ず同じ始まり方をしてストーリーの分岐は選択肢によってのみ展開する形でより分岐がわかりやすくなったかな。

更に弟切草ではどの選択肢を選んでもある程度の物語は繋がれていってそこからバッドエンドもグッドエンドも発生するのに対してかまいたちの夜では間違った選択肢を選ぶと主人公が殺されてしまいそこでバッドエンドになる場合などもあったりしてより選択肢を選ぶ意味合いが生まれていたのもあったかな。

メインとなるストーリーではペンションを舞台にした殺人事件が発生してその犯人探しをする事になるんだけど、それ以外にも序盤の分岐によってペンションの客人がスパイばかりになったストーリーとか過去の殺人事件に端を発したオカルトホラーになったりとかするのも特徴、中にはギャグ要素が強かったとか謎解き要素が強かったりしたのもあったかな。

また、前作では基本的に背景はその場の景色とかイメージ映像的な部分だったのに対してかまいたちの夜では実在のペンションで撮影した背景に青色で描かれた人物のシルエットが表示される独特なスタイルを採用していたのも特徴。

良くも悪くも雑多な作りがあった弟切草と比べてゲームとして大きく洗練されたこともあって大きくヒットする事になったんだよね。

本作はその後初代プレステ向けに演出を強化した形で移植された他に続編やリメイクがリリースされていったかな、とは言え続編ではかまいたちの夜の物語がフィクションだったと言う話から始まって賛否のある内容だったんだけどね。

2006年に「かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相」と言う完結編とも言える作品がPS2向けに発売されておりそこには初代と2のメインストーリーも楽しめる形になっていて、2024年にSwitchとPS4及びSteam向けに移植されているのでメインストーリーだけならそこで楽しめるかな。

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『罪と罰~地球(ほし)の継承者~』から25年を経て思う、職人集団トレジャーの輝きと現在地

ニンテンドウ64で発売された「罪と罰 ~地球(ほし)の継承者~」が2000年11月21日に発売されたから先週で25周年を迎えていたんだよね。

同作は任天堂から発売されたタイトルではあるけど開発したのは「トレジャー」と言う開発会社、そんなトレジャーがこれまで歩んできた道と現在の状況を振り返ったのが上記の記事かな。

元々トレジャーはコナミに所属していた開発者が独立して1992年に設立した開発会社だったんだよね、魂斗羅スピリッツとかの開発に関わっていたスタッフが多かったみたい。

デビュー作となったのはメガドライブ向けの「ガンスターヒーローズ」で、魂斗羅スピリッツのノウハウを活かしたアクションシューティングゲームだけどド派手な演出や爽快感のあるゲーミングなどで高く評価されてトレジャーと言う名前を一躍有名にしたかな。

セガと開発契約を結んでいたみたいでその後メガドライブ向けには合計6タイトルをリリース、特に「幽☆遊☆白書 魔強統一戦」や「エイリアンソルジャー」は今でも根強いファンがいたりしたかな。

その後次世代機が発売されるとまずメガドライブからの流れでセガサターン向けの開発を行うことになり「幽☆遊☆白書 魔強統一戦」のゲームシステムを継承してベルトスクロール式のアクションRPGへと仕上げた「ガーディアンヒーローズ」をリリースした後、自社で販売も担当する事になってからは初代プレステやニンテンドウ64向けのゲームも開発する事になったかな。

そうして2000年代に入るとトレジャーは迷走期に入ることになるんだけどそうした中で評価された作品が「罪と罰」だったと。

その一方でライセンスタイトルの開発などを行っていたけれど所属していたスタッフの独立とかもあり現在はスタッフが大幅に減っており、新作タイトルの開発からは離れて過去のタイトルのリマスターや復刻などを中心とした活動になってしまっているかな。

例えば「ガーディアンヒーローズ」などのキャラクターデザインを担当した人はスタジオ最前線と言うスタジオに所属しているみたいだし、エイリアンソルジャーとかを手掛けた人はエムツーに所属していたりしているみたいでそれぞれの道を歩んでいる感じかな。

かつてのトレジャーも決して規模の大きな会社ではなかったけれどハードウェアを徹底的に研究してその性能を引き出したゲームを作っていたけれど今の時代はそれが出来なくなったから今の状態になっているってのもあるのかもなぁ。

開発しやすくなったって事は職人芸が活かせる場所が減ってしまったって事でもあるのかも。

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「PS Plus」プレミアムプラン“55%オフ”セール中。3カ月プランが4300円⇒1935円、12カ月プランが1万3900円⇒6255円と新規加入限定でお得。ゲームカタログやクラシックスカタログ、クラウドストリーミングなどPS Plusの全サービスが楽しめる

プレステを使っている人向けのサブスクリプションサービスであるPS Plusの最上位プランとなる「プレミアムプラン」がブラックフライデーセールとして半額以下で加入できるようになっているみたい。

通常は12ヶ月プランが1万3900円なのが半額以下の6255円なのはベースとなるエッセンシャルプランと変わらない価格かな。

プレミアムプランでは指定されたゲームが遊び放題となる「ゲームカタログ」や初代プレステやPS2やPSP時代のゲームが配信されている「クラシックスカタログ」が使える他にクラウドストリーミングでゲームをダウンロードやインストールせずに遊ぶことも出来るかな。

特にクラウドストリーミングは最近になってPS Portalが対応するようになったのがPS Portalを持っている人ならそれを活用するためにこの機会にプレミアムプランに加入するってのは良いかも。

ライバルのXbox Game Passと違って最新のゲームが即日配信されるって事はあまりないんだけど価格に関してはXbox Game Passが大幅に値上がりした事によってPS Plusのプレミアムプランの方が安価に加入できるってのがあるかな。

もちろんPS5やPS Portalを持ってない人には恩恵をあまり受けられないのはあるんで基本的にはそれらを持っている人ならって感じかな。

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『カービィのエアライダー』で「マイクロビキニ姿のコックカワサキ」マシンが削除されている件、海外でもニュースとして話題に

「カービィのエアライダー」では「オレマシン」と言う登場するマシンを自由にデザインする機能があって、それでデザインしたマシンを「オレマシン市場」に出す事で他のプレイヤーに購入してもらう事が出来るんだよね。

デザイン機能に関しては他のレースゲームも数多く採用しておりアニメキャラがペイントされたデザインとか現実のタクシーだったりトラックみたいなラッピングが走っているのがSNSで流れているのを見るかな。

カービィのエアライダーでもかなりの自由度があるみたいで様々なデザインが生み出されているんだけど、流石に問題のあるデザインは削除されるよね。

コックカワサキのマイクロビキニってのは結構前から発生している謎のネットミームだけど当然任天堂側が喜ばしいと思うわけじゃないのでゲーム中のオンラインに出すのはやめようね、下手するとオンライン停止されちゃう可能性もあるからね。