2025年11月24日のジャスティス | ゲームを積む男

2025年11月24日のジャスティス

今日はセガサターン版「バーチャコップ」の発売日でした、1995年11月24日が発売日だったので今日で発売30周年ですね。



バーチャコップは1994年にアーケードで稼働した3Dガンシューティングゲーム。

「デイトナUSA」や「バーチャファイター2」で採用されたMODEL2と言うアーケードゲーム基板を引き続き採用しており開発も当時のセガのエースクラスの開発チームであるAM2研が担当した作品。

舞台となるのは最新技術が用いられたバーチャシティと呼ばれる都市でそこにある警察組織の中で特殊機関であるバーチャコップに所属しているキャラクターたちが主人公、プレイヤーはその一人として犯罪組織に乗り込んで組織と戦うこといなるかな。

ゲームシステムは自動的に移動する主人公たちに合わせて多くの敵が登場するのでそれを光線銃を使って撃退していくことになるんだけど、時折犯罪組織ではない一般人が登場するのでそれを攻撃してしまうと逆にミスになると言う内容、敵を倒す際に特定の場所を狙ったりミスをせずに連続して倒していくとより高得点になる形。

こうしたガンシューティングゲームのシステムはコナミが過去にリリースした「リーサルエンフォーサーズ」と同じなんだけどバーチャコップの場合はゲームがすべて3D空間で構築されているのが最大の特徴、敵を倒す際も命中した場所によって反応が変わってくるしステージのオブジェを破壊する事とかもできたりするので同じシステムながら3D化による恩恵を大きく受けた作品とも言えるかな。

また、本作ならではの特徴として敵が攻撃してくるタイミングを可視化する「ロックオンサイト」と呼ばれるマーカーがあって、敵を囲うように登場して徐々に狭まっていって最小になるとダメージを受ける事になるのでその前に倒すなどの攻撃の目安になっていたのもあった感じ。

セガサターン版は基本的にアーケード版をそのまま移植しており光線銃も「バーチャガン」と呼ばれる周辺機器を用意したことで再現、流石にアーケード版とはハードウェア性能が違うので全く同じではないけれどアーケード版も30fpsだったのでゲームのプレイ感覚はかなり再現できていたんじゃないかしら。

本作の発売の翌週には目玉タイトルの「バーチャファイター2」の移植版が用意されていたとは言え本作もその移植度の高さから評価されて当時のセガサターンの年末商戦の目玉になっていたんじゃないかしら。

シリーズとしては同年にアーケードではフレームレートを向上させてキャラクターを増やした「バーチャコップ2」が稼働しており翌年にはセガサターンにも移植、流石にセガサターン版のフレームレートは30fpsに下がっていたけどこちらも好評だったけどシリーズはそこで長く沈黙することになってしまったんだよね。

2003年にアーケードでバーチャコップ3がリリースされたけどその頃にはすでにガンシューティングゲーム自体が下火になっていたので家庭用には移植されておらず、テレビの形式の変化もあって近年は過去作合わせて移植に恵まれない作品になってしまったかなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
25年目のXbox。迷走の気配漂う「次世代Xbox」への期待と不安

現在の家庭用ゲーム機と言えば任天堂のSwitchとSwitch 2の勢いが強くてそこになんとかPS5が存在感をギリギリ残している一方でそんなPS5とほぼ同じタイミングで発売したXbox Series X|Sはいまいち存在感も示せてない状況になっているかな。

そんなXboxのこれまでを振り返りつつこれからを考えてみたのが上記の記事。

初代のXboxは2001年にアメリカで発売したハードウェアでWindowsでPC市場をほぼ席巻していたマイクロソフトが初めて手掛けたゲーム機になっていたんだよね、マイクロソフトはそれ以前にはゲームの移植のライセンスを出していたりとかセガのドリームキャスト向けに使えるWindows CEを提供したりしていたけれど直接は関わってなかったけどゲーム市場参入の噂だけはあってそれが現実になった形。

日本では2002年2月に発売される事になったんだけどその際にビル・ゲイツが来日して発売記念イベントに登場した他に当時のバラエティ番組に生出演してその司会者にXbox本体をプレゼントした事もあったりしたかな。

その一方で初期の本体にはディスクの外輪に干渉して傷が残ってしまう不具合があって交換になったりとかしたのもあったりと順風満帆とは言えない状況もあったかしら、それに当時はすでにPS2が大きな市場を構築していたのもあってその牙城を崩すには至らなかったのもあったり。

そんな初代Xboxの反省を踏まえて生まれたのが第2世代となるXbox 360で、こちらは同一世代のゲーム機の中でいち早くHD市場に参入したりとかWindows譲りのゲーム開発のハードルの低さなどもあって特にアメリカでは大きな市場を構築するのに成功したかな、同一世代のPS3がゲーム開発の難易度が高めでスペックそのものはそこまで大きな違いもなかったこともあってまさるとも劣らない結果になったんだよね。

ただ、本体設計の中で長期間使っているとCPUのグリスが劣化して剥がれてしまう不具合があったみたいで長期間使用した本体が動作しなくなってしまうRRoDと呼ばれる現象が発生したりしたのがあったけどハードウェアの改良などで後期のモデルは改善されていったかな。

そんな風にトラブルはありつつも順調に成長していったXboxだったけど第3世代となるXbox Oneにて大きなブレーキを踏んでしまう事になるわけで。

Xbox 360で成功したKinectを全面に押し出した設計だったり中古ソフトを管理する為に導入した仕組みなどが全て裏目に出ており本体は高いけど同一世代のPS4に対して若干見劣りする性能になっていたりとかしてせっかくXbox 360で獲得した市場を尽く取りこぼしてしまう結果になってしまったり。

その後ゲーム事業の責任者の大幅入れ替えとかもあった後にXbox Oneの失敗を少しでも取り返す為にKinectの廃止を行って本体価格を大幅に値下げしたりとか、更には本体サイズを大幅に小さくした上で4K対応や性能を向上させたXbox One Xを発売して、更にはXbox 360や初代Xboxのゲームをソフトウェアの力で互換対応させてライブラリーを充実させるなどの方針変換で根強いファンを残す形になったかな。

そんな失敗を払拭しようとしたXbox Oneの路線を継承したのが現行のXbox Series X|Sとなっており、ハイエンドなXと廉価で手軽に最新世代のゲームを楽しめるSの2機種構成になったのは面白いところではあったんだけけどPS4でついた差を埋めるほどにはいかずに現状に繋がっている感じかしら。

気になるのは「次のXbox」がどうなるかって部分、様々な噂が出ているんだけどゲーム機からの撤退に関しては何度もマイクロソフトの上層部から否定されており何かしらの新ハードが開発なり検討されているのは間違いないかな。

次世代Xboxが家庭用ゲーム機とゲーミングPCの両方の意味合いを持ったハードになるって噂もあるわけで、そうするとWindowsとXboxと言うマイクロソフトの両輪が合わさるハードになる可能性もあるのかもなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
日本一ソフトウェア新作ゲーム『シニガミ姫と異書館ノ怪物』2026年4月30日に発売決定。『嘘つき姫と盲目王子』などに続く『絵本』シリーズ新作。生き物を異形の姿に変える「シニガミ病」に侵された姉を助けるため、絵本の世界を冒険

日本一ソフトウェアが絵本のような世界観やグラフィックが特徴の新作タイトルを発表していたり。



絵本の姿から異形の姿になってしまうと言う「シニガミ病」と言う症状がある世界が舞台で、主人公は両親から見捨てられた不遇な少女だけどシニガミ病に侵された姉を救う為に後ろ暗い考えを持つ伝説の怪物と契約してシニガミ病の傷病者が閉じ込められている施設から絵本の世界を冒険すると言う内容。

『嘘つき姫と盲目王子』『わるい王様とりっぱな勇者』などの世界観設計やキャラクターデザインを担当した人が引き続き本作も担当しているので雰囲気はまさにそんな感じ。

一見すると温かい世界観だけどどう観ても残酷な結末が見えそうな世界観とかは惹かれる人は間違いなく惹かれるんじゃないかしら。

過去2作品は世界観やキャラクターデザインはすごく魅力的だけどゲームとしては難点も多いと言う評価だったけど本作はどうなるかな、過去2作の話題性から知名度はあるし実開発のスタッフも変わっているだろうからなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
相次ぐ「モバイルバッテリー」の発火事件 7割以上の若者が携帯してるというデータも 関連ビジネスが伸びる背景とは?

モバイルバッテリーって持っておくと便利なのは間違いないんだけど最近はそれが原因の事故が増えているからねぇ。

大きな容量の電気と言うエネルギーが収まっているから正しく扱わないと思わぬ事故の原因となってしまうから説明書を読んで正しく使うのが大事かな、もちろんそうした事故が起きづらいモバイルバッテリーも増えてきているんだけどね。

あとあえてモバイルバッテリーは持ち歩かずに外部で気軽に充電出来るサービスってのがあるんでそれを活用するってのが良いかもね、余計な荷物を持ち歩かなくても済むし。

モバイルバッテリーの事故が増えてくるとそれを持つだけでも何かしらの必要になってくる可能性もあるだろうから、とは言えスマホの充電が持たないって人も多いので充電の需要は減らないからねぇ。