2025年11月6日のウルトラ | ゲームを積む男

2025年11月6日のウルトラ

今日はニンテンドーDS向け「星のカービィ ウルトラスーパーデラックス」の発売日でした、2008年11月6日が発売日だったので今日で発売17周年ですね。



「星のカービィ ウルトラスーパーデラックス」はその名の通り星のカービィシリーズの一作で1996年にスーパーファミコン向けに発売した「星のカービィ スーパーデラックス」のリメイク版となる作品。

基本的にはスーパーデラックスを踏襲しておりスーパーファミコン向けのオリジナル版を原作とした部分は上画面で展開されて下画面にはゲーム情報などが表示される形、またオリジナル版にはない新しいミニゲームが多数追加されており中には下画面のタッチパネルを活用したゲームも数多く収録されており大ボリューム。

オリジナル版もボリュームのある作品だったけど本作はそれに輪をかけてボリュームのあるまさに「ウルトラ」な「スーパーデラックス」に仕上がったのが特徴だったかな。

そんな本作には星のカービィシリーズの「今」を考えるうえで重要な要素が一つあって、それが本作のディレクターを担当した「熊崎信也」さんと言う人物。

星のカービィシリーズと言えば桜井政博さんが生みの親として知られているけれど桜井さんは2003年にHAL研究所から独立して現在は個人の会社である有限会社ソラを設立して他の会社と契約することでゲームを開発すると言うスタイルになっており現在はカービィのエアライダーの開発を行っているとは言え基本的に星のカービィシリーズには直接かかわらなくなったんだよね。

もちろん桜井さんがHAL研究所に在籍していた頃から星のカービィシリーズで桜井さんがかかわらない作品はいくつかあったけれど退社後は他社との共同開発で作られた作品やミニゲームがメインになっていたのがあったかな。

そんな長い低迷期のあった星のカービィシリーズで久しぶりにHAL研究所メインで据置ゲーム機向けに作られた作品が「星のカービィ Wii」であり、そのディレクターを熊崎さんが担当しておりそのなかでウルトラスーパーデラックスでの経験が生かされたってのが大きかったみたい。

熊崎さんはその後も星のカービイシリーズのディレクターを務めて現在はゼネラルディレクターとして総合的に関わる立場となっており、現在の星のカービィシリーズの中心人物として他の任天堂キャラクターと並び立つ人気となる立役者になったんじゃないかしら。

だからこそウルトラスーパーデラックスはリメイクではあるけど星のカービィシリーズとしては大きなターニングポイントとなった作品になったんだろうなぁ。

ちなみにオリジナル版のスーパーデラックスはNintendo Switch Onlineの「スーパーファミコン Nintendo Classics」でプレイ可能だけどウルトラスーパーデラックスはDS作品だけに実機とソフトがないと遊べないのがちょっと残念、何かしら遊べる手段が出来ると良いけどねぇ。

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Nintendo Switch 2の販売台数が1000万台超えを記録。本日発表の任天堂決算は増収増益を記録し,通期予想も上方修正

任天堂の決算発表にてNintendo Switch 2の発売から9月末までの約4ヶ月で1000万台を全世界で販売していることが明らかになったみたい、日本でも254万台を売り上げており発売から積極的に本体が販売されているのがわかった感じかな。

Nintendo Switch 2は知っての通りNintendo Switchの後継機種として今年に入ってその外観と名称が発表された後に4月のニンテンドーダイレクトにて発売日や詳細が発表されたのを経て6月5日に発売したゲーム機。

基本的なコンセプトは初代Nintendo Switchを踏襲しておりゲーム機としての性能が大幅に向上した事によってこれまでのSwitchでは実現出来なかったハイエンドなゲームが移植できたりとか既存のSwitchソフトでもその性能向上の恩恵を受けられたりするのが最大のポイントかな。

大ヒットしたSwitchの後継機種な事もあって注目度が高くて発売時からずっと品薄なイメージがあったけれどそれでも本体はしっかりと生産されて出荷されているのが分かる感じかな、それでも品薄感が薄れないのはそれだけ需要が大きいってことかな。

実際に当初は2025年度……2026年3月末までの本体の販売目標を1900万台としていたけれど今の時点で1000万本を超えているってことなので目標以上の出荷を行っているのは間違いないわけで。

それでも品薄感が払拭されるのはもっと出回って欲しい人がある程度行き渡るまではないんだろうなぁ。

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SteamのLinuxゲーマーが世界で400万人以上との推計。“Steam Deck以外”のLinuxユーザーも増加中か

世界最大のPCゲーム配信プラットフォームであるSteamの利用者は基本的にWindowsユーザーが多いかな、これは対象タイトルがWindows向けに作られているってのが多いんだけどそもそものPCゲームを遊ぶ環境としてWindowsが長らく主流だったのとPCとして使いやすいってのもあったかな。

そんな中でフリーで使えるOSであるLinuxでSteamを使っているユーザーが徐々に増えていると言う推計があるみたいで。

Steamを手掛けるValveがSteamのゲームを遊ぶために開発した携帯型ゲーミングPCである「Steam Deck」がOSとしてLinuxをベースとしたSteam OSを採用しているってのが大きいんだけど、それ以外のLinuxユーザーも増えているんじゃないかと言う話もあったり。

これはSteam OSをきっかけとしてLinuxにSteamとWindowsゲームをLinuxで遊ぶための仕組みが導入されたディストリビューション(Linuxに様々なソフトをまとめたセットのパッケージ)が配信されているってのも大きいんじゃないかしら。

WindowsのOSを導入しようとするとそれだけで2万円前後の出費が必要になるんだけどそこをLinuxで代用しようとしたらその分予算が浮くってのもあるわけで。

もちろんオンラインゲームをプレイする時はWindowsじゃないとアンチチートシステムの関係で動作しないってゲームも多いんだけどスタンドアロンのゲームを遊ぶんだったらLinuxで十分ってのがあるかも知れないなぁ。

今後はSteam OSが他の携帯型ゲーミングPCでも展開される可能性があるのでLinux比率はもっと増える可能性もあるかもね。

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「ドラゴンクエストI&II」難しさに賛否 レベル上げは“成長の喜び”か、“時間の浪費”か

HD-2Dリメイク版「ドラゴンクエストI&II」が発売されて基本的に高評価となっているんだけど、その一方でその難易度には賛否両論の意見が出ているみたい。

特に話題となっているのは「I」の方の部分で、ドラクエ1は基本的に主人公が一人でモンスターと戦う物語でリメイク版もそれが踏襲されているんだけどリメイク版では登場する敵モンスターが複数となり攻撃の種類も増えているのでプレイヤーはそれに合わせて適切な特技で戦うのが重要となっているかな。

いわゆる「レベルを上げてゴリ押しする」ってだけではクリアーできなくなっている難易度は高難易度を謳う他のRPGに通じる部分もあってその歯ごたえを評価する人も多いんだけど、それでもドラクエの醍醐味としてあるレベル上げは残されているのでそこで賛否があったりするみたい。

ドラクエのレベルアップはキャラクターの成長を実感できる部分ではあるんだけどそのためにひたすらモンスターを倒してレベルを上げて、って考えると大変なのは事実。

今の時代のRPGだとそのレベルアップを簡略化しているゲームも増えていてメインストーリーを進めているだけでレベルはガンガン上がっていって戦闘の難易度に力を入れたゲームも増えていたりするのもあるとドラクエのレベル上げは古いのではないかって意見があったりするのかな。

ただそのあたりはプレイヤーごとの意見って感じも強いかなぁ、自分はレベル上げは素直に楽しいと感じる人だけど確かに時間がかかるのは事実だからねぇ。

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「RTA in Japan Winter 2025」採用タイトルが発表。『モンハン ワイルズ』2時間半クリアや、『スーパーマリオワールド』のマントやヨッシー禁止で20分クリアなどのスーパープレイが楽しめる

いつの間にか年2回のゲームイベントの風物詩となった「RTA in Japan」の今年の冬に開催予定のゲーム一覧が発表されたみたい。

元々は小規模な個人開催のイベントだったんだけど徐々に規模が拡大していって現在はチャリティーを目的としつつも法人化して実施されているんだけど、任天堂側から法人なのにちゃんと許諾を取らずにゲームのプレイ配信を行っていることが問題として指摘されたんだよね。

その調整時間が足りずに今年の夏の開催分では任天堂関連のタイトルが一切なくて騒然としていたりイベントの最後の代表者挨拶ではその旨の謝罪もあったけど今回は任天堂タイトルも多数入っているから許諾関係の調整が出来た感じかな。

まぁ、前回任天堂タイトルが採用できなかった反動からか妙に数が多いんだけどね。