2025年10月21日のセット | ゲームを積む男

2025年10月21日のセット

今日はWii向け「スーパーマリオコレクション スペシャルパック」の発売日でした、2010年10月21日が発売日だったので今日で発売15周年ですね。



「スーパーマリオコレクション スペシャルパック」は1993年7月にスーパーファミコン向けに発売された「スーパーマリオコレクション」をWii向けに移植してそこにおまけ付属させたもの、スーパーマリオブラザーズの25周年記念タイトルとして発売されたんだよね。

オリジナルのスーパーマリオコレクションはファミコンで発売された「スーパーマリオブラザーズ」「スーパーマリオブラザーズ2」「スーパーマリオブラザーズ3」「スーパーマリオUSA」の4タイトルをスーパーファミコン向けにセットで移植したもの。

それぞれのタイトルはグラフィックが向上している他に中断セーブが可能になっている他に、ループするエリアで正解のルートか間違いのルートで音が鳴ったりとか遊びやすくなっているかな、一部ジャンプの挙動がオリジナルと違っている部分もあるけど基本的にはオリジナル版を再現した形。

そこにスーパーマリオブラザーズ25周年を記念したブックレットとBGMを抜粋したスペシャルサウンドトラックが付属して2500円と安価で販売されていたのが特徴かな、

基本的に復刻ソフトなのでスーパーファミコン版と同じソフトになるんだけどいわゆるポケモンショック以降での過剰なフラッシュとか点滅を防ぐためにそれに該当する部分が修正されたりはしたかな。

Wiiでは「バーチャルコンソール」と言うファミコンやスーパーファミコンなどのレトロゲームをダンロード購入して遊ぶ要素があってそこでそれぞれのファミコン版はプレイ出来たんだけどスーパーマリオコレクションは配信されてなかったので今回が初めてWiiで遊べた形。

また、スーパーマリオブラザーズの25周年を記念した企画だったので販売期間も2011年1月までと決まっていたんだよね。

「スーパーマリオコレクション」はNintendo Switch Onlineのスーパーファミコンでは配信されているんだけど、これはおそらく個別で売るバーチャルコンソールだとファミコンやスーパーファミコンのそれぞれの標準価格で考えるとファミコン版を買う意味が無くなっちゃうのがあったかもなぁ。

Nintendo Switch Onlineはいわゆるサブスクリプションサービスになるのでその心配がないからファミコン版もコレクションも両方配信されているんだろうね。

ーーーーーーーーーーーーー
マリオがリンク、カービィ、果てはロックマンにも変身できた初代『スーパーマリオメーカー』の“伝説”に思う

それから5年後となる「スーパーマリオブラザーズ30周年」のタイミングで発売されたソフトが「スーパーマリオメーカー」と言うタイトル。



スーパーマリオブラザーズのコースを自分で作って楽しめてインターネット経由で他のプレイヤーと共有できると言う夢のようなソフトだったんだよね。

本作のアイデアはマリオのレベルデザイン(コース作り)行うための社内ツールと言うアイデアがあって、そこにタッチパネルが標準であるWii U向けにマリオペイントの後継作品を作りたいと言うアイデアが組み合わさった事でスーパーマリオのコースを作るゲームと言う作品になったんだとか。

そんなスーパーマリオメーカーはニンテンドー3DS向けに移植された他にコースづくりの幅を広げた「スーパーマリオメーカー2」がSwitch向けに発売、その一方でWii U版はネットワークサービスの終了に伴ってコースの共有などの各種サービスが使えなくなったんだよね。

基本的にスーパーマリオメーカー2で1の要素が内包されているんだけど、唯一2には引き継がれなかった要素として「キャラマリオ」と言う要素があったんだよね。

「キャラマリオ」ってのは初代スーパーマリオのスキン限定で使えるアイテムで、それを手に入れる事でマリオが他のキャラクターに変身すると言う要素だったんだよね。

キャラマリオはゲームの中で用意されたコースをクリアーすることで増える他に対応したamiiboを読み込ませる事で出現するほかに、インターネットでお題が出されてそれをクリアーする事で手に入れる事も出来たんだよね。

そんなキャラマリオはルイージやピーチ姫などのマリオファミリーだけじゃなくてリンクにカービィみたいな他の任天堂キャラクターもあったりロックマンやパックマンなどの他社のキャラクターだったり中にはバンドブラザーズの公式ラジオのパーソナリティや有野課長なんかもいるなどなかなかにカオス。

キャラマリオが2で削除されてしまったのは権利上の問題や初代スーパーマリオのスキンじゃないと使えなかった事とかがあったんだろうけど、今ではインターネット経由のイベントも出来ないから手に入れられないのはもったいないよねぇ。

スーパーマリオメーカー2で完成形になったイメージもあるけど2も発売から6年が経過しているのでそろそろ新しいマリオメーカーも見てみたい気がするような、マリオ以外のメーカーでも良いんだけど。

ーーーーーーーーーーーーー
[インタビュー]発売から29年。鬼才・飯野賢治が作った「エネミー・ゼロ」の壮絶な制作現場や裏話を上田文人ら元WARPメンバーが語る

色々な意味で伝説だったゲームクリエイターの飯野賢治さんが亡くなってもう12年が経過しているけど、そんな氏の55歳の誕生日を記念したイベントがあってそこで氏が率いていたWARPに所属していたスタッフたちが集まって当時の裏話を語ったりしたんだとか。

飯野賢治と言う人物を代表する事件として有名なのは「エネミーゼロ事件」と呼ばれるもので、元々は初代プレステ向けに開発していた同タイトルだったけど当時のソニーの方針に嫌気がさした氏が当時プレステと競っていたセガサターン向けに変更することを決めて、その発表を当時のソニーが開催したイベントの中で発表すると言う大胆な事をやった話。

そんな移籍の発表を行ったのが1996年の3月末で、実際にセガサターン向けのエネミーゼロが発売されたのが同年12月。

ムービーシーンなどはプレステ向けに使っていた素材がある程度使い回せるだろうけどゲームそのものは完全に作り直しだったみたいで当時のWARP社内はなかなかに大変だったみたいね。

ただ、飯野賢治さんがWARPの事を「バンド」と称していたのと同じでそのスタッフたちも自分たちは会社員と言うよりもバンドメンバーと言う考えが強かったのかな、会社に泊まり込みで不眠不休の勢いで完成させたとか、当時のスタッフが20代前半と言う若さがあったからこそ出来た事でもあるんだろうけどバンドメンバーって考えがあったからこそ一緒に無茶をしたって事もあるんだろうなぁ。

また、エネミーゼロの無茶と言えば「20万円限定版」ってのがあって、そのちょっとした裏話が上記の記事の末に書かれているんだけど、なかなかにすごい話。

そりゃ当時20万円を出せた人は今はそれなりの年なんだろうなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
『ポケモンレジェンズZ-A』初代スイッチ版を予約したらスイッチ2版が届いた!? 予期せぬ幸運の持ち主現る

ポケモンレジェンズZ-Aの初代Switch版を予約したらNitendo Switch 2 Editionが届いた人がいると言う話。

おそらくSwitch 2が手に入らないから初代Switch版を選んだんだろうけど、Nitendo Switch 2 Editionには初代Switch向けのプログラムが入っているのでそのまま初代Switchで遊べるからアップグレードパスの分だけお得になったんだよね。

基本的に「Nitendo Switch 2 Edition」は初代SwitchのゲームをSwitch 2向けにアップグレードして購入できる形なんだけどパッケージ版はそうした仕様になっているから見た目はSwitch 2のパッケージでも初代Switchで遊べるのでSwitch 2の本体が手に入らない人でも将来的に買うならこっちでも良いってのがあるんだよね。

ただ、基本的に任天堂の場合はそうなるんだけど一部のメーカーのNitendo Switch 2 Editionに関してはパッケージの中にダウンロードコードが書かれた紙が入っているだけってパターンもあるから要注意かな、大きめな必要ストレージ容量が書かれている場合はそうなるので注意よね。