2025年10月18日のロックオン | ゲームを積む男

2025年10月18日のロックオン

今日はメガドライブ用「ソニック&ナックルズ」の発売日でした、1994年10月18日が発売日だったので今日で発売31周年ですね。



「ソニック&ナックルズ」はソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズの本編シリーズとして4作目となるタイトルでメガドライブ向けに発売された本編としては最終作となった作品。

物語は「ソニック・ザ・ヘッジホッグ3」のラストで宇宙へ飛び立とうとしたDr.エッグマンの要塞を地上へ墜落させたソニックがその勢いで3の舞台だった浮遊島の奥へとたどり着いた事からスタートする形、ソニック3で登場したナックルズの秘密やシリーズのキーアイテムであるカオスエメラルドを超えたマスターエメラルドの存在などが出てきてDr.エッグマンとのさらなる戦いが始まると……簡単に言うとソニック3の後編となる話かな。

操作キャラクターはソニックの他に3で初登場したナックルズが初めて使用可能になっており、ナックルズはこれまでのソニックやテイルスとは一味違うキャラクターとなっており滑空や壁にはいついた移動にオブジェクトの破壊などでソニックやテイルスとは違うルートが進めたりするかな。

一応単独で遊べる作品なので序盤のステージは難易度は低めだけど後半になると難易度も仕掛けも3より更にパワーアップしているのがあったかな。

そんな本作の最大の特徴はカートリッジの形状、カートリッジの上部にメガドライブのカートリッジを更に差し込めるスロットが搭載されておりそこにソニック3のカートリッジを差し込む事でソニック3からソニック&ナックルズまでを統合した完全版として遊べるようになっているんだよね。

完全版の形だとテイルス単独でもソニック&ナックルズのステージが遊べたりナックルズでソニック3のステージが遊べる他にセーブ機能でステージの進行やカオスエメラルド・マスターエメラルドの入手状況を保存する事も可能になったりとシリーズ最大ボリュームの集大成としてふさわしい内容になっていたかな。

本作が生まれた理由は本来のソニック3が当初予定していた特殊チップが使用できなくなって開発を仕切り直しする必要になったけどマクドナルドとのコラボの関係で発売日を延期できなかったから途中までの開発でリリースせざるを得なくなった事があって、それを最後まで作り切るために生み出されたんだよね。

カートリッジの上に更にカートリッジを差し込む仕組みを「ロックオンシステム」と称しており、ソニック3だけじゃなくソニック2を差し込むとソニック2のステージをナックルズで遊べるようになったりとか、ソニック1を差し込むとソニック3のスペシャルステージをひたすら膨大なステージ数で遊べるおまけゲームが遊べたり。

ちなみにソニック1~3以外のカートリッジはそれぞれのソフトに割り振られたIDによってスペシャルステージが遊べる形、そのIDはソニック1を差し込んだ際に入力すれば遊べるようになっていたり。

ソニック3やソニック&ナックルズ単独では中途半端な部分があるけど合わせた時のボリュームの大きさと完成度の高さは随一で、更にロックオンシステムによる遊びなどは待たせた分はある内容になっていたんじゃないかしら。

ちなみに本作のロックオンシステムは「メガドラタワー」を構築する要素としても知られており、メガドライブ本体の下にメガCD1を設置して更に上にスーパー32Xを搭載したうえでソニック&ナックルズをスーパー32Xに差し込んでカートリッジのサイズが大きい「バーチャレーシング」を差し込む事でメガドラタワーと呼ばれる高さを見せる事になるのが極まったメガドライバーの遊びになっていたりもしたんだよね。

ちなみにソニック&ナックルズの上に特殊カートリッジを差し込むんでも反応しないので基本的にソニック&ナックルズが単独で動作するのです。

ソニック&ナックルズはWiiのバーチャルコンソールやXbox 360のXbox LIVE Arcadeで配信されていた事があったけど現在は単独で配信されてなくて、ソニックオリジンズなどのソニックシリーズをセットにしたタイトルで遊べる形かな。

ーーーーーーーーーーーーー
音良し・パフォーマンス良し。「ROG Xbox Ally X」実機をチェックする

ついに発売された「ROG Xbox Ally」シリーズ。

PCメーカーのASUSがマイクロソフトとコラボして開発してXboxのブランドを冠した携帯型ゲーミングPCでありCPUとしてAMDのRyzen Z2シリーズを搭載しているのがポイント。

上位モデルであるROG Xbox Ally Xと下位モデルであるROG Xbox Allyの2種類が発売されて上位モデルにはRyzen AI Z2 Extremeが搭載されておりAIを使った機能なども使えたりもしているみたい。

そんな上位モデルであるROG Xbox Ally XをSteam DeckやSwitch 2と比較しながらレビューしたのが上記の記事。

特に気になるのがサイズ感だけど比較写真を見る限りはSteam Deckより少し小さくてSwitch 2よりも少し大きい感じかな。

Steam DeckもSwitch 2もそれなりの大きいハードになっているのでそれらを持っているならイメージはしやすいかも。

ROG Xbox Allyは左右にグリップが搭載されているのがデザイン上の特徴で、グリップによって厚みは増えているんだけどその分持ちやすくなっているのが一番のメリット、おそらくSwitch 2よりも持ちやすさは上じゃないかしら。

Switch 2やSteam Deckと比べてもう一つのメリットは標準的なWindows 11が搭載されているから出来ることがかなり多い事、マイクロソフトストアでのゲームだけじゃなくSteamやEpic Gamesストアでのゲームも遊べるし、それ以外の配信サービスで配信されているゲームも遊べるからPCで動作するゲームならほぼ全て対応しているんじゃないかしら。

それこそアダルトゲームとか同人ゲームでも遊ぶことが出来るわけで、そうしたゲームはSwitchやSteamでは配信されない・されづらいのがあるから遊べる種類が多いのが最大のメリット。

デメリットは価格の高さかなぁ、やっぱり14万円ってのは高いしスペックもSwitch 2やSteam Deckよりも高いんだけどそれこそスペックを見るなら本格的なゲーミングPCの方が性能が高いし価格もSwitch 2の2倍以上と考えると手を出しづらいのも事実。

ただ、膨大な種類のPCゲームを手元で気軽に遊べるってのは大きなメリットなのでPCゲームを主体に遊んでいる人なら買う価値は大きいかもなぁ。

ーーーーーーーーーーーーー
気軽に遊べて時間が溶けていく……。Ryzen Z2 A搭載ゲーミングPC「ROG Xbox Ally」を試す

こちらは下位モデルとなるROG Xbox Allyのレビュー記事。

上位モデルがAI対応のハイエンドバージョンのCPUを搭載していたのに対して下位モデルはSteam Deck向けにカスタマイズしたCPUがベースとなった廉価版のCPUを搭載しているのがポイントかな。

だからスペックとしてはほぼSteam Deckと同等になるんだけどWindows 11が搭載されているってのが最大のポイント。

ベンチマークとかでは本格的な3Dゲームの場合はどうしても上位モデルより見劣りする性能ではあるんだけど、最近はSteam Deck向けに性能が低めでも動作するような調整を行っているPCゲームも増えているのでその恩恵をROG Xbox Allyでも受けられるんじゃないかしら。

あと少し古い3Dゲームだったりとか2Dメインのゲームの場合は問題なく遊べるわけで、価格も9万円と上位モデルと比べて安価だから手を出しやすいってのがあるなじゃないかしら。

Steam Deckの512GBモデルを買うんだったら5000円追加で出してROG Xbox Allyを選ぶってのも一つの選択になるかも、Steam DeckのSteam OSと比べるとWindows 11はゲーム向けじゃないと言う意見もあるけどマイクロソフトのカスタマイズに期待かな。

ーーーーーーーーーーーーー
Steam版「彩京」タイトルが10月31日をもって販売終了。購入済みであれば今後も引き続きプレイ可能。ライセンス契約終了に伴い、10月31日以降Steamストアで新たに購入ができなくなる。なお、他プラットフォームでの販売は継続される

そんなROG Xbox Allyでも使えるSteamにて配信されいてる「彩京」ブランドのタイトルが今月末で販売終了になるんだとか。

「彩京」と言う会社はかつて存在したゲーム会社、ビデオシステムと言うゲーム会社があってその中のチームが独立して設立した会社が元となっており、2000年代までアーケードゲーム向けのシューティングゲームや麻雀ゲームなどを手掛けていたんだよね。

その後は経営危機に陥って彩京から独立したスタッフが立ち上げたゼロディブと言う会社が吸収合併する形になっておりそこから更にシティコネクションが子会社化していたんだよね。

で、2025年にエディアと言う会社がシティコネクションからゼロディブを買収する事になりエディアの子会社になっていると。

今回のSteamでの配信終了はその影響かな、買収後からしばらくはライセンス供与する形で販売を継続していたけれどそれが切れる事で販売終了になると。

他プラットフォーム向けは販売継続するってのはおそらくそれに近いタイミングで販売元がシティコネクションからエディアに変更されるんじゃないかしら。

Steamでの配信もエディアから再度行われる可能性はあるだろうけど一旦販売終了になるので別ソフト扱いになる可能性はあるんでそのあたりは要注意。

ただ、そのまま配信終了の可能性もあるわけでSteamで遊びたい人は手を出しておくのが良いかもなぁ。