2025年10月15日のガタンゴトン | ゲームを積む男

2025年10月15日のガタンゴトン

今日はファミコン向け「チャレンジャー」の発売日でした、1985年10月15日が発売日だったので今日で発売40周年ですね。



チャレンジャーはハドソンが開発した作品、もともとはハドソンがPC向けに開発した「暴走特急SOS」と言うゲームがもとになっておりそれをベースに大幅にステージを追加した形かな。

プレイヤーはナイフ投げが得意な考古学者「チャレンジャー」となり謎の中国人から依頼された秘宝を探す中でお姫様の誘拐に合うことになり謎の島でお姫様を助けることになると言うストーリー。

ステージは全部で4つの構成となっておりステージ1が走る電車に乗ってその最後尾まで向かってそこから車内に侵入して先頭車両にいるお姫様たちのところに向かう内容で、ステージ2からは謎の島「ワルドラド島」が舞台となる形。

ステージ2は広大なワルドラド島を駆け回りダンジョンや隠し要素を探す見下ろし型の全方位シューティングのようなゲームになり、そこから島に眠る秘宝などを探す横スクロールアクションがステージ3、最後にボスを撃退してお姫様を救出するのがステージ4となっていると言う特殊な構成になっていたのが特徴かな。

主人公が考古学者って部分はインディ・ジョーンズのオマージュだろうけどプレイヤーのアクションがナイフ投げになっているところがゲームとしての割り切りかな。

原作となった暴走特急SOSではステージ1に相応する部分のみが作られていたけれどファミコンに移植される際にステージ2以降の要素が追加されてタイトルもそれに合わせて「チャレンジャー」になった感じかな。

ファミコン初期のゲームながらステージ2のエリアは100画面分もあるという広大さがあり、ステージごとに変わる雰囲気など遊びも多彩な事でヒットした作品になったかな。

有名な作品なので過去に何度か復刻されておりバーチャルコンソールなどでも遊べたんだけど現行機向けにはリリースされてないのが残念かな、って言うか旧ハドソンのゲームの復刻が近年ほとんどないんだよねぇ。

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大変なゲーム開発の「みんな化」を目指す―新作ゲームプロジェクト『ワイワイワールド Craft(仮)』ステージレポ【TGS2025】

そんなハドソンを吸収したコナミが懐かしいタイトルを今風に復活させたタイトルを先月の東京ゲームショウにて発表していたみたい。



「ワイワイワールド」ってにはファミコン時代に発売したコナミのアクションゲームで当時のコナミの人気タイトルのキャラクターや世界観がごちゃまぜになっていたのが特徴かな、横スクロールアクションでそれぞれの世界に囚われたヒーローたちを救う事で切り替えて戦える事とかステージの多彩さなどで人気が高かったんだよね。

ワイワイワールドは2まで発売されたけどその後は復活せずに、過去に一度だけ携帯電話アプリで初代が復刻(ただし権利上問題のあるキャラクターは差し替えられた形)していたんだけど、今度は全く違う形でタイトルを復活させた形かな。

仮タイトルで「ワイワイワールド Craft」と銘打たれておりその名の通りクラフト要素……プレイヤー側が自由にものを作る事が主体となっているみたいで、すでにあるステージを自分でアレンジする事から始まってゼロからステージを作り上げることも可能なのかな。

そうして作ったステージなどは他のプレイヤーと共有する事ができるのでプレイヤーの数が多ければ多いほど遊べる幅も広がっていくのが特徴。

こうしたゲームをUGC……User Generated Contentと呼ばれており近年はこうしたユーザー側でコンテンツを作って共有して楽しむスタイルのゲームが増えてきているのがあるかな。

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『原神』の素材でゲームが作れる!新コンテンツ「星々の幻境」の詳細が公開。経営シミュレーションも対戦ゲームも、アイデア次第でなんだって作れる

同じようなUGCの施策を行おうとしているのがスマホやPCなどで人気の「原神」。

新コンテンツとして実装予定の「星々の幻境」では原神で使われている素材をプレイヤーが自由に配置して様々な遊びを生み出すことができるコンテンツみたい。

作ったコンテンツはルールを設定したりとかして個人で楽しむのはもちろんとしてユーザ同士で共有することも可能になるのかな。

こちらも遊びの幅は大きそうではじめから100以上のコンテンツが用意されておりそれらを遊びながら自分でアレンジしていく作り方もできるのかな。

前述のワイワイワールド Craftもこちらの原神の星々の幻境もこうしたUGCを行うのはユーザー同士でコンテンツを作ってそれを共有し合う事でそれだけより長くコンテンツに触れてもらう事が大きいかな。

またコンテンツを作るために有料コンテンツを購入する流れもできる可能性もあるだろうし、特に原神なんかは既存のストーリーやキャラクターについていけないユーザーを呼び込んだり課金へ促すきっかけになることもあるんじゃないかしら。

とは言えUGCってすでに多くのタイトルがあり先行しているタイトルの有利さも出ているので後発としてすでにある人気タイトルに乗せるとか過去のIPを活用するなどの手を入れているんだろうなぁ。

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ハイパーネオジオ64の解析が20年にわたる改良を経て完了、エミュレーター上でサウンドも再現

かつてSNKがNEOGEOの後継としてアーケード基板として開発したのが「ハイパーネオジオ64」と言うハードだったんだよね。

そんなの通り64ビットCPUを採用しているのと既存のNEOGEOより高性能なのがポイントだったんだけどもともとは2Dを主体に想定して開発していたのに後付で3D性能を加えた事でそこまで強力じゃない3D性能を主体としたゲームばかりが作られてしまいどうしても他社の3D専用基盤に見劣りしてしまったのがあったかな。

ハイパーネオジオ64で開発されたゲームはそこまで種類が多くなくてヒット作にも恵まれなかったのがあってエミュレーターでの再現もなかなかされなかったみたいだけど解析がようやく完了したみたいで。

実際にハイパーネオジオ64よりも前世代となるNEOGEOのほうが長く稼働していた事からもヒットできなかったのはわかりやすいかなぁ、それでも7タイトルが作られており今回のエミュレーターではそれらがすべて稼働するみたい。

当時の筐体の基盤を持っている人とかだったらそこからなんとかして今の環境で遊ぶとかするのかしら。

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たった3万画素。撮影画像をスーファミ風ドット絵にするデジカメ

デジカメの撮影素子って当然画素数が大きれば大きいほど高精細に映し出す事ができるんだけど、あえて超低画素数の撮影素子を使って「ドット絵風」に撮影するカメラにしたってのは逆転の発想よね。

もちろん撮影済みの画像をあとからドット絵に加工する事だってできるとは思うけどあえてその場を切り取る形でドット絵を作り出すってのも面白いかもなぁ。

ちなみに1995年頃に発売してデジタルカメラと言う存在を広く知らしめる事になったカシオのQV-10と言うカメラに搭載された画素数が25万画素、って考えると3万画素の少なさがわかるよなぁ。