2025年10月11日の妖精 | ゲームを積む男

2025年10月11日の妖精

今日はニンテンドーDS向け「ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー」の発売日でした、2012年10月11日が発売日だったので今日で発売13周年ですね。



「ブレイブリーデフォルト フライングフェアリー」はスクエニが立ち上げた新規IPとなったRPGシリーズの1作目となった作品。

2009年にニンテンドーDS向けに発売した「光の4戦士 -ファイナルファンタジー外伝-」の主要スタッフが参加しておりプロデューサーの浅野智也さんやキャラクターデザインの吉田明彦さんなどが光の4戦士から続いているがシナリオにはMEGAS.所属で「科学アドベンチャー」シリーズに参加している林直孝さんが参加してサウンドには音楽ユニットのSound Horizonの主催であるRevoさんが参加しているのが特徴。

元々が「光の4戦士」のスタッフが次に開発した事や世界観やグラフィックの雰囲気もそれを踏襲している他にジョブチェンジなどのシステムやそこに登場するジョブに魔法などの名称はファイナルファンタジーを踏襲していたりとしているのに加えてサブタイトルの「フライングフェアリー」が「Flying FAIRY」となり略するとファイナルファンタジーと同じ「FF」となったりするんだけど、本作はあくまでもファイナルファンタジーではないとしており作中の最後にもそれを意図させるシーンがあったりしたみたいね。

スクエニとしては新しい「王道ファンタジーRPG」と言うイメージをしていたみたいで、光の4戦士が初期のファイナルファンタジーシリーズを思わせる世界観だったのを踏まえて「今のFF」とは違う懐かしさを感じつつも新しい作品としたって思惑があったんじゃないかしら。

光の4戦士では一部のゲームバランスやシナリオに問題を抱えていたけどブレイブリーデフォルトではそれが払拭されており3DSのAR機能を生かしたイベントなど新しさも感じさせる作品になっていたのが特徴かな。

本作のリリースに向けては3DSのAR機能を活用したデモ映像を収録したソフトが何度も配信された他に早期体験版を早い段階でリリースしてそのフィードバックを受けて製品版に向けて改良すると言う手法を取るようになったのも特徴。

また、本作をきっかけにプロデューサーの浅野さんは同様の懐かしさと新しさを共存させた新作ゲームを手掛ける事が増えていって特に「HD-2D」を活用した作品をきっかけにチーム自体が「浅野チーム」としてスクエニでも大きな役割を担っていく事になったのもよく知られた話、早期体験版の手法は今でも行っているよね。

2013年には追加要素を加えた完全版となる「ブレイブリーデフォルト フォーザ・シークウェル」が発売されており同年には続編となる「ブレイブリーセカンド エンドレイヤー」が発売、セカンドはシナリオやサウンド担当が変わっており賛否ある作品になってしまったのはあったけどその後はスマホを中心に派生作品がいくつか展開された後に2021年にはナンバリングを冠した「ブレイブリーデフォルトII」が発売。

今年にはNintendo Switch 2向けに「フォーザ・シークウェル」をベースとしたHDリマスター版が発売されたので今から遊ぶんだったらそちらかしら。

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『ピクミン』の新映像は“ニンテンドーピクチャーズ”が制作した初めてのショートムービー。「今後も映像でさまざまなチャレンジをしていく」

任天堂が10月7日の夜に突如として公開した「Close to you」と言う謎の映像。



身の回りに不思議な出来事が起こる赤ん坊を中心とした約4分の映像作品だったんだけど公開翌日には「Nintendo Today!」のアプリ上にてその映像には見えなかった「ピクミン」が表示される「もうひとつのClose to you」が公開された事でピクミンに関連した映像である事が判明。

で、ピクミン関連の映像作品って事で続編なのかリメイクなのかはたまた映画化なのかと様々な予想が行われていたんだけど、任天堂が公式SNSにてその映像が「ニンテンドーピクチャーズが制作した初めてのショートムービー」である事が明かされたみたい、合わせてNintendo Today!では2つの映像を連続して見られるような形にもなったみたい。

「ニンテンドーピクチャーズ」は2011年に設立した「ダイナモピクチャーズ」と言う映像制作会社を任天堂が2022年に完全子会社化した事で屋号を変更した会社。

ダイナモピクチャーズとしては様々なTVアニメ・劇場アニメなどで3DCG映像を中心とした制作に参加しており有名なところではエヴァンゲリオンの新劇場版やスタジオジブリの「アーヤと魔女」とかプリキュアシリーズのエンディング映像などにも参加していた他に実写とCGを組み合わせた映像とかも手掛けていてPS5のCM映像にも参加していたりしていたかな。

屋号をニンテンドーピクチャーズに変更した後も継続してアニメなどに参加していたけれど屋号通りに任天堂に関連した映像作品として初めて発表したのが今回の「Close to you」と、つまりはニンテンドーピクチャーズとしての名刺代わりにもなるのかな。

ニンテンドーピクチャーズの公式サイトのメッセージでは「映像を通じて世界中のお客様に任天堂のキャラクターを知っていただき、いつまでも記憶に残る、他にはない映像をつくることを目指しています。」とある他に任天堂のSNSでのポストにも「今後も映像を舞台に、様々なチャレンジをしていきます。」とあるのでこうした映像を継続して作っていく事になるのかな。

今回の映像がピクミンの何かしらの展開になるかはわからないけれどこうした形で映像を通した驚きってのを表していく事になるんだろうなぁ、近年の任天堂関連の映画はマリオの映画のユニバーサル・ピクチャーズやゼルダの伝説の実写映画みたいなソニー・ピクチャーズとの協業みたいにあくまでも他社と協力して制作しているけど将来的にはニンテンドーピクチャーズが制作した映画とかも出てくるのかもなぁ。

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【10月9日追加】「ファミリーコンピュータ&スーパーファミコン&ゲームボーイ Nintendo Classics」に追加タイトルを配信開始。

Switch及びSwitch 2ユーザー向けの有料オンライン会員サービスとなるNintendo Switch Onlineへの加入者向けに提供されている「スーパーファミコン Nintendo Classics」に新規タイトルが3つ追加。



追加されたのは「マリオとワリオ」「餓狼伝説スペシャル」「やまねこバブジーの大冒険」と言う3タイトル。

そのうちの「マリオとワリオ」はポケモンなどで知られるゲームフリークが開発してマウス専用のタイトルとして展開されていたので前回の追加でマウス専用の「マリオペイント」が追加された事で追加が期待されていたタイトルかな。

ワリオのいたずらでバケツなどを被せられて前が見えなくなったマリオをカーソル代わりの妖精として導いていってルイージが待つゴールを目指すアクションパズルなんだけど面白いけど難易度も結構高い事で有名だったかな、あとマリオは被せられたものを取れと言うツッコミは禁止。

「餓狼伝説スペシャル」は同名アーケードゲームの移植、オリジナルから性能が劣るスーパーファミコン向けに移植された事で様々な部分が劣化してしまっている他にゲームバランスの再現性も怪しいんだけど見た目やサウンド周りは比較的悪くない移植だったと言う不思議な移植かな。

最後の「やまねこバブジーの大冒険」は海外製のアクションゲームなんだけど海外では色々な意味で話題になっているみたいで、特に「マリオとワリオ」がこれまで日本国内のみの発売で今回のNintendo Classicsで初めて国外で遊べるようになる話題性と合わせて「なんでバブジーが一緒なんだ」と話題になっているみたい。

色々な意味でコアな3作品が配信されたのでそれぞれ遊んでみると色々な意味で面白いかもなぁ。

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PSストアに『どうぶつの森』そっくりライフシム出現し物議醸す。スクショまで不自然

PSストアにて「どうぶつの森」に似せた怪しいゲームが出てきて騒然としているみたい。

キャラクターデザインはどうぶつの森にそっくりだけど公開されているゲーム画面とかは怪しさや不気味さが抜群。

生成AIで作られたのではないかとか、UnrealEngine 5の標準にそれっぽいものがあるからそれを使っただけじゃないかとか言われているかな。

もちろん本物の「どうぶつの森」がプレステに発売される事はないだろうからそれによく似たゲームを出すってのは生存戦略としてわかるんだけどそれがゲームとして正しく完成していることが前提だと思うのでこの映像だとただの見た目だけで釣る怪しいゲームだろうなぁ。