2025年9月25日の逆鱗 | ゲームを積む男

2025年9月25日の逆鱗

今日はセガサターン向け「桃太郎道中記」の発売日でした、1997年9月25日が発売日だったので今日で発売28周年ですね。



「桃太郎道中記」はいわゆる桃太郎電鉄シリーズをベースに世界観を江戸時代にした作品、日本を舞台にしたマップや最大4人のプレイヤーが順番にサイコロを振って進んでいき目的地を目指しながら途中で物件などを確保したり相手の邪魔をしたりしていく基本的なルールはそのままにそれぞれの名称やデザインを江戸時代風に変更しているのが特徴かな。

桃太郎電鉄では電車で移動していたけれど桃太郎道中記では徒歩での移動となり、特急とかリニアなどの名称が籠などになっていたりするのがわかりやすい部分、プレイヤーとして使えるキャラクターは桃太郎を始めとして浦島や金太郎に夜叉姫などのシリーズにおなじみのメンツが揃っておりそれらが直接登場していたのが他のシリーズにはなかった部分。

また、積極的にボイスが使われているのも特徴で場面ごとのナレーションだったりセリフを発するキャラクターには人気声優の声が入っていた他にキングボンビーこと「ボンビー大魔王」のキャストにデーモン閣下(デーモン小暮閣下)が参加していたのが大きなポイントだったかな。

キャラクターデザインとかにはシリーズおなじみの土居孝幸さんが担当していたけどサウンドには他のシリーズとは違いゴダイゴのタケカワユキヒデさんが担当していてこちらも他のシリーズとは一味違った雰囲気があったんじゃないかしら。

そんな感じで桃太郎電鉄シリーズの遊びを踏襲しつつも一味違った雰囲気を持つ作品だったけれど本作にはシリーズの生みの親であるさくまあきら氏が関わっておらず当時のハドソンが独自で開発した作品だったのが後に問題になったみたいで。

自分がかかわらない形で勝手に桃太郎道中記と言う作品が作られたことに激怒したさくま氏が本作の事を「他の人がかったるい、つまらないと言っていたから私は一切触ってない」と公言してハドソンとは今後はさくま氏に無断で同様のゲームを作らせる事を禁じる約束を結ばせたりしたみたい。

ゲームのベースとなったのはシリーズ5作目の「スーパー桃太郎電鉄DX」なのでけっして駄作ではなく、若干CD-ROM媒体によるテンポの悪さがある程度だったけど原作者がかかわらなかったことが後に問題となり忌み子になってしまった不幸な作品だろうなぁ。

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本格レトロSTG『アーシオン』、本体だけの容量は「わずか約7.5MB」。リッチ表現満載なのに“メガドライブでも動く”、徹底スリム化

ゲーム音楽作家として知られる古代祐三さんが率いるゲーム開発会社の「エインシャント」が開発した横スクロールシューティングゲームである「アーシオン」は7月末のSteam版の配信に続いて先々週には家庭用ゲーム機向けにも配信開始されて好評を博しているかな。

そんな同作はゲームアプリの容量がSwitch版で95MBと非常に軽量であることが話題となっている一方で、開発自体が「メガドライブ」を前提に行われていたことから当時のメガドライブの容量ではあり得ない大容量であるとも言っている人がいたんだよね。

で、それに対してエインシャント公式の回答としてゲームアプリには複数言語のバージョンがそれぞれ収録されており実際のゲーム本体の容量は約7.5MBであると回答したんだとか。

ちなみにこの「MB」って単位はMegaByteと言う単位、スマホカメラとかで最高画質で撮影すると1枚で超える事も余裕にある容量なんだよね。

それでも90年代のメガドライブ実機で発売されたゲームの中で最大容量だったのが「スーパーストリートファイターII」の5MB。

当時を知る人だったら40Mbitと表現したほうがわかりやすいかも知れないけど、それで表すとアーシオンの容量は60Mbitになるから当時のメガドライブの最大容量の1.5倍もある大容量で作られたゲームってことになるんだよね。

様々なゲームで培われたテクニックを参考に本作の演出などは作られているみたいで、そうした部分も含めて90年代の当時ではできなかったけれど今の時代に当時のハードでゲームを作ったらこうなるってのを見せた形になるかなぁ。

2026年には実際のメガドライブ本体で動作するバージョンのカートリッジが発売予定みたいで、本当にメガドライブで動作するのか疑問な人はそちらを楽しみにすると良いかもなぁ。

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初代『スマブラ』実は海賊版対策に“遅延式おしおき”満載だった。「強制マリオモード突入」「吹っ飛びランダム化」などひっそり発動

今でもシリーズが続いており人気のスマブラこと「大乱闘スマッシュブラザーズ」の初代には海賊版対策が奇妙な形で行われていたんだとか。

初代のスマブラは「ニンテンドーオールスター」と言う冠が搭載されていた通り任天堂ブランドのキャラクターのみが登場していて、対戦格闘のスタイルを持ちつつも相手を画面外へ弾き飛ばす事が基本的な勝利条件になっているなど対戦格闘ゲームの新しいスタイルを持ち込んだ唯一無二のゲームにもなっていたかな。

海賊版ってのはいわゆるコピーソフトのこと、違法コピーされて不正なカートリッジなどに記録されたゲームなどのことになっているんだけど、正規の手段ではない形でゲームをプレイしようとしたユーザーに向けてそれが遊べないような対策を行うことってよくあるんだよね。

一般的な海賊版対策としては警告文が表示されたりとかそもそも起動できないなどの遊ばせない対策を施すんだけど、初代スマブラの場合は一見すると遊べるんだけどずっと遊んでいくと徐々に制限されていってやがて真っ当に遊べなくなると言う対策が施されていたみたい。

ゲームの不正コピーってのは今でも続いているんだけどセキュリティ関連の強化や海賊版を動作させる機器を開発したり販売している業者の摘発や訴訟などによって以前よりは減っている感じはあるかな。

とは言え長らく海賊版の存在に悩まされていたってのがあるんだろうなぁ。

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『転生したらスライムだった件』小説版が11月29日発売の23巻でついに完結へ。人気投票の上位キャラとリムルの描きおろしイラストを使った特装版や、番外編「とある休暇の過ごし方」の小説版も同日発売へ

Web小説発でコミカライズやアニメにゲームなども幅広く展開されている人気ライトノベルの転スラこと「転生したらスライムだった件」が11月末に発売される23巻で完結することが発表されたんだとか。

転スラはいわゆる「異世界転生物」の作品となっており現代日本で通り魔に襲われて死んでしまった主人公が気がついたら異世界で目覚めたけど体がスライムになっていた事から始まる物語、スライムの能力として他の生物などの力を取り込んだりしながら成長していって異世界で快適な生活を送る為にやがて魔王として様々な敵と戦っていく流れになるかな。

大元となるWeb版に関してはすでに完結しており小説版はそれをベースにしつつもストーリー展開や一部の設定を変更して展開されていた形で、コミカライズなどは基本的に小説版をベースにしているかな。

小説版の完結に関しては昨年あたりから明言されていたんだけど前巻となる22巻で完結を目指していたけど終わらなかったみたいでその次の23巻でようやく完結出来るみたい。

完結とは言ってもおそらく今後はスピンオフとか外伝とかの形で小説版も続いていくだろうし、コミカライズに関してはまだ小説版の半分も進んでないから今後もコンテンツは広がっていくんだろうけど一旦は完結するって事で完結するからこそ出来る事とかも出てくるんじゃないかしら。

スライムが最弱扱いだったり勇者の存在とかがあったりとかドラゴンクエストの影響が大きい作品ながら他のライトノベルやゲームの影響も受けた作品だよね。

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赤城乳業のアイス「ガツン、と超みかん」は「ガツン、とみかん」からどう変わったのか食べ比べてみた

「ガツン、とみかん」は赤城乳業のアイスの中では個人的にはガリガリ君より好きなんよね。

そんなガツン、とみかんのみかん部分を大幅にパワーアップしたのが「ガツン、と超みかん」と言う商品なんで早速自分も食べたわけですよ。

ノーマルの「ガツン、とみかん」はみかんを感じさせつつもシャリシャリとしたシャーベット感があったんだけど超みかんの方はねっとりとした感じがあってよりみかんを感じる食べごたえになっているかな。

5本パックでノーマルより100円ほど高いけど涼しくなってきた中で食べるアイスとしては超みかんの方が良いかもなぁ、ノーマルはより夏向けな感じもあって正直どちらも好みだったりするんで継続して販売するとありがたいわね。