2025年9月20日のクライマックス | ゲームを積む男

2025年9月20日のクライマックス

今日はWii U向け「ベヨネッタ2」の発売日でした、2014年9月20日が発売日だったので今日で発売11周年ですね。



「ベヨネッタ」はカプコンから独立したスタッフによって設立したプラチナゲームズがセガと提携して2009年にXbox 360とPS3向けに開発したアクションゲーム、魔女であるベヨネッタがどこからやってきた天使たちと戦うと言う設定でディレクターだった「神谷英樹」氏がかつて手掛けた「デビルメイクライ」に近い部分もあったノンストップアクションや独特な世界観で人気を得た作品。

セガとプラチナゲームズのコンビで初代ベヨネッタの他にいくつかの作品が作られておりベヨネッタの続編も予定されていたんだけどセガ側の都合で開発が中止になっていたんだよね。

続編そのものが絶望視されていた中でセガの代わりにベヨネッタの続編に出資を行ったのが任天堂、そうして任天堂とプラチナゲームズの共同開発と言う形でWii U向けに作られたのがベヨネッタ2になったんだよね、前作のディレクターだった神谷英樹氏はストーリーや設定などを主とした監修として継続して参加。

ベヨネッタ2のストーリーは前作の数カ月後となっており前作で戦った天使に加えて悪魔も敵として登場するなど戦いがより激しくなっているのが特徴。

また、主人公であるベヨネッタは前作ではロングヘアだったのに対して本作ではショートカットへとイメージチェンジしている他に前作で登場したキャラクターも多くが本作でも再登場していたりもしたかな。

ゲームとしては基本的に前作を踏襲しつつもブラッシュアップした内容だけど規模が拡大しておりよりスケールアップしていたかな、ちなみにキャラクターボイスは前作は英語音声のみだったけど本作では日本語音声も追加されていたかな。

本作のパッケージ版には前作をWii U向けに移植したソフトが同梱されており、そちらもキャラクターボイスに日本語が追加された他に任天堂に因んだオマケ要素が追加されていたりもしたかな。

2017年には本作のさらなる続編となる「ベヨネッタ3」がSwitch向けに発売されることが発表されてそれに合わせる形で2018年に1と2がそれぞれSwitch向けに移植、フレームレートの安定化やロード時間の短縮などが行われてより遊びやすくなったかな。

ベヨネッタ3の開発は難航していたのか発売されたのが発表から5年近く経過した2022年になったけど翌年にはスピンオフ作品となる「ベヨネッタ オリジンズ: セレッサと迷子の悪魔」が発売されたけどその後神谷英樹氏がプラチナゲームズを退職したことで本シリーズの行く末はわからなくなってしまったかな。

初代はセガが出資した作品だったのでWii U版準拠の日本語音声などを加えた移植版が展開されたりしたけど2以降に関しては基本的に任天堂が出資しているのでSwitch版のみとなっているかな、Switch 2への最適化はされてないけどフレームレートのさらなる安定化などの恩恵はあるみたい。

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【9月25日追加】「ゲームボーイアドバンス Nintendo Classics」に『風のクロノア ~夢見る帝国~』と『ミスタードリラー2』を追加。

Switchユーザー向けのオンライン会員サービスであるNintendo Switch Onlineに追加パックを加えたユーザー向けに提供されているサービスの一つである「ゲームボーイアドバンス Nintendo Classic」に旧ナムコのタイトルが2つ追加されるみたい。



追加されるのは「風のクロノア ~夢見る帝国~」と「ミスタードリラー2」の2タイトル。

風のクロノアは1997年に初代プレステ向けに1作目が発売されたアクションゲームで2001年3月にはPS2向けの新作が発売されていたのに続いて発売されたのがゲームボーイアドバンス版かな。

1と2は3Dグラフィックでプレイによって視点が変わるアクションゲームだったけどアドバンス版はドット絵、ゲームジャンルそのものは横スクロールアクションゲームとなっており1999年に発売されていたワンダースワン版とストーリー上の繋がりはないけどゲームシステムは共通性があったみたい。

もう一つの「ミスタードリラー2」は2000年にアーケード向けに稼働していたタイトルの移植。

穴掘りをテーマとしたアクションパルズゲームの2作目で基本的なルールは前作を踏襲しつつも新しいブロックの存在や前作よりも長いステージが登場した他に主人公が追加されたことで2人同時プレイなどが可能になった作品かな。

ゲームボーイアドバンス版はそんなアーケード版の初移植となったバージョンでゲームボーイアドバンスの本体と同時に発売されたタイトルでもあったり。

前作はゲームボーイカラー専用で発売されていたけどスペックの関係で一部の要素がスケールダウンしていたんだけどアドバンスでは解像度以外はアーケード版と同等のプレイができたのがあったかな。

両タイトルとも旧ナムコ……現バンダイナムコのタイトルになるんだけど、Nintendo Classicのゲームボーイアドバンスでサードパーティのタイトルが追加されたのは今回がはじめてみたい。

アドバンスの配信タイトルはこれまで任天堂タイトルのみで数もそこまで多くなかったんだけどサードパーティタイトルが出てくるなら今後はタイトル増加に期待かな。

任天堂としても追加パックは積極的に導入してもらいたいだろうしね。

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「G-MODEアーカイブス+ 探偵・癸生川凌介事件譚」Vol.1~20を前編,後編に分けて収録。Switch向けパッケージ版が2026年1月29日に発売決定

かつてフィーチャーフォン……いわゆるガラケー向けのゲームとして配信されて根強い人気を獲得した「探偵・癸生川凌介事件譚」シリーズがSwitchやSteam向けに復刻されていたんだけど、その集大成となる形でSwitch向けのパッケージ版が発表されてその詳細が公開されたり。

探偵・癸生川凌介事件譚シリーズはタイトル通り癸生川凌介と言う探偵を中心とした物語だけど主に舞台となるのはその探偵事務所で登場人物も助手だったりそこに出入りする人だったりしているかな。

現在はスクエニに所属していて最近では「パラノマサイト」を手掛けた人が初期のストーリーを手掛けていることでも知られており、またニンテンドーDS向けに1作品作らたこともあったのでも知れているかな。

G-MODEがガラケー向けのゲームを今の環境に復刻するG-MODEアーカイブスにて配信してもらいたいゲームを募集した時に本シリーズを希望する人がかなり多かった事があって、それがきっかけでG-MODE以外のタイトルを復刻する「G-MODEアーカイブス+」がスタートするきっかけになったのでも有名かな。

そんな探偵・癸生川凌介事件譚のパッケージ版だけど前編と後編の2つに分かれる形でリリースされ、Vol.1から10までが前編で11から20が後編に収録される形、Vol.18から20は現時点でダウンロード版が未配信で先行収録の形になるけど後日ダウンロード版も配信予定みたい。

更には派生タイトルや電子書籍も収録されているなどいたせりつくせりの内容になっている他に、前編と後編をセットにして更にはサントラや物理的な書籍での小説などが付属した豪華版も発売予定みたいで現在予約受付中。

G-MODEアーカイブスがスタートして色々なタイトルが配信されてきたけどそれをパッケージ版にしたのは今回が初めて、過去には何かしらのおまけとしてG-MODEアーカイブスのシステムを使って収録することはあったけどそれがメインなのは今回が初めてだから本シリーズの熱心なファンが多いってことだろうなぁ。

単純にゲームだけを遊ぶんだったらダウンロード版をそれぞれ購入したほうがトータルで安価なんだけど物理的なパッケージで所有したい人やゲーム以上に復刻が難しそうな電子書籍などを楽しむにはパッケージ版の方が良いんじゃないかしら。

もちろんファンなら豪華版を買うんだろうけどね。

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「ファッションドリーマー」オンラインモードが2026年3月17日に終了へ――ソロプレイモードは引き続きプレイ可能

マーベラスが「ガールズモード」や「プリティーシリーズ」を手掛けたシンソフィアと共同で開発した「ファッションドリーマー」はタイトル通りファッションをテーマにした作品なんだけどオンライン要素を多く盛り込んだ作品になっていたんだよね。

そんな同作のオンラインモードが来年3月で終了するみたいで、一応オフラインでのプレイは継続して可能だけどオンライン要素を楽しむんだったら今のうちってことになるかな。

一応オンラインモード終了後の補填としてオンラインモードをプレイしないと手に入らいないアイテムが手に入れられるような措置を取るみたいだけどコーディネートなどを他のプレイヤーと共有して楽しんだりする遊びができなくなるのは物足りなくなるかも。

2023年11月の発売で約2年ちょっとでのオンラインサービスの終了はちょっと残念かもなぁ。