2025年9月7日の双六 | ゲームを積む男

2025年9月7日の双六

今日はファミコンディスクシステム向け「バックギャモン」の発売日でした、1990年9月7日が発売日だったので今日で発売35周年ですね。



「バックギャモン」は世界最古のボードゲームとされており「西洋双六」とも呼ばれるボードゲームをデジタルゲーム化したもの。

ゲームは基本的に2人でプレイしてお互いの陣地にある15個のコマをサイコロを振ってその数だけ動かしていって相手の陣地に自分の駒をすべて入れてそこからすべてを「あがり」にしたほうが勝利と言うルール。

コマを置くには一定のルールがあって相手が動かせない形でコマを配置して動きを封じたりとかスタート地点に戻したりとかも出来るなど駆け引きもあって単純なサイコロ運だけでは勝てないのがポイントかな。

ディスクシステム版はそんなバックギャモンを初めてデジタルゲーム化したものとなっており「日本バックギャモン協会」が監修を行っていてその会長であったすぎやまこういち氏が一部のBGMを担当していた事でも知られているかな。

バックギャモンは世界最古のボードゲームの一つではあるけどそのルールは意外と複雑となっていたんだけど本作ではそのルールをわかりやすく解説しておりCPUの難易度も幅広いため一人でルールに慣れながらプレイする事とかも可能だったかな。

ただ難易度の高いCPUとかだとサイコロの出目が若干恣意的な調整が行われることもあって理不尽さを感じる部分もあったみたい。

本作はディスクシステムの末期に登場したタイトルであり当時は既にカートリッジの方が容量の部分でも優位になっていたんだけど、逆にそれを生かして片面だけで収まる作りにする事で同じく片面対応のゲームとセットで一つのディスクカードに収めたり出来たのがポイントだったかな。

また、ファミコン初期から出ていた特定のジャンルをそのままタイトルにした任天堂タイトルとしては最後の作品にもなっていたかな。

本作そのものは復刻はされてないけれどバックギャモンのゲーム自体はその後も様々なメーカーからゲーム化されており任天堂からも「世界のアソビ大全」シリーズなどに収録される形でデジタルゲーム化されているかな。

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HD-2D版「ドラクエI&II」第2回試遊レポート。新要素「巻物」と「紋章」を体験! 新たな敵・新システムも追加

来月末に発売予定のHD-2D版「ドラゴンクエスト I&II」のメディア向けの試遊会が実施されたみたいでそのレポート記事が公開されているみたい。

HD-2D版ドラクエI&IIはドラゴンクエストシリーズの初期タイトルである初代と2作目をベースにグラフィックをHD-2D技法で一新して新しい演出を加えた他にゲームシステムを大幅に改良したりストーリーを追加したりしたもの。

昨年に発売したHD-2D版ドラクエIIIと並行して開発されていたみたいでそちらと同じようなアップデートが加えられている他に、時系列としてはIIIよりも後になるI・IIを後から移植する事に意味合いを持たした要素なんかもあるみたい。

オリジナル版のドラクエ1ではプレイヤーとなる主人公が一人で相手となるモンスターも基本的に1体ずつ登場する形となっており戦闘では1体1でのバトルとなっていたんだけどHD-2D版では主人公は基本的に一人なのは変わらないけどモンスターは同時に複数登場するようになったのが大きな変化。

その代わりに主人公自体も新しい特技などを多数覚えており一度に複数の敵を同時に攻撃できる魔法や特技などを身に着けていてバトルの幅が広がっているのが特徴かな。

ドラクエ2のオリジナル版ではそんな主人公の子孫となる3つの国の王子王女の3人が主人公だったけれどそこに更に1人追加キャラクターが登場して戦闘だけではなくストーリーにも新しい要素が加えられているのが特徴。

そんな中でさらなる新要素として発表されたのが「巻物」と「紋章」と言うシステム。

「巻物」は様々な形で手に入れられるアイテムでそれを使うと対応した魔法や特技などを身につけることが出来る新しい成長要素になるのかな、HD-2D版ドラクエIIIでは転職システムがあったけどI・IIではそれがないのでキャラクターの育成の幅を広げるために新たに用意されたシステムって感じかしら。

もちろんこれまで通りレベルアップで特技や魔法を覚えることもあるんだろうけどそれだけじゃなくてフィールドやダンジョンを探索したりする事でより強力な特技などを身に着けてよりバトルを優位に進めることが出来るようになるんじゃないかしら。

あと「紋章」システムはオリジナルのドラクエ2ではストーリーを進めるために集めていた物だったけどそこに特殊効果を持った装備品としての要素を加えたみたいで、例えば防御時にMPを回復させたりなどの効果が加わったのでストーリーを進める事でキャラクター強化につながるんじゃないかしら。

初期のドラクエシリーズとして最初の到達点となったIIIが先行した事でそれよりオリジナル版のシステムがシンプルだったI・IIは見劣りする部分があるんだけどそれを感じさせない為に新しい要素を盛り込んでいった感じだろうなぁ。

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「ゲームボーイアドバンス Nintendo Classics」にこっそり新機能追加。便利になりつつ“サプライズ”も

Nintendo Switch Onlineに加入してかつ追加パックを導入した人向けに提供されているサービスの一つが「ゲームボーイアドバンス」、かつてのゲームボーイアドバンスのゲームをSwitchで遊べるサービスとなっており不定期で新規タイトルが追加されているんだよね。

そんなゲームボーイアドバンスに新規タイトルとして「マジカルバケーション」が追加されたんだけど、それと合わせてアプリそのものもアップデートされてひっそりと新機能が追加されていたみたい。

基本的にはゲームの追加なんだけど、それに合わせてアプリの名称を「ゲームボーイアドバンス Nintendo Classic」と改められた他にボタン配置の割当変更が出来るようになった他に携帯モードで1080pでの出力が可能になったりしたみたい。

携帯モードでの出力解像度の追加はSwitch 2対応の意味合いもあるかな、初代Switchの携帯モードはHD画質だったけどSwitch 2ではフルHDになったからそれに合わせる事が出来るようになったんだろうと。

また、サプライズ要素として当時のゲームボーイアドバンス実機の起動画面を再現した起動画面で表示できるようになったみたいで。

アプリを起動する際にアナログスティックを入力しておくと実機の起動画面が再現されるみたいで、同様の仕組みがSwitch 2向けに配信されているゲームキューブのアプリでも実装されていたからこちらもアップデートで追加されると予想していた人も多かったみたい。

実機の起動画面はちょっとしたおまけではあるんだけど懐かしい気持ちにはなるよね。

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日本向け販売が終了していた名作ACT詰め合わせ『T.M.N.T.カワバンガコレクション』が復活!コナミ製亀忍者13作品がまた楽しめる

権利上の都合でダウンロード版の販売が終了になるパターンってそれなりにあるんだけど、そこから同じメーカーにて販売再開するパターンってのは意外とないよね。

T.M.N.T.はアメコミや映画などでそれなりに知られたタイトルでゲーム版は主にコナミから発売されていたタイトルが多かったんだよね、ファミコンの激亀忍者伝なんかは当時T.M.N.T.の知名度がそこまで高くなかったけどゲーム自体が面白くてそこそこ人気があったんじゃないかしら。

コナミの権利ではないのでそのラインセンスの関係で販売終了になったってのは分かる話だけどそこから販売再開ってのが珍しい感じよね。