2025年8月30日のおきなよ | ゲームを積む男

2025年8月30日のおきなよ

今日はファミコン向け「メタルスレイダーグローリー」の発売日でした、1991年8月30日が発売日だったので今日で発売34周年ですね。



「メタルスレイダーグローリー」はHAL研究所が開発を行ったアドベンチャーゲームで同社が手掛けたアドベンチャーゲームとしては「殺意の階層」「御存知 弥次喜多珍道中」に続く第3弾となる作品。

企画からデザイン・ストーリー・ディレクションなどを漫画家でイラストレーターの「☆よしみる」氏が手掛けており、よしみる氏のキャラクターデザインやストーリーを元にゲームとして構成していった形で開発されたみたい。

世界観は人類が宇宙に当たり前のように向かえるようになっている未来で地球でも「メタルスレイダー」と言うロボットが日常の中にも稼働しているような時代、主人公が購入した作業用のメタルスレイダーに乗り込むと謎のメッセージが発生して偽装していた作業用の外装が剥がれて中から戦闘用のメタルスレイダーが現れた事からその謎を追っていくストーリーとなっているかな。

ゲームは基本的にコマンド入力型のアドベンチャーゲームとなっており選択肢によって一部のストーリーが多少変化するけれど基本的には一本道。

公式で発売されたファミコンソフトとしては最大容量となる8MBitのカートリッジを採用しておりファミコンの限界まで書き込まれたグラフィックやアニメーションなどが魅力になっていたかな。

また、物語の進行はパスワードで記録する形となっておりそのパスワードが他のキャラクターへの声掛けになっているなど本作ならではの個性もあったりしたんだよね。

その一方で開発に4年以上費やした事や発売時点で既にスーパーファミコンも世に出ていて移行期になっていた事、更にはジャンルとしてはマイナーなアドベンチャーゲームだったこともあって出荷本数が少なくプレミア化したゲームとしても知られているかな。

HAL研究所は当時経営が傾き始めており本作の発売前に開発センターなどを強化していた事で資金繰りが悪化して1992年に倒産、その後当時任天堂の社長だった山内溥氏の指名によりプログラマーだった岩田聡さんが社長になって同社を立て直したのは有名な話かな。

メタルスレイダーグローリーはそんなHAL研究所が自社ブランドで出した最後のコンシューマータイトルになったんだけど開発の遅延とそれに対する危機感のなさを岩田さんが激怒したと言う話を当時HAL研究所に所属していた桜井政博さんが語っていたこともあったなぁ。

本作は2000年にスーパーファミコン向けにグラフィックを強化したり容量の都合でカットしたイベントを追加した「メタルスレイダーグローリー ディレクターズカット」が発売、WiiやWii Uにてバーチャルコンソールで配信もされたけどSwitchでは遊べる機会がないのでそろそろ配信して欲しいなぁ。

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「星のカービィ」知的財産を管理するワープスターの商号を「ニンテンドースターズ株式会社」に変更。任天堂IPを用いた映画における二次利用事業を担う子会社に

そんなHAL研究所を代表するシリーズと言えるのが「星のカービィ」のシリーズ、そんなカービィの知的財産を管理する会社が同作のアイテムから名付けられた「ワープスター」ってところだったんだよね。

近年はカービィ関連は様々なグッズやイベントが実施されており特にKIRBY CAFÉとかは事前予約がすぐに埋まるくらいの人気が続いているしグッズが飲食店のおまけで付属した時は大人気で転売屋の行為が問題になったりもしたかな。

そうしたカービィ関係の活発な動きを推し進めていたのがワープスターなんだけどもともとは2000年に星のカービィのTVアニメが放送された際にそのグッズなどを管理する会社として設立していたんだよね。

会社設立から25年間HAL研究所の子会社であったんだけど今年の4月に任天堂が買収して任天堂の子会社になっていたみたいで、そして星のカービィ以外にも任天堂のキャラクター全般の知的財産を管理する会社として商号も「ニンテンドースターズ」と改めたみたい。

ワープスターを任天堂の子会社化したのは星のカービィ関連での知的財産の取り扱いの実績を評価したからかな、そして今後もスーパーマリオの映画の第2弾やゼルダの伝説の実写映画の公開を控えているなかでそうした任天堂IPの二次利用を推進するためにワープスターのノウハウを活かすって事なのかしら。

任天堂関連のキャラクターグッズでスプラトゥーンやどうぶつの森などは比較的活発だけどマリオやゼルダなど直販店などのみの扱いが多かったりしていたんだけど、今後は幅広い形で任天堂キャラクターのグッズなどが展開される事が出てくるかもなぁ。

ちなみに名前がニンテンドースターズになったけどワープスター由来の星のカービィ関連の事業も当然継続されるので心配なカービィファンも一安心かな。

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『A列車で行こう はじまる観光計画 Nintendo Switch 2 Edition』が12月18日に発売決定!

2021年に発売した「A列車で行こう はじまる観光計画」にNintendo Switch 2 Editionが出るみたい。



A列車で行こうは1980年代から続いているシリーズで鉄道を主軸とした都市計画シミュレーションゲームとして有名、はじまる観光計画はそのシリーズ35周年を記念したタイトルとして開発されてSwitchの他にSteamやスマホ向けにも展開された作品。

Switch 2 Editionと言う事で基本的にはグラフィックやフレームレートが改善している他にSwitch 2専用モードとして一つのマップで使用できる電車やマップなどが増えたモードが追加されているみたいで、単純なグラフィック以外の部分でSwitch 2のハードウェアスペック向上を実感できるタイトルになってそうね。

またJoy-Con 2のマウス機能にも対応しているみたいでPC版と同じような感覚でプレイできるのも良いところじゃないかしら。

Switch版所有者向けにはアップグレードパスが用意されている他にパッケージ版も発売されるので既に遊んでいる人もグラフィックが強化されるなら遊んでみるかって思っている人も安心じゃないかしら。

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「阿部寛のホームページ」が一部環境で閲覧できなくなる見込み。10月開始のWebサービスのHTTPS標準化に伴う可能性だが、古い機器で接続や確認ができなくなってしまうと嘆く声も

古い電子機器でインターネットに接続する際のお約束が出来なくなってしまう。

阿部寛のホームページを表示するってのはある意味海外で何でもDOOMを移植するのに近いネットミームではあるけどねぇ。

とは言えセキュリティの関係からHTTPS標準化は避けられないっちゃ避けられないんだけどね。