2025年8月4日のつりつり | ゲームを積む男

2025年8月4日のつりつり

今日はWii向けの「ファミリーフィッシング」の発売日でした、2011年8月4日が発売日だったので今日で発売14周年ですね。



ファミリーフィッシングはバンナムがWii向けにかつての「ファミリーシリーズ」の復活を掲げていくつかリリースした作品の一つでテーマはタイトル通り「釣り」。

釣りが盛んである「フィッシングアイランド」を舞台に7箇所のロケーションで釣りを中心に様々なアトラクションを楽しむことが出来た作品、それぞれのロケーションは美しい自然が表現されておりその景色をバックに釣りをするのも良いしアトラクションを楽しむことも出来たり。

もちろん釣りゲームなので大物を狙ってポイントを求めてロケーションを巡っていくのもありかな。

ゲームはWiiリモコンを釣り竿に、ヌンチャクをリールに見立てて操作する形で釣りを体感できたのもあったけど、初回生産分に限定として「つりコン」と呼ばれるアダプターが付属しておりそれにWiiリモコンとヌンチャクをセットする事でより本格的なスタイルでの釣りが楽しめたのもあったかな。

本作の開発を担当したのは元セガでソニックシリーズに深く関わっていた中裕司氏が独立後に立ち上げた「プロペ」が担当、プロペはWiiリモコンを活用したゲームをいくつかリリースしており本作にもそのノウハウが生かされていたのがあったかな。

ちなみにWiiで復活した「ファミリーシリーズ」は2008年のファミリートレーナーにファミリースキーと本作が該当しておりファミリートレーナーはかつてのファミコンでの同名タイトルと同様のマットコントローラーが付属しており、ファミリースキーはWiiリモコンをスキーのストックに見立てた操作が出来てバランスWiiボードに対応していたりと体感を重視していたのがあったかな。

ファミリーフィッシングはWiiで出たファミリーシリーズの最終作になったけどそれらと共通した家族で楽しめる体感ゲームとして良作だったんじゃないかしら。

プロペはその後事業を縮小して中裕司氏個人の会社となっておりその中裕司氏自身も色々とあって(詳細は割愛)ファミリーフィッシングの後継タイトルみたいなのは出そうに無いのは残念かな。

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カプコン、業績絶好調にもかかわらず株価が急落。『モンスターハンターワイルズ』の売上が“想定を下回った”ことを受けてか

カプコンが2026年3月期 第1四半期……いわゆる2025年の4月から6月に掛けての業績を発表しておりそこでゲームタイトルの売上も好調であったんだけど「モンスターハンターワイルズ」を原因として株価が急落する事になったんだとか。

モンスターハンターワイルズは2025年2月に発売されたタイトルで2025年3月末までに約1010万本の売上を記録したことが決算発表で報告されているなど好調な滑り出しだったんだよね。

ただ、そこから先が急ブレーキになっていたみたいで今回の発表での累計販売本数は約1058万本……つまりは約48万本しか売れてない事になっており決算資料の中でも「想定を下回る」と名指しされる事になったみたい。

モンスターハンターシリーズが大きく売上を伸ばしたのは前々作にあたる「ワールド」から、それ以前は日本市場をメインに据えていた同シリーズだけどワールドから全世界をターゲットに据えて悪い意味で面倒くさい部分を解消してPS4やXbox OneだけじゃなくPC版も同時に発売された事で大ヒットに繋がったんだよね。

前作にあたるライズでは任天堂ハードであるSwitchをメインハードに据えて展開したけどその後マルチ展開を開始しており、トータルではワールドには届かなかったけどそれでもしっかりとした売上を記録していたみたい。

ワイルズではワールドを大幅に強化したような内容となっておりより高画質化したグラフィックや自然表現の豊かさを売りにして注目度も高くて実際に発売直後は大ヒットと言える売上になったんだけど、ゲーム自体の評価はそれと裏腹に不評意見が続いてしまったんだよね。

特にPC版においてはグラフィック周りの最適化不足などもあって批判も多くてゲーム自体も悪い意味での面倒くさい部分が増えたりとかその割にはコンテンツ不足など満を持したとは言えない状態になっているみたい。

そうした不評意見に対してカプコン側がとった行動が「カスハラ」と扱うことなのもまた火に油を注ぐ状態になったわけで、そうした評判では新規に購入するユーザーが出ないのも仕方がないのがあったんじゃないかしら。

投資家としては今のモンスターハンターはカプコンを支えるタイトルとして大きな位置を占めているわけで、それが不評げ売上が想定を下回るとなったらそりゃ株価下落に繋がっちゃうって事かな。

不評を払拭する為に本来は9月に予定していたアップデートを今月に前倒しにすることを発表していたりPC版のグラフィックの最適化なども行っていくみたいだけど一度不評になった状況を覆すのは本当に大変だからね。

モンスターハンターシリーズとしては先日のニンテンドーダイレクトにて派生タイトルであるモンスターハンターストーリーズ3が発表されたけれどいわゆる本編に値する作品を立ち直さないと今後に響くだろうからこれからが大変じゃないかしら。

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HD-2D版『ドラゴンクエストI&II』新情報解禁 DQ1にカンダタ登場やDQ2にメルキド登場、新ボス追加といった原作との違いが明らかに

同じくニンテンドーダイレクトにて詳細情報が発表されたHD-2D版「ドラゴンクエストI&II」のプロモーション動画が公開されていたり。



HD-2D版ドラクエI&IIは昨年発売したHD-2D版ドラクエIIIと並行して開発されていた作品でグラフィックは同じくHD-2Dで表現してオリジナル版から様々な追加要素が加わっている形。

ドラクエ1って良くも悪くもシンプルすぎる作品でオリジナルでは主人公とモンスターが1対1で戦う形だったけどHD-2D版では主人公一人に対してモンスターが複数登場するようになって、それに対抗する形で主人公側も様々な特技を身に着けてバトルの幅が広がっているかな。

ドラクエ2に至っていは脳筋だったローレシアの王子に特技が加わった他に新たなる仲間として「サマルトリアの王女」が加わって4人パーティになることが発表されているのが大きな変化。

サマルトリアの王女は序盤で一時的に仲間に加わった後に一旦離れて後に改めて加わるみたいだけどオリジナル版の3人とは違った特性を持ったキャラクターになっているみたいでこちらもバトルの幅を広げる事になるんじゃないかしら。

ストーリー面でも原作から追加ストーリーが数多く追加されているみたいで、新しいボスの存在などはオリジナル版を知っている人ほど驚くことになりそうかな。

HD-2D版ドラクエIIIでは一部の職業が強すぎるバランスや船やラーミアの移動速度の遅さが批判されていたけどアップデートで解消されたからそれを踏まえて今回のバランスや遊びやすさが調整されていると良いかな。

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『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』大規模調整アプデ実施。ノーマッドなど超強化の裏で連携ダメージ倍増アビリティはマイルド化、ジャンプアクション難易度緩和なども

そんなHD-2D版ドラクエIIIと同時期に発売されたフルリメイク版のロマンシングサガ2に大幅なアップデートが行われたみたい。

リメイク版のロマサガ2はオリジナル版のストーリーをベースにグラフィックをフル3D化している他にバトルシステムなどに後のサガシリーズで実装された要素なども加わった形の作品。

今回の大幅アップデートはNintendo Switch 2 Editionの発表・発売と合わせて実施されておりもちろんSwitch 2以外のハードも対応。

むしろNintendo Switch 2 Editionを発売するタイミングに合わせてバランス調整のアップデートを行う事が出来たって感じかしら。

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サービス終了が決定した『トライブナイン』の物語が、まさかの“非営利の同人活動”で完結へ。「黒歴史で終わらせない」ため、小高氏ら元開発者が再集結。アカツキゲームズの承諾を得て、物語の続編や再構築に取り組んでゆく

ダンガンロンパシリーズを手掛けたクリエイターが手掛けたスマホ向けのゲームである「トライブナイン」がストーリーの完結を見ずにサービス終了が決まってしまったんだけど、スタッフ達が物語の完結させる為に同人活動の形で完結まで作るみたい。

メーカーの許諾を得た形で非営利の形で完結まで手掛けるみたいで物語は基本的に無料で配信する事になるみたい。

ファンの人はお金を出したいって思いそうだけどメーカーから許諾を得る際に非営利である事を前提としているなら難しいかもなぁ。

とは言え売上の都合で終わらせられなかった物語を意地でも終わらせたいってのはある意味でクリエイターの矜持なんだろうなぁ。