2025年7月5日の夢 | ゲームを積む男

2025年7月5日の夢

今日はセガサターン向け「NiGHTS into dreams...」の発売日でした、1996年7月5日が発売日だったので今日で発売29周年ですね。



「NiGHTS into dreams...」はセガサターン向けに作られた完全オリジナル作品、プレイヤーはエリオットとクラリスと言うそれぞれ心に不安を持つ少年少女を主人公として彼らの不安から見てしまった悪夢から逃れるように訪れた夢の世界「ナイトピア」にてそこで「ナイツ」と言う悪夢の生みの親ワイズマンに生み出されたけど自由を求めるあまり対立して囚われてしまった存在と出会いそれぞれの持つ勇気の力でナイツを開放して一緒にナイトピアを飛び回り夢の根源を取り戻していってワイズマンと戦う事になる作品。

ソニックシリーズに通じるシンプルな操作性を目指しており、グラフィックはフル3Dながら操作は移動とワンボタンのみで完結しておりナイツと一緒に空を飛ぶシーンでは進行ルートは固定されて方向キーで上下左右に自由に飛び回るスタイルになっているのが特徴。

ゲームのルールは一つのステージで複数のエリアに別れておりそれぞれのエリアでナイツと一緒にいられる時間が限られているのでその間にエリア内のアイテムを手に入れていってゴールに到着すると残った時間はアイテムを回収していってスコアを稼いでいって時間内に次のエリアへと進んでいく形になるかな。

そしてすべてのエリアをクリアーすると最後にはボス戦が待っておりそのボスを倒すことでステージクリアーとなるスタイル、スピードを競うよりもギリギリまでアイテムを集めたりチェインをつなげながらスコアアタックしていくのがゲームの楽しさの肝かしら。

物語はテキストなどはないけれど二人の主人公の不安や葛藤の理由がムービーで描かれておりそこでナイツとの出会いから真の勇気を取り戻していくのもゲームの中で描かれていくのが特徴、テキストこそないけれどステージ構成などでストーリーを感じさせる感じ。

本作の開発はソニックシリーズのプログラムを担当してしばらくセガ・オブ・アメリカに所属していた中裕司氏が日本へする際に同じくソニックのキャラクターデザインを担当していた大島直人氏と帰りの飛行機の中で「空を飛ぶゲーム」と言うアイデアを考えてそこから作り込んでいった作品、

「ソニックチーム」と言う開発チーム名を冠した最初の作品なんだけどそれがソニックじゃないってのが若干捻くれた感じもあったかな。

3D空間を自由に飛び回る事よりもシンプルに気持ちよく飛び回れる設計にしているけれどその操作は本作と同時に発売されたアナログスティック搭載のコントローラーが無いとイマイチ実感しづらいのがネックではあったけど爽快感は高くて、世界観や語りすぎずそれでも実感出来るストーリーの良さや良質なサウンドなど今でもファンの多い作品になったかな。



特に本作のテーマソングである「Dreams Dreams」はセガの他の作品で使われる事も多くゲームを知らなくてもこの楽曲は知っている人も多いんじゃないかしら。

本作は過去にPS2やPS3/Xbox 360に移植された他にSteamでも配信されていた事があったけどSteam向けは海外のみの配信でいずれも配信終了してしまっているので今から遊ぶ手段が無いのが残念な所、11年後にWii向けに発売した続編からもすでに13年が経過しているのでそろそろ新作を見てみたいけどなぁ。

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任天堂「Switch 2」入手しづらい要因、社長が弁明

任天堂の株主総会の質疑応答が公開されてその中で当然ながらNintendo Switch 2に関する質問が相次いでいたみたい。

特に気になるのは現時点で慢性的に品薄状態となっているSwitch 2についてで、入手しづらい状況になった理由はシンプルに全世界で需要があるからって感じ、日本でも初回で100万台近く売れていた事からわかるように初代Switchの数倍の台数を出しているのにかかわらずそれ以上の購入希望があったから足りてないと。

条件を制限したはずのマイニンテンドーストアでの抽選販売ですら220万人の応募者って事だから本当に想定外だったわけで、それを解消するためにはともかく生産数を増やすしかないわけで。

マイニンテンドーストアでの第5回の抽選販売は条件を更に厳しくして更に発送予定を9月にすることでこれまで以上に台数を確保した状態で販売するからそれなりに当選確率は増えるんじゃないかしら。

更には一般店舗でもゲリラ的に店頭販売を行う店舗が出てくるようになっているみたいで、このあたりは過去のハードでもそうだったけど欲しい場合はしっかり情報を集めるのが大事になりそうかな。

質疑応答の中にはSwitch 2のモデルサイクルに対する質問も出ているみたいだけど現時点では初代Switchと同じくらいは想定しているのは間違いないかな、初代Switchはこれまでのゲーム機より長いモデルサイクル……後継機種が出るまで7年かかったから仮にSwitch 3が出るとしたら2032年なのかもねぇ。

あと、Nintendo Musicで任天堂のゲーム音楽に触れる人が増えたことを踏まえてコンサートなどを開いてみてはって質問に関して結構前向きな返答があるのはちょっと期待かな。

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ポールトゥウィンがアクアプラスを売却へ 小規模制作のトレンド化で、変化が求められる時代に

アクアプラスと言えば美少女ゲーム関連で人気の高いゲーム会社で先月末には初期のヒット作品である「ToHeart」のフルリメイク版が発売されたことで話題になったばかり。

そんな同社は2022年にポールトゥウィンホールディングスの傘下企業に買収された事で同グループの傘下に入っていたんだけどそれが独立して売却される事になったんだとか。

ポールトゥーウィンはゲームのデバッグなどを行っていた会社だけど現在はゲームの開発会社なども含めた企業グループになっていて、傘下企業を増やすのは規模を増やす意味では重要だとは思うんだけどそれとアクアプラスの得意とする分野の相性が悪かったってのが独立して売却する理由かな。

美少女ゲームやノベルゲームなどは近年はインディーゲームでヒットする作品が増えており大規模なメーカーの傘下としては出しづらいってのがありそうだし、得意とする分野を無視して別ジャンルに挑むのもメーカーの持ち味を活かせてないわけで。

アクアプラスの売却先がどんな会社になるかはわからないからその考えがうまくいくかもまだわからないとは言え、市場の変化が大きいからねぇ。

むしろ大規模じゃなくなるからこそ得意とする分野に注力する可能性はありそうかな。

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Nothing Phone (3)発表。背面の“ドット絵アニメーション”でゲームもできる

Nothing Phoneと言えば背面がスケルトンになっていて独自のLEDによって光る独特なデザインや中身のUIも個性的なものが特徴だったけど最新モデルのNothing Phone(3)はその背面デザインが大幅に刷新されたみたい。

背面のLEDライトが廃止してその代わりに片隅にドット絵が表示できる小型モニターが搭載されたみたいで、そこがこれまでのLEDランプの代わりって事になりそうかな。

既存モデルが好きだった人とかからは不評な感じだけど個人的には結構嫌いじゃないデザイン、カメラの位置がなんとも言えず出っ張りも大きいから悩ましい部分があるけど。

スペックは高めでその割には価格は上がりすぎてないからAndroidスマホの中で他にはない端末を使いたいって人には良さそうなんだよなぁ、安くはないけどね。