2025年6月20日のミックス | ゲームを積む男

2025年6月20日のミックス

今日はセガサターン向けの「ソニック ジャム」の発売日でした、1997年6月20日が発売日だったので今日で発売28周年ですね。



セガを代表するキャラクターである「ソニック」はメガドライブで多くのタイトルが発売されたけれどその後継機であるセガサターンではソフトがあまり出てなかったんだよね、ソニックに関わった開発者もソニックではなくナイツを作っていたし。

長らく新作が出てなかった中で「プロジェクトソニック」と言う名を冠してセガサターン向けにソニック関連のタイトルを出そうとしてその第1弾としてリリースされたのが今回の「ソニック ジャム」というタイトル。

同作はメガドライブで発売されたソニックタイトルを4作品……初代ソニック・ソニック2・ソニック3・ソニック&ナックルズをセガサターンで遊べるようにした作品となっており、それぞれのタイトルには難易度設定が搭載されておりオリジナル版よりもオブジェとかが削減されたイージーモードが搭載されていたりしていたかな。

また、初代ソニックでは実装されてなかったスピンダッシュ(しゃがんだ状態で高速回転して一気にスピードを上げる技)が実装されていたりとオリジナル版にはない要素も加わったかな。

更には「ソニック&ナックルズ」であったロックオンシステムをバーチャルで再現する事によって同作をソニック1~3までそれぞれに差し込んだ状態でプレイできるってのもあったかな。

それらのソニックの本編タイトルを遊ぶモードの他にセガサターン上で3Dで再現されたソニックの世界を3Dのソニックを使って駆け回るモードがあって、それはあくまでもテックデモ的な意味合いもあるんだけどフィールドの中にはソニックシリーズの開発資料を閲覧するエリアがあったりと楽しめたのもあったかな。

ちなみに「プロジェクトソニック」としては1997年末に「ソニックR」と言うソニックが直接走る3Dレースゲームがリリースされたんだけど、実際にソニック本編となるのはそこからセガサターンの次世代機であるドリームキャストまで待つ事になったかな。

セガを代表したキャラクターだけどセガサターンで出番がなかったのは高速アクションと言うゲーム性がセガサターンの3D性能では再現しきれなかったのか、それとも開発者がソニックとは違うキャラクターを押し出したいと言うエゴだったのかはわからないけれど、ちゃんとしたソニックタイトルがセガサターンでリリースされていた世界線も見てみたかったのはあったかなぁ。

一応何かしらのソニックタイトルを作っていた形跡はあったらしいんだけどねぇ。

ちなみにソニック関連タイトルは何かしらの形で現行機でも遊べるんだけどソニックジャムの3Dモードだけは本作じゃないと遊べないので結構貴重。

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『ドンキーコング バナンザ』特別な歌声でドンキーを助けてくれる相棒「ポリーン」の存在が明らかに。すべてをブチ壊すアクションや、ドンキーコングが姿を変えて特殊なアクションを繰り出す「バナンザ変身」など最新情報が公開

ドンキーコングの3Dアクションゲームの完全新作である「ドンキーコング バナンザ」の情報を伝えるダイレクトが配信されてそこで様々な情報が一気に出されたり。



ドンキーコングが地底世界を舞台として大暴れすると言う概要は4月のNintendo Switch 2ダイレクトにて明かされていたけれど今回はその冒険に同行するキャラクターとかゲームの様々な要素が出てきたわけで。

特に話題になったのはドンキーと一緒に冒険する相棒の「ポリーン」の存在。

ポリーンと言えば初代ドンキーコングから登場するキャラクターで初代は日本では「レディ」と呼ばれていたけど後に海外版と同じようにポリーンと言う名前になったキャラクター、ドンキーコングに攫われる役割だったけどスーパーマリオオデッセイではニュードンク・シティと呼ばれる大都市の市長になっていたりしたよね。

今回のバナンザで登場するポリーンは13歳と言う幼い姿で登場しており当初は岩の姿になっているけどそこから人の姿に戻って?地上へ帰る願いを叶える為にドンキーと一緒に行動する事になるみたい。

ゲーム本編では基本的にドンキーの背中に捕まった状態で行動する事になるんだけどドンキーのパワーアップを手伝う役割だったりおすそわけプレイとして彼女の歌の力でドンキーの協力をする事もできるみたい。

おすそわけプレイは一つの画面を共有してJoy-Con 2を分け合ってプレイするスタイルの他に「おすそわけ通信」にて他のSwitch 2または初代Switchを使ってポリーンを操作する事も出来るみたい、更にはSwitch 2同士ならオンラインでもおすそわけが可能だとか。

今回のドンキーの特徴は強力なパワーでステージのオブジェを破壊しまくれること、安定して60fpsを維持したゲームプレイや優れたグラフィックなどNintendo Switch 2を活かした任天堂の新しい3Dアクションゲームとして豪快なドンキーを活かせるって感じかもなぁ。

またエリアによっては過去作のスーパードンキーコングや初代ドンキーコングを思わせるような場面もあったりしてシリーズの過去を踏まえながらもデザインリニューアルも合わせて新しいドンキーコング像を楽しめるかも。

気になるのは13歳のポリーンの意味かなぁ、これまで登場したポリーンと同一人物なのか別人なのか時間を超えてきたのか、ディティーコングとかクランキーコングとか登場するから設定がリセットされたわけじゃないとは思うけどねぇ。

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PS4とPS5でBeat Saberのサポートが終了、PSVR2の失敗が浮き彫りに

Beat Saberと言えばVRゲーム最大のヒット作とされるもので、3D空間の中で奥から迫ってくるブロックを両手に持ったライトセーバーを使ってリズムに合わせながら切り刻んでいくと言うアクションゲーム。

切り刻む気持ちよさや様々な楽曲にVRならではのゲーム性などが相まってVRゲームの中では異例のヒット作となっており開発元はMetaに買収される事になったりもしたんだよね。

Beat Saberは基本的なVRプラットフォームには大体リリースされておりMeta Quest向け以外にもSteamやPS VR向けにもリリースされていたんだけど、そのうちのPS VR向けのバージョンのアップデートや新規コンテンツの追加が終了する事になったみたい。

サポート終了とは言ってもゲームが遊べなくなるわけじゃなくて引き続きゲーム本編や追加コンテンツは購入可能なんだけど今後の新規コンテンツの追加はMeta QuestとSteamのみになる感じかな。

Beat SaberはPS VRでもヒットしていた作品で実際にソニーが発表した各機種ごとのヒットゲームでもPS VR向けタイトルとしてかなりの頻度で名前が上がっていたんだよね。

ただ、逆を言えばPS VRで数多くのゲームが出ていたはずなのにBeat Saberだけがヒットゲームとして名前に上がらない状態だったと言うのもあるわけで。

そんな同作がサポート終了を発表するって事はVRゲームプラットフォーム全体を見てもPS VRの比率が低いって事なんだろうなぁ。

PSVR2そのものは悪くないデバイスだとは思うんだけど如何せんPS5本体が必須ってのが敷居が高すぎただろうし、それを活かせる展開も行われなかったのが辛いのかなぁ。

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MSX2版『魔導物語1-2-3』Nintendo Switchにて6月26日リリース。『ぷよぷよ』のルーツにもなった3Dダンジョン探索型RPG

Switch向けに古いPC向けに発売されたゲームを復刻する「EGGコンソール」にて「魔導物語1-2-3」が来週発売されるみたい。

「魔導物語1-2-3」はジャンルとしては3Dダンジョン探索型のRPGで登場するモンスターとの対決は基本的に1対1で行うスタイル、特徴的なのは世界観で全体的に可愛らしいデザインでギャグの要素が強くなっていたのが特徴かな。

同シリーズに登場したキャラクターを使ったパズルゲームが「ぷよぷよ」となっており、元々ぷよぷよは同作のスピンオフと言う位置づけだったんだよね。

ただぷよぷよが大ヒットした事で逆転現象が発生してしまい魔導物語がぷよぷよのスピンオフ的な扱いで家庭用ゲーム機向けに作品が作られたりもしたかな。

開発元のコンパイルはぷよぷよの大ヒットによって拡大路線を狙ったけど失敗して経営危機に陥った末に倒産しており、ぷよぷよのゲームやキャラクターの権利はセガに売却したんだけど魔導物語そのものの権利はまた別の扱いになったんだよね。

現在同作の権利はEGGコンソールを展開するD4エンタープライズが所有しているみたいで、そこからキャラクターを使用する許諾をセガから得た事で今回のSwitch向けのリリースが実現した感じかな。

権利がかなり面倒くさいタイトルではあるんだけど権利元が過去のゲームの復刻プロジェクトを実施しているからこそ意外とスムーズに行くのかもなぁ。

ちなみに「1-2-3」の部分は「いっちょうめにばんちさんごう」と読むみたいで、3つのストーリーを収録していたからの1-2-3だろうけど当時あったビジネスソフトの名称の権利を侵害しない為の読み方なのもあるみたいだけど当時の開発現場を思わせる読み方よね。