2025年6月10日の強いヤツ
今日はスーパーファミコン版の「ストリートファイターII」の発売日でした、1992年6月10日が発売日だったので今日で発売33周年ですね。
ストリートファイターIIは言わずとしれた「対戦格闘ゲーム」と言うジャンルを一般に広めた立役者と言えるタイトル。
ストリートファイターシリーズとしては2作目になるんだけど初代がプレイヤーが使えるキャラクターがリュウだけで対戦のためにケンがいる程度でどちらかと言えば1人プレイを主体としてゲームバランスも良くも悪くも大味な作りだったのに対してIIは使えるキャラクターが8人へと大幅に増加して更に欄優待戦なども追加された事でアーケードで対戦を主軸とした大ブームを引き起こしたんだよね。
で、そうした大ブームを経て家庭用ゲーム機に初めて移植されることになったのがスーパーファミコン版、アーケードでは練習するにしてもCPUとの対戦がメインで1プレイ100円がかかるし特にアーケードで多くあった「対戦台」だと練習したくてもすぐ乱入されるって事もあったから家庭用ゲーム機への移植は長らく望まれていた部分だったんだよね。
スーパーファミコンは当時発売されていた家庭用ゲーム機の中では最高性能ではあったもののそれでもアーケード向けの基盤と比べたら性能が劣る部分があって、ストリートファイターIIのスーパーファミコン版は当時としては大容量であった16Mビットのカートリッジを採用したものの当然アーケード版よりは容量が少ない形。
実際に発売されたスーパーファミコン版はアーケード版であったオープニング映像が削除されたりボーナスステージも削減されているし、キャラクターのアニメーションも一部がカットや差し替えが行われていたんだけどゲーム性はアーケード版と同じ様な感覚が再現されており実際にスーパーファミコン版で経験を積んでアーケードに挑んだ人がいたり、またスーパーファミコン版での大会も開かれたりしたかな。
当時のカプコンはアーケード向けの開発と家庭用ゲーム機向けの開発が別れていたんだけどストリートファイターIIに関してはアーケード版のディレクターだった人が継続してディレクターを担当していたみたいで、性能の劣るハードへゲーム性を保ったまま移植するうまい引き算の移植が出来ていたんだろうなぁ。
ちなみに初代ストリートファイターIIは同じキャラクター同士の対戦が出来ない仕様でスーパーファミコン版も基本的にそれが踏襲されているんだけどタイトル前のカプコンロゴが表示されている時に特定のコマンドを入力する事で同じキャラクター同士の対戦が可能になる仕様が追加されていたんだよね。
その同キャラ対戦を行う時のキャラクターのカラーはアーケードでスーパーファミコン版の発売に先駆けて稼働していた「ストリートファイターII’」と同じ、流石にCPU専用キャラだった四天王は使えなかったけれどそれは後に発売される事になる「ストリートファイターII TURBO」に持ち越しだったかな。
ストリートファイターIIはその後バージョンアップ版が継続してリリースされていてスーパーファミコンにも前述の「TURBO」の他に「スーパーストリートファイターII」が移植されていて、バーチャルコンソールなどで配信されていたけどNintendo Switch Onlineのスーパーファミコンでは配信されてないかな。
その代わりにスーパーファミコン版のストリートファイターII TURBOと近い時期に発売されて仕様も近い内容であるメガドライブ版のストリートファイターII' PlusがNintendo Switch Onlineの追加パック向けに配信されていたり、メガドライブ版は当時唯一オープニングが再現されていたバージョンだったんだよねぇ、キャラクターのボイスはちょっと難があったけど。
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Steam、Xbox、Battle.net搭載の携帯型ゲーム機「ROG XBOX ALLY」が発表、2025年のホリデーシーズンに発売予定。「Xbox Games Showcase 2025」にて
ちょっと前に情報が出ていたPCメーカーのASUSとマイクロソフトがコラボしたXboxブランドの携帯型ゲーム機が正式発表。
グリップの付いた携帯ゲーム機スタイルにXboxボタンもしっかりと搭載された同ハードは上位モデルとなる黒い「ROG Xbox Ally X」と下位モデルの白い「ROG Xbox Ally」の2種類が展開されるみたい。
上位モデルと下位モデルの差は結構大きそうで上位モデルのCPUはAMDのRYZEN Z2シリーズの最上位モデルとなるAMD RYZEN AI Z2 EXTREMEを搭載しているのに加えて24GBのメモリーに1TBのストレージが搭載されているのに対して下位モデルのCPUは廉価版であるAMD RYZEN Z2 Aとなりメモリも16GBでストレージも512GBと割り切った仕様、そのかわりそれぞれのモデルの価格差はかなり大きくなりそうだけどね。
そこだけだと最近増えてきた携帯型ゲーミングPCの新機種って感じなんだけど、最大の特徴としてマイクロソフトがゲーム向けにカスタマイズしたWindows 11が搭載されるって事かな、既存のWindows 11はゲーム以外の用途も多いのがあってどうしてもゲームに特化しようとするとボトルネックになる部分があったけどゲームに特化する事でよりゲームが遊びやすい状況になるんじゃないかしら。
それでもマイクロソフトストアのゲームだけじゃなくSteamとか他のストアのゲームも使えるのでPCでゲームを遊ぶ際の大きな選択になるのは間違いないんじゃないかしら。
ただ注意しなくては行けないのはあくまでも「携帯型ゲーミングPC」である事、家庭用ゲーム機であるXbox Series Xがそのまま携帯機になっているわけじゃなくて遊べるのはあくまでもPCゲームが基本、ただXboxでは「Xbox Play Anywhere」と言うXbox版とPC版が同時に買えてセーブデータも共有出来る仕組みが広がっているのでテレビのXboxと手元のROG Xbox Allyで同じゲームを遊ぶ事も出来るんじゃないかしら。
気になるのは価格かなぁ、上位モデルはおそらく10万円台後半までなりそうだけど下位モデルが10万円を切るんだったら携帯型ゲーミングPCの入門機として後継機の出る気配のないSteam Deckの代わりになる可能性もあるんじゃないかしら。
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ペルソナシリーズ最新作「Persona 4 Revival」が発表に
そんなROG Xbox Allyなどが発表されたXboxの発表会にて「ペルソナ4」のリメイク版が発表。
タイトルは「ペルソナ4 リバイバル」と言う名称で対象ハードはXboxとPCに加えてPS5ももちろん対応。
ペルソナ4は田舎町の親戚の家で過ごすことになった主人公がそこで発生する怪異と出会いそれに立ち向かう事で田舎町の住人たちや異界の存在と交流したり戦ったりする事になる作品、正体のわからない異界の存在を追いかけるミステリー要素や田舎で出会った仲間との青春などが合わさって高い評価を受けた作品だったかな。
ペルソナ3までの舞台が学園となっていたので4で田舎町へと広がった事でシリーズの新しい流れが生まれたといえる意味でも大きな作品かも。
そんなペルソナ4は過去にPS Vita向けに「ペルソナ4 ゴールデン」として追加要素を加えてリメイクされた事があり、それはHDリマスターされて現行機でも遊べる形で配信されているけど今回のリメイク版はグラフィックから再構成された感じかな。
ペルソナ3のリメイク版ではペルソナ3のPSP移植版の追加要素が入らなかった事があったのでペルソナ4ゴールデンの要素がどこまで盛り込まれるかは不明だけどその分再構築としての魅力もあるんじゃないかしら。
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ゲームフリーク新作『Beast of Reincarnation』正式発表。「世界崩壊後の日本」で、穢れ人と腐蝕犬が旅するアクションRPG
ポケモンで知られる「ゲームフリーク」が開発する完全新作タイトルも発表。
世界が崩壊した後の日本を舞台として主人公の少女が機械生命体と戦う内容みたいで、ポケモンとは趣が全く違う作品。
どうやら数年前に一度発表されていたタイトルみたいでその時に発売を担当する予定だったのがTake-Two傘下の会社だったんだけどその会社が解散してしまい本作の状況が宙に浮いていた状態だったのが改めて別の販売会社が担当する事で再開した感じかしら。
その会社は新興企業ではあるけど他にも大きなタイトルを担当しているのでバックに何かしらの大きな企業がある感じかしら。
ちなみに本作はXboxとPCの他にPS5でも遊べる予定だそう。
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バブル期日本の工場パズル『改善:ある工場のストーリー』7月14日リリースへ。Zachtronics元スタッフ集結、カメラからカツカレーまで何でも作る工場ライン最適化ゲーム
「カイゼン」って言われると特に製造業の人は頭を掻きむしりたくなる感情を抱く人もいるんじゃないかしら。
もちろん悪い部分をより良くするように改善するのは大切なんだけどより「カイゼン」をする件数を目標にしてしまうと何も出来なくなるんだよなぁ。
あ、ゲーム自体は様々な商品を雑多に作っている向上のラインを最適化させるのが目的のパズルゲームみたいで、それは面白そうじゃないかしら。
ストリートファイターIIは言わずとしれた「対戦格闘ゲーム」と言うジャンルを一般に広めた立役者と言えるタイトル。
ストリートファイターシリーズとしては2作目になるんだけど初代がプレイヤーが使えるキャラクターがリュウだけで対戦のためにケンがいる程度でどちらかと言えば1人プレイを主体としてゲームバランスも良くも悪くも大味な作りだったのに対してIIは使えるキャラクターが8人へと大幅に増加して更に欄優待戦なども追加された事でアーケードで対戦を主軸とした大ブームを引き起こしたんだよね。
で、そうした大ブームを経て家庭用ゲーム機に初めて移植されることになったのがスーパーファミコン版、アーケードでは練習するにしてもCPUとの対戦がメインで1プレイ100円がかかるし特にアーケードで多くあった「対戦台」だと練習したくてもすぐ乱入されるって事もあったから家庭用ゲーム機への移植は長らく望まれていた部分だったんだよね。
スーパーファミコンは当時発売されていた家庭用ゲーム機の中では最高性能ではあったもののそれでもアーケード向けの基盤と比べたら性能が劣る部分があって、ストリートファイターIIのスーパーファミコン版は当時としては大容量であった16Mビットのカートリッジを採用したものの当然アーケード版よりは容量が少ない形。
実際に発売されたスーパーファミコン版はアーケード版であったオープニング映像が削除されたりボーナスステージも削減されているし、キャラクターのアニメーションも一部がカットや差し替えが行われていたんだけどゲーム性はアーケード版と同じ様な感覚が再現されており実際にスーパーファミコン版で経験を積んでアーケードに挑んだ人がいたり、またスーパーファミコン版での大会も開かれたりしたかな。
当時のカプコンはアーケード向けの開発と家庭用ゲーム機向けの開発が別れていたんだけどストリートファイターIIに関してはアーケード版のディレクターだった人が継続してディレクターを担当していたみたいで、性能の劣るハードへゲーム性を保ったまま移植するうまい引き算の移植が出来ていたんだろうなぁ。
ちなみに初代ストリートファイターIIは同じキャラクター同士の対戦が出来ない仕様でスーパーファミコン版も基本的にそれが踏襲されているんだけどタイトル前のカプコンロゴが表示されている時に特定のコマンドを入力する事で同じキャラクター同士の対戦が可能になる仕様が追加されていたんだよね。
その同キャラ対戦を行う時のキャラクターのカラーはアーケードでスーパーファミコン版の発売に先駆けて稼働していた「ストリートファイターII’」と同じ、流石にCPU専用キャラだった四天王は使えなかったけれどそれは後に発売される事になる「ストリートファイターII TURBO」に持ち越しだったかな。
ストリートファイターIIはその後バージョンアップ版が継続してリリースされていてスーパーファミコンにも前述の「TURBO」の他に「スーパーストリートファイターII」が移植されていて、バーチャルコンソールなどで配信されていたけどNintendo Switch Onlineのスーパーファミコンでは配信されてないかな。
その代わりにスーパーファミコン版のストリートファイターII TURBOと近い時期に発売されて仕様も近い内容であるメガドライブ版のストリートファイターII' PlusがNintendo Switch Onlineの追加パック向けに配信されていたり、メガドライブ版は当時唯一オープニングが再現されていたバージョンだったんだよねぇ、キャラクターのボイスはちょっと難があったけど。
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Steam、Xbox、Battle.net搭載の携帯型ゲーム機「ROG XBOX ALLY」が発表、2025年のホリデーシーズンに発売予定。「Xbox Games Showcase 2025」にて
ちょっと前に情報が出ていたPCメーカーのASUSとマイクロソフトがコラボしたXboxブランドの携帯型ゲーム機が正式発表。
グリップの付いた携帯ゲーム機スタイルにXboxボタンもしっかりと搭載された同ハードは上位モデルとなる黒い「ROG Xbox Ally X」と下位モデルの白い「ROG Xbox Ally」の2種類が展開されるみたい。
上位モデルと下位モデルの差は結構大きそうで上位モデルのCPUはAMDのRYZEN Z2シリーズの最上位モデルとなるAMD RYZEN AI Z2 EXTREMEを搭載しているのに加えて24GBのメモリーに1TBのストレージが搭載されているのに対して下位モデルのCPUは廉価版であるAMD RYZEN Z2 Aとなりメモリも16GBでストレージも512GBと割り切った仕様、そのかわりそれぞれのモデルの価格差はかなり大きくなりそうだけどね。
そこだけだと最近増えてきた携帯型ゲーミングPCの新機種って感じなんだけど、最大の特徴としてマイクロソフトがゲーム向けにカスタマイズしたWindows 11が搭載されるって事かな、既存のWindows 11はゲーム以外の用途も多いのがあってどうしてもゲームに特化しようとするとボトルネックになる部分があったけどゲームに特化する事でよりゲームが遊びやすい状況になるんじゃないかしら。
それでもマイクロソフトストアのゲームだけじゃなくSteamとか他のストアのゲームも使えるのでPCでゲームを遊ぶ際の大きな選択になるのは間違いないんじゃないかしら。
ただ注意しなくては行けないのはあくまでも「携帯型ゲーミングPC」である事、家庭用ゲーム機であるXbox Series Xがそのまま携帯機になっているわけじゃなくて遊べるのはあくまでもPCゲームが基本、ただXboxでは「Xbox Play Anywhere」と言うXbox版とPC版が同時に買えてセーブデータも共有出来る仕組みが広がっているのでテレビのXboxと手元のROG Xbox Allyで同じゲームを遊ぶ事も出来るんじゃないかしら。
気になるのは価格かなぁ、上位モデルはおそらく10万円台後半までなりそうだけど下位モデルが10万円を切るんだったら携帯型ゲーミングPCの入門機として後継機の出る気配のないSteam Deckの代わりになる可能性もあるんじゃないかしら。
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ペルソナシリーズ最新作「Persona 4 Revival」が発表に
そんなROG Xbox Allyなどが発表されたXboxの発表会にて「ペルソナ4」のリメイク版が発表。
タイトルは「ペルソナ4 リバイバル」と言う名称で対象ハードはXboxとPCに加えてPS5ももちろん対応。
ペルソナ4は田舎町の親戚の家で過ごすことになった主人公がそこで発生する怪異と出会いそれに立ち向かう事で田舎町の住人たちや異界の存在と交流したり戦ったりする事になる作品、正体のわからない異界の存在を追いかけるミステリー要素や田舎で出会った仲間との青春などが合わさって高い評価を受けた作品だったかな。
ペルソナ3までの舞台が学園となっていたので4で田舎町へと広がった事でシリーズの新しい流れが生まれたといえる意味でも大きな作品かも。
そんなペルソナ4は過去にPS Vita向けに「ペルソナ4 ゴールデン」として追加要素を加えてリメイクされた事があり、それはHDリマスターされて現行機でも遊べる形で配信されているけど今回のリメイク版はグラフィックから再構成された感じかな。
ペルソナ3のリメイク版ではペルソナ3のPSP移植版の追加要素が入らなかった事があったのでペルソナ4ゴールデンの要素がどこまで盛り込まれるかは不明だけどその分再構築としての魅力もあるんじゃないかしら。
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ゲームフリーク新作『Beast of Reincarnation』正式発表。「世界崩壊後の日本」で、穢れ人と腐蝕犬が旅するアクションRPG
ポケモンで知られる「ゲームフリーク」が開発する完全新作タイトルも発表。
世界が崩壊した後の日本を舞台として主人公の少女が機械生命体と戦う内容みたいで、ポケモンとは趣が全く違う作品。
どうやら数年前に一度発表されていたタイトルみたいでその時に発売を担当する予定だったのがTake-Two傘下の会社だったんだけどその会社が解散してしまい本作の状況が宙に浮いていた状態だったのが改めて別の販売会社が担当する事で再開した感じかしら。
その会社は新興企業ではあるけど他にも大きなタイトルを担当しているのでバックに何かしらの大きな企業がある感じかしら。
ちなみに本作はXboxとPCの他にPS5でも遊べる予定だそう。
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バブル期日本の工場パズル『改善:ある工場のストーリー』7月14日リリースへ。Zachtronics元スタッフ集結、カメラからカツカレーまで何でも作る工場ライン最適化ゲーム
「カイゼン」って言われると特に製造業の人は頭を掻きむしりたくなる感情を抱く人もいるんじゃないかしら。
もちろん悪い部分をより良くするように改善するのは大切なんだけどより「カイゼン」をする件数を目標にしてしまうと何も出来なくなるんだよなぁ。
あ、ゲーム自体は様々な商品を雑多に作っている向上のラインを最適化させるのが目的のパズルゲームみたいで、それは面白そうじゃないかしら。