2025年6月9日のケジメ | ゲームを積む男

2025年6月9日のケジメ

今日はPS3向け「龍が如く OF THE END」の発売日でした、2011年6月9日が発売日だったので今日で発売14周年ですね。



龍が如く OF THE ENDは龍が如くシリーズのスピンオフ作品の一つ、だけど他のスピンオフ作品が幕末などの本編とは違う時代を舞台としているのに対して本作はメインシリーズと同じ時代背景になっているのが大きな違い。

時代背景はナンバリングの「4」の後の時間軸でそこから本編とは別に分岐したパラレルワールドと言う形、龍が如くシリーズでおなじみの神室町が突然ゾンビに襲われたと言う設定で自衛隊によって神室町にゾンビと生存者を区分けする「壁」が設置されてしまい神室町そのものが外界とは断絶された中で主人公たちが生存の為にゾンビと戦っていくと言うストーリー。

本編と繋がる時間軸と言う事もあって登場人物もシリーズでおなじみの面子、主人公は毎度おなじみ桐生一馬さんを始めとして真島吾朗に秋山駿と郷田龍司を加えた4人でストーリーを追うごとにそれぞれの主人公がストーリーの進行に応じて切り替わっていく形。

ゲームとしてはいつもの龍が如くと同様に神室町を舞台とするもののゾンビと言う災害によってその被害にあったエリアが区別されているのが大きくて、生存者のいるエリアは物々しい雰囲気を感じさせつついつもの神室町の雰囲気があって、逆にゾンビがいるエリアは基本的にゾンビとの戦いや探索がメインになっているかな。

通常のシリーズとの大きな違いは主人公たちが重火器でゾンビと戦うこと、真島吾朗はショットガンで秋山駿は二丁拳銃、郷田龍司はガトリングガンを使用してそれぞれの特性でゾンビを殲滅させる事になるかたち、ストーリー的にラストの主人公となる桐生さんはスナイパーライフルを使うけど序盤は元一般人であるゾンビに対して拳で立ち向かったりと異質な世界観にいつもの桐生一馬を貫くあたりはちょっとシュールだったなぁ。

本作は元々2011年3月17日の発売を予定していたんだけどその直前となる2011年3月11日に東日本大震災が発生した事で延期を余儀なくされたことがあって、結局3ヶ月後に発売されたけれどある意味タイミングの悪い作品でもあったかなぁ。

基本的な敵がゾンビで重火器での戦闘が主になるので龍が如くシリーズとしては屈指のゴア表現がされている作品、ただゾンビが発生したと言うシリーズとしては突飛な設定ながらシリーズおなじみの人間ドラマが描かれているしシリーズの人気キャラである真島吾朗が初めてプレイアブルキャラクターになったのは本作だったりするんだよね。

その一方で基本がゾンビとの重火器での戦闘になっていてシリーズおなじみの素手での戦いは出来ないので戦闘のシチュエーションが無理やりゾンビを発生させる場面とかあったりといつも以上に無理のある展開になっているのが賛否があったかな、ゾンビゲームとして見ると他に優れた作品も多いから「ゾンビVS極道」って部分が最大のポイントだったかも。

あと状況が状況だけにその後に続くような展開は一切ないので本作のパラレルワールドは本作だけで完結してしまっているのもあったかな。

シリーズがリメイクやリマスターなどで復刻されている中で本作は復刻の機会が今のところないのはちょっと残念かもね。

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Nintendo Switch 2では、Switch向けゲームがひっそりいろいろパワーアップ。ロード高速化やフレームレート向上など、さっそく検証集まる

Nintendo Switch 2で遊べるゲームは「Nintendo Switch 2専用ソフト」の他に既存のSwitchタイトルにSwitch 2で遊べるアップグレードを加えた「Nintendo Switch 2 Edition」とされるソフトがあって、当然下位互換としてSwitchソフトと大きく3種類に別れている形。

なんだけど、Switch 2でそれに対応したアップデートなどが行われてない初代Switch向けのゲームを遊んだ場合でもSwitch 2でスペックアップした恩恵を受けられるゲームがかなり存在しているみたい。

初代Switchは当時としても一世代前のタブレット向けのチップを採用した事もあって携帯ゲーム機と据え置きゲーム機の両立と言うコンセプトは達成出来たけどスペックとしては前世代機であるWii Uからそこまで大きく向上はしなかったんだよね。

ただSwitchではWii Uよりも汎用的なゲーム開発環境に対応できた事もあって数多くのゲームが発売されていったのがあって、ただスペックの関係でどうしても他機種と比べると処理落ちが大きかったりとかロード時間が長かったりなどのデメリットがあったのは事実。

で、Switch 2では初代Switchから大幅にスペックが向上しており、初代Switchソフトの互換性に関してはハードウェア部分とソフトウェア部分の両面で確保しておりその対応に関しては大量のSwitchソフトを人力で検証してリストを公開していたり。

そうして初代SwitchのゲームがSwitch 2でも遊べるんだけどスペックの向上の恩恵がしっかりと受けられるみたいで、特に初代Switchでは負荷が重たくて処理落ちが発生していた部分が解消されているパターンが数多く見られるんだよね。

ゲームの読み込みに関してはストレージからの読み出し速度の他に圧縮されたデータを解凍する両面で発生しているんだけどSwitch 2ではその両面が向上した事でロード時間の短縮につながっているパターンが多いかな。

特に多くのデータを解凍する場面でその恩恵が大きいみたい、1分近くロードにかかっていたゲームが大幅に短縮されていたりするパターンもあるみたいだしね。

とは言え例えばSwitch向けにフレームレートの上限を30fpsで固定していたゲームをそのままSwitch 2で遊んでも60fpsになるかって言うとそうでもないみたいで、ただ安定するようになったのは間違いないかなぁ。

自分が普段遊んでるゲームだとSwitch版のドラクエ10は携帯モードでもフルHD(1920×1080)でフレームレートも60fpsでほぼ安定しているのが大きなメリットだなぁ、初代Switchだとそもそも携帯モードの画面解像度はHD(1280×720)だってのはあったんだけどそれでも新しいバージョンのエリアは処理落ちが大きかったのが安定しているし。

その一方で動作に問題がないって確認されていたゲームでもいくつか不具合があるパターンもあって、振動が対応しなかったりとかそうしたパターンもあったからこのあたりはアップデートで修正されると良いけどなぁ。

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「ソニックレーシング クロスワールド」のリリースが2025年9月25日に決定。「マイクラ」コラボ,初音ミク,春日一番,ジョーカーの参戦も決定

セガが長年続けているソニックシリーズのキャラクターが登場するレースゲームの最新作である「ソニックレーシング クロスワールド」の発売日が9月25日に決定して合わせてソニック以外のキャラクターとのコラボも発表されたり。



「ソニックレーシング クロスワールド」は普段は走ったほうが早いソニックをはじめとしたキャラクターが車に乗ってレースをする作品で大雑把に説明すると「ソニック版マリオカート」といえる作品。

大きなポイントはコースが進むとその構造が大きく変わってくる事で同じオースでも1周目から2周目3周目と進んでいくとステージ構造が変わったりとかしていくのがポイントかな。

で、コラボレーションに関してはセガが数多くのゲームタイトルを出している「初音ミク」に同じセガの看板シリーズである龍が如くの7以降の主人公である「春日一番」にセガの子会社になったアトラスの人気作品のペルソナ5の主人公である「ジョーカー」がキャラクターで登場するみたい。

また、有料の追加コンテンツとしてセガとは関係ないマインクラフトとのコラボも行われるみたいで、マインクラフトの世界をモチーフにしたコースやプレイヤーキャラクターであるスティーブとアレックスが登場するみたい。

有料の追加コンテンツは大きく6回に分かれて提供されるみたいで今後も他の作品とのコラボは続いていく感じかな。

ちなみに実質的な前作にあたる作品ではディズニー映画のキャラクターとのコラボが行われた事もあったしセガの他の作品とのコラボもあったからそこまで違和感はないかも。

いわゆるマリオカートフォロワーの作品としては本作は完成度が高いシリーズでありマリオカートにはない楽しさはありそう、本家も完全新作が出たばかりで大好評だけどこちらを遊んでみても良いかもなぁ、Switch 2でも出るみたいだしね。

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Nintendo Switch 2と同時発売の「マリオカート ワールド」でウシが大人気、ウシ24体によるカオス過ぎるレースが世界中で勃発

そんな本家の最新作である「マリオカート ワールド」ではウシが大人気と言う話。

ウシはシリーズ2作目のマリオカート64で登場したコースの障害物として登場したキャラクターで後のシリーズでもそのコースが復刻した時には当然登場していたんだよね。

ただあくまでも障害物であるウシがプレイアブルキャラクターになったのは開発スタッフが描いたウシが搬送車を自ら運転すると言うシュールな落書きから。

ワールドでのキャラクター追加はこれまでカートを運転するのに適さなかったキャラクターですら追加していく方針があるみたいでウシの他にもパックンフラワーやクリボーなど手足がないキャラクターですらカートを運転するのはシュールなんだよね。

ただやっぱりウシのインパクトは大きいみたいで、最大24人が同時に対戦できる中で全員がウシを選んだ光景とかはかなりのシュールさがあるよね。

実際にCMでもSnow Manの一人がウシを選んでいたりするし、思わず選びたくなる魅力があるんだろうなぁ。