2025年6月4日の英雄 | ゲームを積む男

2025年6月4日の英雄

今日はNEOGEO版「ワールドヒーローズ2」の発売日でした、1993年6月4日が発売日だったので今日で発売32周年ですね。



ワールドヒーローズシリーズはADKと言うメーカーが開発した格闘ゲームシリーズ、ちなみに1作目の開発時はアルファ電子と言う会社名だったけど2が発売される前にADKと言う会社に改名したかな。

タイムマシンを開発した科学者がそれを使って各時代の英雄を集めて対決させると言う設定で作られた格闘ゲームで登場するキャラクターは日本の忍者やフランスの女騎士にロシアの魔法使いやアメリカのプロレスラーにドイツのサイボーグなど良くも悪くもハチャメチャさがあったのが特徴。

ゲームとしてはストリートファイターII以降のオーソドックスなスタイルで方向レバーと3つのボタンの組み合わせで操作しておりパンチとキックに加えて投げを行うボタンとなってりパンチとキックは押す長さによって強弱が別れたかな、ゲームモードには通常の対戦の他にデスマッチモードと呼ばれるステージにダメージを受けるギミックなどが取り入れられたモードなんかもあったり。

2ではその順当なパワーアップをした作品になっており登場キャラクターは海賊やバイキングに柔道家の少女やシャーマンなど前作から引き続き実在の人物と言うよりも漫画やアニメなどをモチーフにしたようなキャラクターが登場している感じ。

前作から比べると容量が大幅に増加しており、当時NEOGEOでアピールしていた「100メガショック」となった事で既存キャラクターもアニメーションパターンが増加したり演出が強化している他に相手の投技を逆にやり返せる「投げ返し」や飛び道具を跳ね返す「跳ね返し」などが新しいテクニックとして加わった感じ。

シリーズとしては本作をベースに様々な変更を行った「2JET」が後に発売されており、更に追加キャラクターを加えた「パーフェクト」へと続いていって、シリーズの魅力であるハチャメチャさや良い意味での野暮ったさに磨きをかけていったけど親会社となったSNKの倒産などもあってシリーズはそこで途絶えてしまったかな。

現行機で本作を遊ぶにはアケアカNEOGEOにてシリーズがすべて配信されているのでそれで遊べるかな。

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【月刊総括】今後は任天堂をライバルと考えるソニーグループ――PS5より次世代機に注力か

今年のゲーム業界で大きなターニングポイントになるのは間違いなく明日の「Nintendo Switch 2の発売」だろうと。

任天堂の公式での予約の段階で220万人以上が応募したのが話題になっており一般流通での予約も殺到していて予約抽選に当選した人や落選した人の悲喜こもごもがSNSで入り乱れているのもまだまだ記憶に新しい話。

そんなSwitch 2ではもちろん任天堂のゲームの新作は出るもののサードパーティの作品も多く発売される予定で、多くがPS5やXbox Series Xなどで出ていたゲームのSwitch 2版ってのがそれなりにあるんだよね。

これまでSwitchではハードウェアスペックの関係でどうしても移植されなかったゲームがSwitch 2では出るようになることでハイエンド向けのゲームを手頃に遊べるようになるのが大きな魅力になるんじゃないかしら。

もちろん純粋な性能で比較したらPS5やXbox Series Xには届かないんだけど、それでもSwitch 2の存在はそれらのハードに大きな影響を与えているみたいで、Switch 2ダイレクトの配信後ではPS5の売上が右肩下がりになっているんだとか、逆に初代Switchも落ち込んでいるもののPS5よりは落ち込みの幅が緩やかなのは棲み分けが期待されているからかしら。

で、そうしたSwitch 2の影響はソニーやマイクロソフトのゲーム機戦略にも当然大きな影響を与えているわけで、両社とも携帯ゲーム機の開発が噂されていたりして、マイクロソフトは携帯型ゲーミングPCをベースにXboxブランドのハードを出すって噂があるし、ソニーはPS6で据置版と携帯機版の2ハード展開をすると噂が出ていたり。

携帯型にすると当然ながら据置型よりもコストが関わるわけで、据置と同等のスペックの携帯機を出す場合は価格を高くする必要があるわけで、逆に価格を抑えるんだったらこれまでみたいなハイスペックだけの商売は出来なくなるわけで、大きな路線変更になるんだよね。

特にソニーはこれまでずっと高性能を売りにしてきたのがあるわけで、携帯ゲーム機に再参入するって事はその路線を改める事になるからこれまでのファンをどこまで納得させられるか、それとも先細りとして切り捨てるのかどうなるかはあるんだろうなぁ。

ただ、実際に携帯ゲーム機に参入したとしてじゃあSwitchやSwitch 2と同じように売れるかどうかって考えるとわからないんだよなぁ、当然ながら任天堂タイトルの強さはあるわけだしね。

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任天堂、“スイッチ2”卸売価格に関する報道を否定。「小売業者が従来より多くの利益得る」との記事に対応か

そんな任天堂がSwitch 2に関するとある報道に関して否定するコメントをSNSで発表したんだとか。

その報道はSwitch 2が既存のハードよりも小売店が得られる利益が高くなるような卸売価格に設定されていると言う話、既存のハードの利益率が2%だったらSwitch 2は5%になっていてそれだけ小売店が利益になるし小売店側のサポートも得られると言う話。

一見するとそこまで大きな話じゃなさそうだけど任天堂がわざわざ否定するようなコメントを発信したのはその報道が任天堂に悪影響を与える可能性があるって判断したって事よね。

考えられるのは小売店の利益率が高いって事は任天堂の収益がその分下がるってわけで、株価が下がる可能性が出てくるから釘をさしたって感じかな、それとも具体的な数字が出てきたのが問題だったか。

とは言え任天堂のメディアを否定するコメントの中ではまだおとなしい部類かな。

過去にあった任天堂のメディアの記事を否定するコメントの中で特に強火なのは日本経済新聞などの記事を名指しで否定しているからね、それに比べたらあくまでも名指しはせずに「報道」とだけされているからまだ穏当と言うべきか。

ちなみに該当の記事を書いた人は過去にも同じ様な否定コメントが出されているみたいで、ツーアウトかもなぁ。

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Nintendo Switch 2 の同時発売タイトルをご紹介。

明日発売のSwitch 2の本体と同時発売となるソフトの紹介。

目玉となるのは「マリオカート ワールド」になるんだろうけど、本体の紹介ソフトを兼ねた「Nintendo Switch 2のひみつ展」の他に「ゼルダの伝説 ブレスオブワイルド」と「ゼルダの伝説 ティアーズオブザキングダム」のNintendo Switch 2 Editionなど任天堂タイトルも新作に旧作のアップグレード版とそれだけでもSwitch 2を満喫出来そうな感じ。

サードパーティの作品は前述どおりPS4/5などで出ていたゲームの移植が多めなんだけどそうした中でコナミが「シャインポスト Be Your アイドル」と「サバイバルキッズ」と言う新作タイトルを出しているのが良い意味で異彩。

全体的に対象年齢が高めに設定されているゲームが多めではあるけどそうした中で自分が遊んでみたいソフトを探してみるのも良いし、Switch 2 Editionに限らずSwitch 2向けのアップデートが行われるSwitchタイトルもあるからそれらを遊ぶのも一つの考えかもなぁ。