2025年5月6日の転用 | ゲームを積む男

2025年5月6日の転用

今日はSwitch向けの「変身少女」の配信日でした、2021年5月6日が配信日だったので今日で発売4周年ですね。



「変身少女」は主にスマホやWeb向けのコンテンツを制作しているカエルエックスと言う会社が手掛けたゲームでジャンルは「ブロック崩し」。

跳ね返るボールを画面下のパドル(棒)を使って打ち返していって画面内にあるブロックをすべて消すのが目的の古くからあるジャンルのゲームでブロックから出てくるアイテムによるパワーアップなどもあるスタイル。

最大のポイントはステージごとのブロックをすべて消すとその背景にあった美少女グラフィックが拝めることで、その美少女キャラクター達はちょっと薄着だったりスタイルがよく分かる服装だったりとちょいエロな感じになっていたり。

ブロック崩しと美少女キャラクターの組み合わせってのはこれまた古くからあるコンビで特にPCでのインターネット全盛期だった十数年前にはブラウザ上でそうしたゲームを遊ぶプログラムが普及していてブロックを消したら美少女キャラの服が脱げるみたいなゲームはかなりの数があったんだよね。

そんなちょっと懐かしい雰囲気のゲームである「変身少女」で使われている美少女キャラクターのグラフィックは2013年頃に展開されていたスマホ・フィーチャーフォン向けのソーシャルゲーム向けに描かれたもの。

「変・身・少・女 メタモルメイデン」と言うそのゲームはすでにサービスを終了していたんだけど商用作品として各イラストレーターに依頼されて描かれたオリジナルイラストは一定のクオリティがあったのでそれを再活用してカジュアルなゲームを作ったって感じなんだろうなぁ。

美少女キャラクターのクオリティは高いもののブロック崩しとしての完成度は平凡、一部ボールの挙動がおかしい部分が批判されていたけど数カ月後に配信されてた続編では改善されたりしていたみたいね。

近年はモバイルゲームが飽和状態で一部のコンテンツがユーザーを分け合っている状態になっておりリリースしても早期のサービス終了となってしまうパターンが多くなっていて、中にはモバイル向けとして予定していたけど家庭用ゲーム機向けに移行する作品があったりと家庭用ゲーム機に回帰しているゲームが増えているんだけどある意味そうした傾向を先取りした作品だったかもなぁ。

とは言えシンプルなゲームと美少女キャラクターと言う組み合わせはその後は生成AIを活用した中国系メーカーが粗製乱造することになり単純なゲームで素材の流用だけじゃ上手くいかなくなってきているのはあるよね。

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ヨドバシのNintendo Switch 2抽選販売、5月9日11時スタート(条件あり)

Nintendo Switch 2のマイニンテンドーストア以外の一般流通での予約は4月24日から解禁されており、ほとんどの販売店では抽選の形で予約受付をスタートしているんだよね。

代表的なところではAmazonとかビックカメラにGEOなどは4月24日から抽選をスタートしており一部の販売サイトではすでに抽選結果を受付者に送付しているところもあるかな、多くの販売サービスがインターネットでの販売サイトやアプリ経由での予約となっているよね。

で、そうした中で大手量販店であるヨドバシカメラはソフトや周辺機器の予約は4月24日からスタートしていたけど本体の予約はしばらく情報を出していなかったのがあって、それが今週末の5月9日からようやくスタートするみたい。

ヨドバシでの予約は当然抽選でWebのヨドバシドットコムでの受付のみ、条件はヨドバシカメラ店頭かヨドバシドットコムにて2024年5月1日から2025年4月30日までの1年間に累計5万円以上の購入履歴があるユーザーに限られているみたい。

5月12日の10時59分まで抽選を受け付けるみたいで、その頃には解禁日から始まった販売店での抽選結果も出始めているだろうしマイニンテンドーストアでの第2回抽選予約の結果も5月11日には発表されるのでそこでも落ちた人が発売日に購入する最後のチャンスになり得るかも。

とは言え1年間で5万円以上の利用と言う条件があるから普段からヨドバシを活用している人がメインになるだろうけどねぇ。

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任天堂はNintendo Switch発売直後からNintendo Switch 2の開発を開始していたことが裁判資料により明らかに

そんなSwitch 2を正式発表前にイベントにて実際の本体をもとに作成したモデルを披露した周辺機器メーカーを任天堂が訴えているんだけど、その裁判資料の中から実際のSwitch 2の開発開始した時期が明らかになったみたい。

……とは言え初代Switchが発売した後からSwitch 2に向けての開発がスタートしていると言う話で、このあたりは当の任天堂スタッフも常にゲーム機の発売後からすでに次のゲーム機に向けての研究は始まっていると言明しているから分かる話かな。

初代Switchでは2017年に初期モデルの発売、2019年に携帯モード専用にして価格と本体サイズを下げたLiteが発売されて、そのLiteと同じような時期に通常モデルの改良を行い内部のチップセットが改善されたことでバッテリー駆動時間が大幅に伸びたんだよね。

そして2021年に本体モニターを有機EL液晶にして画面サイズを大きくしながらも本体サイズは津城モデルとほぼ同等で細部の仕様をブラッシュアップした有機ELモデルが発売されてきたりと常に本体の改良は行って来てたんだけどそれと並行してSwitch 2への開発も進んでいたと。

実際に初代Switchのコンセプトを継承して性能を上げて出来ることを増やすと言う方向性が決まったタイミングは不明だけどそこへ至るまでは様々な開発が行われていてもおかしくはないんだろうなぁ。

だからSwitch 2が発売されたら当然次のゲーム機に向けての研究が始まるはず、それがSwitch 3と呼ばれることになるかは不明だし並行してSwitch 2の改良のための研究も始まるだろうからゲーム機の開発はそれから撤退しない限りは永遠と続くんだろうねぇ。

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『グランド・セフト・オートVI』発売日が「2026年5月26日」に再決定。制作元のロックスター・ゲームスからいきなりぬるっと発表、実質的には「2025年秋」の予定を延期するかたち、詳細な続報は「近日中にお知らせ」

今年発売予定の大型タイトルとして話題になっていたGTA6こと「グランド・セフト・オートVI」の発売日が2026年5月26日と発表されたみたい。

グランド・セフト・オートシリーズはクライムアクションゲーム……いわゆる「暴力や犯罪」をテーマとしたアクションゲームのジャンルを代表するシリーズであり1997年にシリーズ1作目が発売されていてそこからナンバリングで5作品と派生タイトルを含むと11タイトルほどが発売されてきたみたい。

前作のGTA5が2013年に発売されたタイトルで元々はXbox 360とPS3向けに発売されて後からPC版も発売、そこからXbox OneとPS4、更にはXbox Series X|SとPS5へとリマスターされながら継続して販売されてきたけれど約10年ぶりの完全新作として2022年に発表されていたんだよね。

昨年にはゲーム画面の情報とかが出て発売予定時期が「2025年秋」と発表されていたんだけど今月に入ってそれがシレッと後ろ倒しにされた形。

それだけ大規模なゲームであるって事だろうけどそれ以上に同作の発売タイミングを避けようと考えていた他のメーカーに取ってはまた悩ましい問題になってくるんじゃないかしら。

GTA6の発売日にゲームを出すと宣言しているメーカーもあるけど避ける事を考えているなら少しでも開発を早めて今年の秋に出すってのも一つの考えだろうしねぇ。

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堀井雄二氏、「『クロノトリガー』“リメイク版”情報をうっかり発言した」と勢いよく誤報道される。ぜんぜん言ってないのに

海外のイベントに登壇した堀井雄二氏が「クロノトリガー」について今でも高い人気があることに感謝したり当時の開発について「日本語」で語っていたんだけど、それを翻訳した海外記者が自分の思い込みで余計な情報を付け加えた事で同作がリメイクされるとうっかり発言したって言う間違った報道がされたみたい。

クロノトリガーは1995年にスーパーファミコン向けに旧スクウェアから発売したRPGで堀井氏の他にキャラクターデザインとしてドラクエでおなじみの鳥山明氏が参加してファイナルファンタジーの生みの親である坂口博信氏も監修の一人として参加した事で「ドリームプロジェクト」と銘打っていた作品なんだよね。

タイムトラベルをテーマとしており現代から過去・未来へと時間移動を繰り返しながら冒険する内容や鳥山明氏による魅力的なキャラクターや派手な演出などが高い評価を受けたけど続編は堀井・坂口・鳥山の3氏が関わらずスクウェアの実開発のスタッフが手掛けた「クロノクロス」があっただけでクロノトリガー自体は基本的に移植しかされてないんだよね。

今年が発売から30周年と言う事もあってスクエニが記念したキャンペーンを行うことを発表しているけど堀井氏の発言もそれを受けての事かな、実際にリメイクが作られるかは不明だけどあるとしてもリマスター版の家庭用ゲーム機向けの展開になるんじゃないかなぁ。

いずれにしても間違った伝言ゲームって怖いよね。