2025年5月3日のココロ | ゲームを積む男

2025年5月3日のココロ

今日はファミコン向けの「ココロン」の発売日でした、1991年5月3日が発売日だったので今日で発売34周年ですね。



ココロンは夢の世界を舞台とした横スクロールアクションゲーム、主人公は普通の少年なんだけど夢の世界からの案内人に連れられて夢の世界でさらわれてしまったお姫様を助けるために冒険を行うと言うストーリー。

基本的なシステムはステージクリアー型のアクションゲームで残機制とライフ制を組み合わせた形になっており敵からのダメージはライフが続く限り大丈夫だけど落とし穴とかに落ちた場合はミスになると言うお約束のパターンかな。

本作の最大の特徴は主人公の姿を自由にカスタマイズしてそれが主人公の能力へと反映されること、フェイス・ボディ・アームズと言う3つのパーツから選んでキャラクターを作ることが出来てそれぞれ重量や体力に速度や攻撃力などが反映されるようになって動きやすいキャラクターにするか頑丈なキャラクターにするか攻撃しやすいか威力が高いかなどなどカスタマイズの幅が豊富だったのが特徴かな。

ステージをクリアーしていくと仲間が増えていきその仲間たちも主人公と同じようにカスタマイズ出来るので最大で6人のキャラクターを切り替えながらプレイを進めていくことになるんだよね。

本作の見た目とか雰囲気とかは若干ロックマンに似ている部分があるんだけど、それは実際に本作のディレクターが過去にロックマン1・2の開発に関わっていた人みたいで、そんなロックマンで出来なかった事を本作で実現したってのがあったのかも。

ただ、難易度の高さはロックマンに通じる部分があってかなり手強い作品だったんだとか。

本作の開発と販売を行ったのはタケルと言うかつて存在していた会社、元々カプコンから独立したメンバーで設立した会社でココロンの他に「ノスタルジア1907」と言うアドベンチャーゲームを出しておりその2作品が代表作にもなっていたかな。

ただ同社はその後経営悪化したみたいで90年代には倒産してしまっており、同社の出していたタイトルの権利も不明な状況になっているんだよね。

ノスタルジア1907のPC版は著作権者不明の場合の特例措置を利用して近年になってX68000版が復刻されたんだけどココロンが復刻されることは難しいだろうなぁ。

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5年間で眠れるフィーチャーフォンゲームを112本復刻「G-MODEアーカイブス」立役者 竹下功一氏が語る過去の名作を未来へ届ける挑戦

フィーチャーフォン、いわゆるガラケーと呼ばれるスマホ以前の携帯電話向けに配信されていたゲームをSwitchやSteamなどの今の環境で復刻しているプロジェクトが「G-MODEアーカイブス」。

そんなG-MODEアーカイブスはスタートしてから5年が経過しておりこれまで配信されたゲームも112本……上記のインタビュー後に配信されたタイトルを含むと114タイトルまで増えているんだよね。

そんなG-MODEアーカイブスで中心的な役割を果たしているG-MODEの竹下氏に対して同プロジェクトに関するインタビューを行ったみたい。

竹下氏は元々はハドソンに所属しており転職でG-MODEに移籍した人、そんな氏がG-MODEに感じていた印象がガラケー時代のゲームアプリだったみたいで。

ただ実際に復刻するって計画が立ち上がったのはドコモがiモードのサービスを2026年に終了するとい事を発表したから、フィーチャーフォンにてインターネットを楽しむためのサービスが終了することで過去にダウンロードしたゲームアプリも遊べなくなるだろうし端末そのものの劣化もあるし当時あれだけ多くのタイトルが配信されていたゲームが遊べなくなっていく中で、それらを今の時代に楽しめるように考えたのが始まりだとか。

フィーチャーフォン向けのゲームアプリとして作られいたゲームを今の時代に作り直すとしたら大幅なリメイクとなってそれは移植のコストも高くなってしまうんだけど、そこで「アーカイブス」と名乗ることで当時を基本的にそのまま移植することで余計なコストを掛けずに復刻すると言う路線にしたみたい。

もちろん当時では許されていたけど今では出来ない表現とかは修正されるみたいだけど基本的にはかつてガラケーで遊んだゲームをそのまま復刻しているから動きは滑らかじゃなかったりする場合もあるんだけど懐かしいゲームを遊べるんじゃないかしら。

G-MODEアーカイブスを展開していくなかで大きな転機となったのがG-MODE以外のメーカーから配信されたゲームを復刻する「G-MODEアーカイブス+」の展開。

元々SNSにて今後の復刻予定のアンケートを募った際に名前がよく出た「探偵・癸生川凌介事件譚」があって、その権利元の前社長が竹下氏の知り合いだったことから復刻に動くことが出来たんだとか。

そこから始まって多くのメーカーの作品を復刻するようになって、最近ではバンナムからのオファーでドルアーガの塔の書籍に収録するタイトルの復刻などにも繋がったりとG-MODEアーカイブスを超えた展開もあるみたいね。

こうしてタイトルが増えていっているけどまだまだ復刻の希望があるけど復刻されてないタイトルは数多くあるみたいで、着実に知名度を上げていく中で今まで反応がなかったメーカーの作品の復刻に繋がっていく可能性はあるんだろうなぁ。

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Xbox Series X|S、本体および周辺機器が世界各地で値上げと発表。日本のXbox Series Xは約2万円の値上げに。一部ファーストパーティーの新作タイトルも11月末頃から79.99ドルに値上げと海外向けに予告

PS5が大幅に値上がりしてから約半年、今度はXboxが大幅に値上げすることを発表……と言うかすでに値上げを実施したみたい。

現在のXboxは上位モデルのXbox Series Xと下位モデルXbox Series Sの2種類があって、そこから更にXのディスクドライブ非搭載モデルやSのストレージ1TBモデルが発売されたりとバリエーションを増やしてているんだけど、今回の値上げで最廉価モデルのSのストレージ512GBモデルで6万2480円から最上位モデルのXの標準モデルで8万7980円へと変更。

元々が4万4578円から6万6978円までの価格設定だったので値上がり幅は2万円前後ってところかな、最上位モデルはこれまでPS5の標準モデルよりも割安だったけど今回の値上げで一気に価格が上になってしまったのは痛い部分。

今回の値上げの理由はコストの上昇や関税の影響が大きいのかな、あとマイクロソフトの決算でソフトウェアの売上は上がってるけどハードウェアの売上が落ち込んでいるってのも大きそう。

これまでXboxのメリットはPS5と比べて本体価格が若干安いってのがあったんだけどそのメリットが失われるとソフトウェアの独占とかも少なく選ぶメリットが薄くなっちゃうんだよなぁ。

Xbox Series Sなんかはそれこそ初代Switchと同じくらいの価格で性能が上だったのが魅力だったんだけどこれでSwitch 2よりも価格が上がっちゃったからねぇ。

おそらくマイクロソフトとしてはハードウェアをたくさん売るよりもXbox Game Passを積極的に使ってもらうのが重要だろうなぁ。

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Nintendo Switchストア、ついに“低価格・安売りゲームが目立ちまくる”ランキング構造問題に対策。「ダウンロード数ベース」から「金額ベース」への変更で

Switchのニンテンドーeショップの中にあるランキングってこれまでは「ダウンロード数」の順位が上がっていたんだけど「売上金額」に変更になったみたいで。

ダウンロード数でのランキングだとセールで100円にすることで売上が一気に上がってそれがランキングに入って目立ってセール終了して価格が戻ってもしばらくランキングに残るから目立てるってのがあったんだよね。

その御蔭でニンテンドーeショップのセール欄を除くと100円で販売されているゲームが数多くあったんだけど流石に低価格ゲームの粗製乱造でストアそのものが汚染される状態はよろしくなかったみたいで。

金額ベースに切り替わったことで価格が高いゲームでもしっかり売れているならランキングに入るようになってある程度健全性が保たれることになったかな。

ただ、その代わりに8番出口とか低価格だけど人気のタイトルはランクインしづらくなっているのが痛し痒しって感じ、このあたりはランキングの幅を広げるなどさらなる工夫が必要かもなぁ。

今後はSwitch 2が発売されることで低価格ゲームは出づらくなるんだろうけどどう変わっていくのかなぁ。