2025年4月30日のパシャパシャ | ゲームを積む男

2025年4月30日のパシャパシャ

今日はNintendo Switch向けの「New ポケモンスナップ」の発売日でした、2021年4月30日が発売日なので今日で発売4周年ですね。



New ポケモンスナップはプレイヤーがとある地方に赴いてそこに生息する野生のポケモンの姿を写真に収める事が目的のゲーム。

元々は1999年にニンテンドウ64向けに発売された「ポケモンスナップ」をベースとしておりそれから約22年ぶりの完全新作として作られたかな。

ポケモンスナップは任天堂とHAL研究所が広告で開発スタッフを公募してゲームを開発すると言うプロジェクトから作られたソフトで、最初はオリジナルの風景撮影のゲームだったそうだけど撮影する動機が分かりづらいと言う意見を元にポケモンの世界観を当てはめたと言う経緯があったもの。

元々は64向けに開発されていた64DDと言うディスクドライブ向けのゲームとして開発されていたけど64DDそのものが延期していって一般販売が中止になった事でロムカートリッジに変更になった経緯もあるんだよね。

で、ポケモンスナップはWiiやWii Uのバーチャルコンソールで提供されたものの長らく新作は出てなくて、2020年のポケモン関連の発表にて完全新作が発表されて翌年発売された形、ちなみに開発はHAL研究所ではなくバンダイナムコスタジオ。

前作の舞台はポケモンアイランドと呼ばれた場所だったのに対してNewでは「レンティル地方」と呼ばれる未開の地を舞台としており、主人公も前作とは違う人物になっているけど前作の主人公もプロカメラマンとして主人公をサポートする役割として登場したりと時代の流れを感じさせるものになっているかな。

ゲームとしては基本的に前作の流れを踏襲しているけど64からSwitchへと数世代の進化によってグラフィックは大幅に向上、その分自然とポケモンが紛れてしまって判別しづらい部分が出たりするけどそうした要素も含めて野生のポケモンを探す楽しさがあるかな。

主観視点のゲームと言えばFPSなどのシューターがほとんどだった時代の中で写真撮影と言う暴力ではない要素を盛り込んだってのが一つの流れを生み出したきっかけとも言えたかもなぁ。

前作ではポケモンが嫌がるアイテムなんかも存在していたけど今回はそれが廃止されていたりとか時代の変化はあるんだよね。

ちなみに前作もNintendo Switch Onlineの追加パックで遊べる64にて配信されているので前作と本作をセットでプレイ可能、比べてみても面白いかもねぇ。

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Switch2登場で「レガシーIP戦略」はどう変わる? 任天堂IPのマーケ戦略の裏側

任天堂のIP戦略についての話。

任天堂のIPと言えばマリオやゼルダをはじめとして数多くのキャラクターやコンテンツがあって、それらのゲームを一定のクオリティで出す事でユーザーからの人気を安定させている強みがあるのが基本。

ただ、Switchが発表される前あたりからその戦略を一歩進めておりそうした中でUSJのスーパー・ニンテンドー・ワールドやスマホアプリのファイアーエムブレムヒーローズが作られたりとかスーパーマリオの3DCG映画が作られたりしていて現在もマリオの映画の続編やゼルダの伝説の実写映画が制作されていたりするよね。

任天堂が自社コンテンツを外へ広げる戦略を始めたのはそこからゲームをプレイしてもらう為の入口にしてもらうって思惑があるから、例えばUSJのスーパー・ニンテンドー・ワールドではパワーアップバンドと言うスマホと連携してアトラクション内での行動を記録できるアイテムが販売されているんだけど、それはSwitchでもamiiboの代わりとして使ったり出来るし。

あと、わかりやすかったのはスーパー・ニンテンドー・ワールドで新エリアのドンキーコングカントリーがオープンしたのに合わせてNintendo Switch Onlineのスーパーファミコンやゲームボーイなどでドンキーコング関連タイトルの追加が連続したりしたよね。

で、そうした任天堂のIP戦略はSwitch 2になってどうなるかって考えると、基本的にはそこまで大きくは変わらないのはありそうかな。

ただ、しばらくはSwitchとSwitch 2の二刀流になることになるからそれぞれのユーザー層に合わせた戦略ってのは生まれるかも、Switch 2はまずはゲームを積極的に遊ぶ層がメインになって他機種でもあった重量級のゲームとかも発売されていくからゲームもそうした方向が強くなるんじゃないかしら、実際にマリオカートワールドはいつものマリオカートを含めつつもSwitch 2のスペックだからな重量級の作品に仕上がっているみたいだし。

その一方ですでに1億台以上が普及しているSwitchも重要なわけで、Nintendo Switch 2のニンテンドーダイレクトの1週間前にNintendo Switchのニンテンドーダイレクトが配信されてその中で「リズム天国 ミラクルスターズ」と「トモダチコレクション わくわく生活」と言うそれぞれ10年以上ぶりの新作が初代Switch向けに発表されたのが大きな特徴。

両作品とも発売は2026年を予定しており当然ながらSwitch 2が発売された後、だけど初代Switchで出すのはそもそも初代Switchでも十分なゲームになっているのがあるんだろうけど10年ぶりの新作だけにより多くの人がプレイしている環境で出すってのが大きいんだろうなぁ。

外へ向けのIP活用を進めつつもSwitchとSwitch 2の二刀流でさらなる展開を推し進めていくのがしばらくの傾向になるんじゃないかしら。

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Nintendo Switch 2 総特集の「ニンテンドーマガジン 2025特別号」デジタル版を公開。冊子版も5月9日ごろより全国のTVゲーム取扱店へ順次発送予定。

任天堂が季節ごとに定期的に店頭などで配布しているカタログが「ニンテンドーマガジン」なんだけど、先日のNintendo Switch 2の体験会にてその特別版が配布されていたみたいでそれがデジタル公開と一般店頭への配布も行われるみたい。

特別号で掲載されている内容は基本的にNintendo Switch 2に関する事、今月はじめに配信されたニンテンドーダイレクトで紹介された内容が主なんだけど書籍の形で見られるのは良さそうだし抽選予約に申し込んだ人も悩んでいる人も検討するきっかけになるかな。

普段のニンテンドーマガジンではキャラクターのグラビアやカレンダーなどゲームの紹介以外のコンテンツもあったりして凝った作りなんだけど特別号は基本的にNintendo Switch 2の紹介に徹している感じ。

早い段階でデジタル配信と店頭配布が行われるのはもちろん計画があったからだろうけど体験会で配布されたパンフレットがフリマアプリとかで転売されているのもあるかも、体験会は抽選での完全招待制になっていたからそれに当選しないともらえなかったからねぇ。

ゲーム機本体もそうだけどこうした関連したもののライト転売も悩ましい問題よね。

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任天堂「Nintendo Switch 2」体験会、わずか7分で「ゼルダ」をクリアするRTAガチ勢あらわる

そんなNintendo Switch 2の体験会に参加したゼルダの伝説RTAのガチ勢が展示されていたブレスオブザワイルドのNintendo Switch 2 Editionにてエンディングを見たと言う話。

体験できた時間は15分で最初の5分は携帯モードにて最初からプレイして残りの10分をTVモードにてプレイヤーの腕前に応じていくつか用意されたセーブデータから選んでプレイを行う形。

で、その中の一番うまい人向けのセーブデータがラスト付近のハイラル城である程度アイテムが揃った状態から始まるみたいで、そこから装備を外した裸縛りでラスボスを倒したんだとか。

任天堂側でそうしたデータを用意しているって事は当然エンディングまで到達する人が現れる事を想定していたんだろうけど倍率の高い抽選に当選した中での参加でバグ技の検証をしながらラスボスまで倒して余った時間でさらなる検証をするあたりはガチ勢の鏡だね。

任天堂スタッフが見ている前でバグ技の検証をするあたりすごい度胸だけどそれが修正されてないってあたりは任天堂のスタッフ側も想定済みって事なんだろうなぁ。