2025年4月6日の原点 | ゲームを積む男

2025年4月6日の原点

今日はファミコン向けの「デジタル・デビル物語 女神転生II」の発売日でした、1990年4月6日が発売日だったので今日で発売35周年ですね。



女神転生IIはアトラスが開発してナムコから発売されたRPGで「デジタル・デビル物語 女神転生」の続編となる作品。

前作は西谷史氏が手掛けた「デジタル・デビル・ストーリー」と言う小説を原作としたメディアミックス作品の一つして作られたもので「女神転生」と言うタイトルもその1巻のサブタイトルが元になっていたんだけど、IIは前作や小説版とは関係ない独立した作品となっているかな。

舞台は核戦争で崩壊した東京を舞台としておりその影響で悪魔や狂人が溢れかえる東京を舞台に安全な地下シェルターで暮らしていた主人公がデビルバスターと言う体感ゲームを遊んでいた時にパズスと名乗る悪魔と出会い悪魔召喚プログラムを手に入れて更にはデジタル世界を通じて安全だったはずの地下シェルター内にも悪魔が現れた事から地上へ出ることになり悪魔や様々な宗教などとの戦いとなっていくのがストーリー。

主な敵が悪魔でそれらと交渉して仲魔にして仲魔を悪魔合体させて強化すると言う流れは前作から継承されているけど核戦争で崩壊した東京とか宗教が敵や味方になる展開は本作から、更には後に悪魔絵師と知られるようになる金子一馬氏も本作から参加する事になった本作は実質的にゲームの女神転生シリーズの原点となったかな。

後のシリーズでもおなじみとなったマルチエンディングが採用されたのも本作だけど、本作のマルチエンディングはストーリー中のとある選択肢を選んだ結果で左右される形となっていて基本的には2種類、カエルを踏み潰すかどうかの選択は慎重にね。

本作は前作とセットで「旧約・女神転生」としてスーパーファミコンにリメイクされているがそのバーチャルコンソールがWiiで展開されたり携帯電話アプリで移植された以外で今の環境で遊べる機会がないのは残念なところ。

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Nintendo Switch 2で使える「microSD Express」って何? 今までのmicroSDとの違いは“接続方法”と“スピード”

Nintendo Switch 2にて初代Switchからの違いの一つとしてあるのが外部メモリーが「microSD Express」のみ対応となった部分。

初代SwitchではmicroSDカード全般が対応となっていてそこにゲームのデータや撮影した画像などを保存することが出来たんだけどNintendo Switch 2ではmicroSD Expressと言う規格のカードを使用しないとゲームのデータは保存出来ないんだよね。

じゃあそのmicroSD Expressって何よって話で、これまでのmicroSDとの違いは裏側の端子部分の数とその速度になるみたい。

端子部分はこれまでのmicroSDと比べると一目瞭然、microSD ExpressカードにはこれまでのmicroSDカードにあった端子に加えて更にもう1列独自の端子が取り付けられているんだよね。

その端子の数によってこれまでのmicroSDカードよりも読み書きする速度が早くなっており高精細な動画の撮影などにも対応できるようになるってのがあるみたい。

これまでのmicroSDカードでは最速のカードでようやく4K画質に対応していたけれどmicroSD Expressカードならその上の8K画質とかでも録画できる事になるんだけど、現時点では対応する機器がほとんどなくて初めてそれ専用と発表されたのがNintendo Switch 2って事になるかな。

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【突然の爆売れ】使い道が無かったmicroSD ExpressカードがNintendo Switch 2効果により、アキバ店頭で瞬殺

そんなmicroSD ExpressカードがNintendo Switch 2で使われることが発表された事で一気に買われていったみたいで。

Nintendo Switch 2そのものはまだ発売されてないのになんで対応メモリーカードが先に買われていったのかって言うと、中には本体購入予定であらかじめカードを確保しておきたいって人もいるとは思うけどほとんどが転売目的の人になるのかな。

Nintendo Switch 2の予約は現時点ではマイニンテンドーストアでのみ行われていてその予約も初代Switchでのゲームプレイ時間が累計50時間以上でなおかつNintendo Switch Onlineへの1年以上の加入かつ現時点でも加入している事が条件として上がっているなど転売対策が行われているんだよね。

一般店舗での予約は4月24日ごろから行われるそうだけどそちらも大手量販店とかでは何かしらの条件が設定されるのは間違いないわけで、転売したくても本体が手に入るのかわからない状態だから代わりにメモリーカードを入手して転売しようって思惑もあったみたいね。

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品薄microSD Expressカードなど“Switch 2当選者限定”販売。任天堂直販にて

ただ任天堂もそれはわかってみたいで、マイニンテンドーストアのNintendo Switch 2抽選予約に当選した人を対象にmicroSD Expressカードを販売する事が予告されているみたい。

抽選予約当選者対象の販売は周辺機器全般になるんだけどその中にmicroSD Expressカードもあって、価格も買い占めで価格が上昇している前よりも少し安価で提供されるみたい、もちろん公式に動作保証がされているし公式だからマリオのマークとかもついているのもポイント。

そもそもの話としてメモリーカードとかは需要があれば供給は行われる商品なわけで、今買い占められたとしても6月5日の発売日の頃には再生産は十分に行われるだろうし今よりもコストパフォーマンスに優れた商品も間違いなく出てくるんだよね。

Nintendo Switch 2自体も256GBの内蔵メモリーがあるので初代Switchのダウンロードソフトをすべて入れようとかしない限りはすぐいっぱいにならないだろうし、必要になりそうなタイミングで購入するのも良いんじゃないかしら。

初代Switchにたくさんゲームを保存している人とかはしばらくSwitch 2と初代Switchを並行して使うってのも考えだろうしね。

ちなみにゲームのデータは保存出来ないこれまでのmicroSDカードも画像などの保存や読み出しには対応しているみたいね。

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Nintendo Switch 2で採用される「キーカード」って何なのよ?

その一方でNintendo Switch 2でmicroSD Expressカードが早く需要が出てきそうな印象があるのが「キーカード」と言う存在。

Nintendo Switch 2のゲームカードは初代Switchと同じ形だけどカードの色が赤くなっており、更には最大容量や読み込み速度が大幅に向上したタイプになっているんだけど、その分コストも高くなってしまうのがあるかな。

初代Switchでも32GBのゲームカードは原価が高くなっていたみたいで、ダウンロード版で23GBあるマリオカート ワールドのソフト単独価格が9980円とちょっと割高なのはおそらくそれが原因になっているみたい。

そんな中で登場するのが「キーカード」の存在。

キーカードはその名の通りゲームの起動キーとしての役割のみのゲームカードとなっており、ゲームのデータそのものはSwitch 2本体に挿入した際にダウンロードが案内されてダウンロードしてから遊べる形。

取り扱いとしてはダウンロードカードに近いけれどゲームを遊ぶにはキーカードを本体に挿入する必要があるかな。

ゲームを遊ぶだけだったらダウンロード版の方が良いんだけど、キーカードのメリットとしては物理的なゲームカードの貸し借りや中古へ販売する事が出来るってのがあるかな。

パッケージ版なのでお店のセールとかで価格が下る可能性もあるからね。

とは言え出来ればゲームカードのコストが下がってキーカードがそこまで使われないようになるのが一番良いんだろうけどねぇ。